海外旅行のSIM(シム)カードはどれがいい?eSIM(イーシム)との違い・選び方・設定方法



目次

海外旅行用SIMカードとは?基本的な仕組み

海外旅行用SIMカードは、渡航先でスマートフォンを現地の通信回線につなぐための小さなICカードです。日本で使用しているSIMカードと入れ替えることで、海外でも地図アプリ、翻訳、検索、メッセージ、配車アプリなどを利用できるようになります。

多くの商品は、利用期間とデータ容量があらかじめ決められたプリペイド方式です。たとえば、韓国で5日間利用できる5GBプランや、ヨーロッパの複数国で15日間利用できる10GBプランなどがあります。月額契約ではないため、基本的には契約を解約する手続きも必要ありません。旅行中に必要な通信量を前払いで購入する仕組みと考えると分かりやすいでしょう。

SIMカードを入れ替えると通信回線が変わる

スマートフォンでモバイル通信を利用するには、通信会社との契約情報が記録されたSIMが必要です。海外旅行用SIMカードを端末に入れると、日本で契約している通信会社ではなく、渡航先で提携している通信会社の回線へ接続します。

たとえば、現地の空港に到着して海外SIMカードへ交換すると、そのSIMに登録された通信会社のネットワークを使ってインターネットへ接続します。スマートフォン本体を海外向けに買い替える必要はありません。

ただし、SIMカードを入れれば必ず通信できるわけではありません。利用するスマートフォンが次の条件を満たしているか、出発前に確認する必要があります。

  • SIMロックが解除されている
  • SIMカードのサイズが端末に合っている
  • 渡航先の通信会社が使用する周波数に対応している
  • 購入したSIMカードの対応国に渡航先が含まれている
  • 必要に応じてAPNを設定できる

特に見落としやすいのが、対応国と周波数です。「アジア対応」と書かれていても、訪問する国がすべて含まれているとは限りません。離島や郊外では、利用できる通信会社によって接続しやすさが変わることもあります。

商品ページでは、対応国だけでなく、現地で接続する通信会社の名称や4G・5Gへの対応状況まで確認すると安心です。機種名と渡航先を販売会社に伝え、「この端末で利用できますか」と問い合わせる方法もあります。

1か国専用と周遊タイプの違い

海外旅行用SIMカードには、特定の国だけで使用する1か国専用タイプと、複数の国で使用できる周遊タイプがあります。

韓国だけを旅行する場合は、韓国専用SIMのほうが料金や容量の条件が分かりやすく、選択肢も豊富です。一方、フランス、イタリア、スペインのように複数国を移動する場合は、ヨーロッパ周遊SIMを選ぶと、国境を越えるたびにSIMカードを交換せずに済みます。

周遊タイプを選ぶときは、単に「ヨーロッパ対応」「アジア対応」という表示だけで判断しないことが大切です。経由地を含めて、訪問する国が対応一覧に入っているかを一つずつ確認します。

利用期間の数え方にも注意が必要です。開通した時刻から24時間を1日とする商品もあれば、現地時間の日付が変わると1日分を消費する商品もあります。深夜に到着する旅行では、到着直後に開通すると短時間で1日分を消費してしまう場合があります。

データ通信専用と電話番号付きがある

海外旅行用SIMカードは、データ通信専用の商品が中心です。データ通信専用でも、インターネットを利用するLINE、WhatsApp、Messengerなどの通話機能は使えます。

現地の電話番号が必要な場合は、音声通話やSMSに対応したSIMカードを選びます。ホテルやレストランへ電話をかける予定がある場合、現地の配車サービスでSMS認証が必要な場合、長期滞在で現地のサービスに登録する場合などに向いています。

ただし、電話番号付きと表示されていても、着信専用、SMS受信専用、一定時間だけ通話可能など、利用条件は商品ごとに異なります。電話が必要な人は、次の項目を確認してください。

  • 発信と着信の両方に対応しているか
  • SMSを送受信できるか
  • 現地の電話番号が付与されるか
  • 国際電話をかけられるか
  • 通話可能時間や追加料金はいくらか

日本のSIMカードを抜いて海外SIMカードへ交換すると、通常は日本の電話番号での着信やSMS受信ができなくなります。銀行やクレジットカード会社の本人確認で、日本の電話番号宛てにSMSが届く可能性がある場合は注意が必要です。

日本のSIMカードは、紛失しないように専用ケースへ保管します。SIMカードは非常に小さいため、財布やポケットへ直接入れると、帰国時に見つからなくなることがあります。SIM取り出し用のピンも、SIMカードと一緒に保管しておくと交換がスムーズです。

海外旅行用SIMカードは、渡航先、旅行日数、必要な容量、日本の電話番号を残す必要があるかを整理してから選ぶと失敗しにくくなります

海外旅行用SIMカードとeSIMの違い

海外旅行用SIMカードとeSIMは、どちらも渡航先の通信回線を使うための仕組みです。通信速度や接続できるエリアは、物理カードかeSIMかではなく、商品が提携している現地通信会社やプラン内容によって決まります。

大きな違いは、通信契約の情報をスマートフォンへ入れる方法です。SIMカードは端末のトレイへ物理的なカードを挿入します。eSIMは、スマートフォンに内蔵された部品へ通信契約の情報を追加します。

eSIMはインターネット上で購入し、QRコードや専用アプリを使って設定できます。郵送や店舗での受け取りが必要ないため、出発直前でも準備しやすい方法です。一方、海外旅行用SIMカードは、対応機種の範囲が比較的広く、カードを交換する手順が目に見えるため、スマートフォンの設定操作が苦手な人にも理解しやすい特徴があります。

購入から利用開始までの違い

海外旅行用SIMカードは、通販、家電量販店、空港、現地の通信会社ショップなどで購入します。通販を利用する場合は、出発日までに商品を受け取る必要があります。

現地へ到着した後は、スマートフォンの電源を切り、日本のSIMカードを取り出して海外SIMカードを挿入します。電源を入れ、モバイルデータ通信やデータローミングを有効にすると接続できます。自動でつながらない場合は、説明書に記載されたAPNを入力します。

eSIMは、購入後に送られてくるQRコードを読み取るか、販売会社のアプリから通信プランを追加します。対応しているiPhoneでは設定アプリからモバイル通信を開き、eSIMを追加します。Androidでは機種によって「SIM」「モバイルネットワーク」「ネットワークとインターネット」など、設定項目の名称が異なります。

eSIMで迷いやすいのは、購入、インストール、開通が別の操作になっている点です。日本国内でeSIMを端末へ追加しても、すぐに利用期間が始まらない商品があります。一方、インストールした時点や現地回線を検出した時点で利用開始となる商品もあります。

出発前に設定する場合は、販売会社の説明で次の点を確認します。

  • 日本国内でeSIMを追加してよいか
  • 利用期間が始まるタイミング
  • 現地到着後に有効にする設定
  • データローミングをオンにする必要があるか
  • QRコードを再利用できるか

QRコードは、一度しか読み取れない商品があります。設定途中でeSIMを削除すると、同じQRコードから再登録できない場合もあります。通信できないからといって、すぐにeSIMを削除するのは避けたほうが安全です。

日本のSIMを残せるかどうか

海外旅行用の物理SIMカードを使用する場合、日本のSIMカードを取り出す端末が多いため、日本の電話番号を同時に利用できなくなることがあります。

eSIMなら、日本のSIMカードを端末へ入れたまま海外回線を追加できます。日本の電話番号で着信やSMSを受けながら、インターネット通信だけを海外eSIMへ切り替える使い方が可能です。

ただし、日本のSIMを有効にしていると、海外ローミングや国際通話料金が発生する可能性があります。デュアルSIMで利用するときは、設定画面で役割を分けます。

  • モバイルデータ通信は海外eSIMを選択する
  • モバイルデータ通信の自動切り替えをオフにする
  • 日本のSIMのデータローミングをオフにする
  • 通話の発信前に使用回線を確認する
  • 不要な場合は日本のSIM回線を一時的にオフにする

日本の電話番号で着信した場合、電話に出るだけでも料金がかかることがあります。SMSの受信は無料となるケースが多いものの、契約している通信会社や渡航先によって条件が異なります。出発前に契約中の通信会社で確認してください。

端末の対応状況と選び方

eSIMを利用するには、スマートフォン自体がeSIMに対応していなければなりません。同じシリーズの端末でも、販売された国やモデルによって対応状況が異なる場合があります。

設定画面に「eSIMを追加」「モバイル通信プランを追加」などの項目があるか確認すると、対応状況を判断しやすくなります。端末メーカーの製品仕様で、eSIMとデュアルSIMの対応内容も確認しておきましょう。

物理SIMカードは、eSIMに対応していない古いスマートフォンでも使える可能性があります。ただし、SIMロック、SIMカードのサイズ、対応周波数の確認は必要です。

選び方を整理すると、eSIMが向いているのは次のような人です。

  • 日本のSIMカードを抜きたくない
  • 出発直前にオンラインで購入したい
  • 複数の国で通信プランを切り替えたい
  • 小さなSIMカードを管理したくない
  • スマートフォンの設定操作に慣れている

物理SIMカードが向いているのは、次のような人です。

  • 使用端末がeSIMに対応していない
  • QRコードや回線追加の操作に不安がある
  • 現地の通信会社ショップで設定してもらいたい
  • 通信回線をカードの交換で明確に切り替えたい
  • 長期滞在用の現地電話番号が必要である

eSIMだから必ず便利、SIMカードだから必ず安いとは限りません。同じ国、利用日数、データ容量で料金を比較し、テザリング、速度制限、日本語サポート、追加容量の購入方法まで確認することが重要です。

現地到着後のトラブルに備え、設定方法の画面をスクリーンショットで保存しておくと役立ちます。設定説明をオンラインでしか確認できない状態では、通信できないときに説明書も開けません。ホテルの住所、予約情報、緊急連絡先もオフラインで確認できる状態にしておくと安心です。

eSIMは手軽さと日本回線を残せる点が強みですが、対応機種と開通条件を確認し、設定に不安がある場合は物理SIMカードを選ぶのが確実です

海外旅行でSIMカードを使うメリット・デメリット

海外旅行用SIMカードは、スマホに挿入するだけで現地のモバイル回線を利用できる通信手段です。Wi-Fiルーターのような別の機器を持ち歩かず、地図、翻訳、配車、予約確認などを外出先で使える点が大きな魅力です。

一方、SIMカードを購入すれば必ず快適に通信できるわけではありません。スマホとの相性や設定方法、日本の電話番号の扱いまで理解せずに選ぶと、現地に着いてから使えないことがあります。料金だけで判断せず、メリットとデメリットの両方を確認しておくことが重要です。

スマホだけで移動中も通信できる

SIMカードを使う最大のメリットは、スマホが単独でインターネットにつながることです。Wi-Fiルーターをバッグに入れて持ち歩く必要がなく、ルーターの充電残量や返却時間も気にせずに済みます。

海外旅行では、通信が必要になる場面が想像以上に多くあります。空港からホテルまでの経路を調べる、配車アプリで車を呼ぶ、レストランの営業時間を確認する、外国語のメニューを翻訳するといった操作を、その場ですぐに行えます。

同行者とはぐれた場合や、予定していた列車が運休した場合にも、スマホがつながっていれば代替手段を探しやすくなります。ホテルやカフェのWi-Fiを探すまで何もできない状態を避けられるため、観光だけでなく海外出張でも役立ちます。

前払い式のプランが多く、購入時に利用期間とデータ容量が決まっていることも利点です。日本で契約している携帯電話会社の海外ローミングを誤って使い続ける場合と比べて、通信費の上限を把握しやすくなります。

ただし、海外SIMを使用中でも、日本の回線が有効になっていると海外ローミングが発生する可能性があります。SIMを交換しただけで安心せず、モバイルデータ通信に使用する回線が海外SIMになっているかを設定画面で確認する必要があります。

料金を管理しやすいが容量制限に注意する

海外用SIMカードは、5日間で5GB、10日間で10GBなど、期間と容量があらかじめ決められています。旅行前に支払う金額が確定するため、帰国後に予想外の通信料金を請求される不安を減らせます。

地図、検索、メッセージの送受信を中心に使う場合は、少ない容量でも足りることがあります。ホテルのWi-Fiを併用すれば、写真のバックアップやアプリの更新をWi-Fi接続時にまとめて行うことも可能です。

注意したいのは、同じ無制限という表記でも条件が異なることです。一定量を使うと速度が低下するものや、1日ごとに高速通信の上限が設定されているものがあります。低速化すると、文字中心のメッセージは送れても、地図の読み込みや画像の表示に時間がかかることがあります。

無制限という言葉だけで選ばず、商品説明で次の点を確認することが大切です。

  • 高速通信を利用できる1日あたりの容量
  • 容量超過後の通信速度
  • 翌日に高速通信が回復するか
  • データ容量を追加購入できるか
  • テザリングの通信量も上限に含まれるか

動画視聴やビデオ通話を頻繁に行う人は、想定より早く容量を消費しやすくなります。移動中に動画を自動再生するSNSや、写真を自動でクラウドへ保存する設定も通信量を増やす原因です。渡航前にアプリの自動更新と写真の自動バックアップを停止しておくと、不要な消費を抑えられます。

SIM交換と日本の電話番号に注意する

物理SIMカードには、カードの差し替えが必要というデメリットがあります。SIM取り出し用のピンを忘れたり、空港や機内で交換した際に日本のSIMカードを落としたりする失敗は珍しくありません。

現在主流のnanoSIMは小さいため、財布のポケットへ直接入れると紛失しやすくなります。SIMカードケースやふた付きの小袋を用意し、日本のSIMカードを取り出した直後に収納するのが安全です。SIMカードを貼り付けていた台紙も、帰国後の確認用として保管しておきましょう。

海外SIMに交換すると、日本で使用している電話番号による着信やSMS認証を受けられなくなる場合があります。銀行、クレジットカード会社、予約サービスなどが本人確認コードをSMSで送る仕組みになっていると、現地で手続きを進められない可能性があります。

出発前には、旅行中に使用するサービスへログインできるかを確認し、必要に応じて認証アプリやメール認証へ切り替えておくと安心です。家族や勤務先にも、日本の電話番号では連絡を受けられない可能性があることを伝え、連絡用のアプリを決めておきます。

設定面でも注意が必要です。SIMカードを挿すだけで自動接続される商品がある一方、APN情報の入力や回線の有効化が必要な商品もあります。現地で説明書をオンライン表示しようとしても、通信できなければ確認できません。設定手順、APN情報、問い合わせ先は、出発前に画面保存しておくのが確実です。

海外SIMカードは、1人でスマホを使い、荷物を増やしたくない人には使いやすい方法です。反対に、複数人で通信を共有したい場合や、スマホの設定に強い不安がある場合は、Wi-Fiルーターや契約中の携帯電話会社の海外サービスも含めて比較したほうが失敗を防げます。

海外SIMカードは料金の安さだけで選ばず、日本の電話番号が使えなくなる場面と、現地で自分が設定できるかまで考えることが大切です

海外旅行用SIMカードの失敗しない選び方

海外旅行用SIMカードを選ぶときは、データ容量や販売価格を見る前に、渡航先とスマホの組み合わせで利用できるかを確認します。安価で大容量のプランでも、端末が対応していなければ通信できません。

比較する順番は、端末の対応状況、対象国と利用エリア、利用期間、データ容量、必要な機能、サポート体制です。この順番で絞り込むと、条件に合わない商品を早い段階で除外できます。

スマホで使用できるSIMか確認する

最初に確認するのは、スマホがSIMフリーであるか、SIMロックが解除されているかです。確認方法は機種によって異なりますが、端末の設定画面や契約中の携帯電話会社の会員ページから調べられます。

商品ページに対応機種一覧が掲載されている場合は、iPhoneやAndroidという大きなくくりだけで判断せず、正確な機種名や型番まで照合します。同じシリーズ名でも、発売された国や販売会社によって対応する周波数が異なる場合があるためです。

物理SIMカードでは、カードのサイズも確認します。現在はnanoSIMが中心ですが、古い端末やモバイルルーターでは異なるサイズを使うことがあります。複数のサイズに切り離せるタイプでも、必要以上に小さく切り取ると元に戻せません。

購入前に確認する主な項目は次のとおりです。

  • SIMフリーまたはSIMロック解除済みか
  • 端末の機種名と型番が対応しているか
  • 渡航先で使われる通信周波数に対応しているか
  • SIMカードのサイズが一致しているか
  • APNの手動設定が必要か
  • 利用開始前の登録や本人確認が必要か

機種への対応が不明な場合は、販売会社へ機種名と型番を伝えて確認します。「このAndroidで使えますか」では情報が足りません。「Google Pixelの機種名、型番、購入した携帯電話会社」のように具体的に伝えると回答を得やすくなります。

対応国だけでなく利用エリアと期間を見る

渡航先の国名が対応一覧に含まれていても、国内のすべての場所で同じように通信できるとは限りません。都市部ではつながりやすくても、郊外、山間部、離島では電波が弱くなることがあります。

利用する現地通信会社が明記されている商品では、その通信会社のサービスエリアも判断材料になります。都市観光が中心なら大きな問題になりにくい一方、地方への移動やレンタカー旅行を予定している場合は、料金差よりもエリアの広さを優先したほうが安全です。

複数国を訪れる旅行では、周遊タイプが便利です。ただし、乗り継ぎで滞在する国や、国境を越えて立ち寄る地域まで対象に含まれているかを確認します。「ヨーロッパ対応」「アジア対応」と書かれていても、対象国の組み合わせは商品ごとに異なります。

利用期間の数え方も見落としやすいポイントです。開通した時刻から24時間を1日として数える商品と、現地時間の日付が変わると1日消費する商品では、同じ5日間プランでも実際に使える長さが変わります。

日本で動作確認をしようとして開通操作を行うと、その時点から利用期間が始まることもあります。開通操作を行う場所とタイミングは、説明書で事前に確認してください。旅行日数と同じ日数ではなく、到着日と出発日を含めて何日必要かを数えることが重要です。

たとえば、夜に到着して5日後の早朝に出発する旅程でも、日付単位で数えるプランでは6日分必要になる可能性があります。欠航や予定変更に備えるなら、旅行日数より1日程度長いプランを選ぶ方法もあります。

データ容量と必要な機能を絞り込む

データ容量は、旅行日数だけでなく、スマホで何をするかによって決めます。地図、検索、メッセージが中心なら消費量を抑えやすい一方、動画、ビデオ通話、写真の自動保存、テザリングは容量を多く使います。

容量を選ぶ前に、旅行中の使い方を三つに分けて考えると判断しやすくなります。

  • 地図、翻訳、検索、メッセージが中心
  • SNSへの写真投稿や音声通話も行う
  • 動画視聴、ビデオ通話、パソコン接続を行う

ホテルのWi-Fiを利用できる予定でも、常に安定しているとは限りません。チェックイン前の移動時間や、ホテル外で過ごす時間を基準に必要容量を考えます。容量を節約したい場合は、地図のオフラインデータや翻訳用の言語データを出発前にダウンロードしておく方法があります。

通話機能については、現地の電話番号が本当に必要かを整理します。レストランやホテルへ電話する予定がなく、家族や同行者との連絡をアプリで行うなら、データ通信専用SIMでも対応できます。

現地ツアー会社との電話連絡、配達サービスの利用、仕事上の発着信が必要な場合は、音声通話付きのSIMを検討します。音声通話付きと書かれていても、発信可能時間、対象国、国際電話の扱いは異なるため確認が必要です。

同行者のスマホやパソコンへ通信を共有する予定がある人は、テザリング対応も確認します。端末側でテザリングが使えても、SIMの利用規約で禁止されている場合や、共有通信に別の上限が設定されている場合があります。

最後に確認したいのがサポートです。低価格の商品でも、問い合わせが英語のみ、受付が日本時間の日中のみ、返信まで時間がかかるといった場合があります。現地でつながらないときに利用できる連絡手段を確認し、注文番号やSIM番号を画面保存しておきます。

初心者は、最安値よりも日本語サポート、設定説明の分かりやすさ、追加容量の購入可否を優先したほうが安心です。スマホの設定に慣れている人は、対応エリアや速度制限を比較することで、料金を抑えながら条件に合う商品を選べます。

海外旅行用SIMカードは、価格と容量から探すのではなく、端末、渡航先、期間、使い方の順に条件を絞ると選び間違いを防げます

海外旅行でSIMカードを使うメリット・デメリット

海外旅行用SIMカードは、スマホに挿入するだけで現地のモバイル回線を利用できる通信手段です。Wi-Fiルーターのような別の機器を持ち歩かず、地図、翻訳、配車、予約確認などを外出先で使える点が大きな魅力です。

一方、SIMカードを購入すれば必ず快適に通信できるわけではありません。スマホとの相性や設定方法、日本の電話番号の扱いまで理解せずに選ぶと、現地に着いてから使えないことがあります。料金だけで判断せず、メリットとデメリットの両方を確認しておくことが重要です。

スマホだけで移動中も通信できる

SIMカードを使う最大のメリットは、スマホが単独でインターネットにつながることです。Wi-Fiルーターをバッグに入れて持ち歩く必要がなく、ルーターの充電残量や返却時間も気にせずに済みます。

海外旅行では、通信が必要になる場面が想像以上に多くあります。空港からホテルまでの経路を調べる、配車アプリで車を呼ぶ、レストランの営業時間を確認する、外国語のメニューを翻訳するといった操作を、その場ですぐに行えます。

同行者とはぐれた場合や、予定していた列車が運休した場合にも、スマホがつながっていれば代替手段を探しやすくなります。ホテルやカフェのWi-Fiを探すまで何もできない状態を避けられるため、観光だけでなく海外出張でも役立ちます。

前払い式のプランが多く、購入時に利用期間とデータ容量が決まっていることも利点です。日本で契約している携帯電話会社の海外ローミングを誤って使い続ける場合と比べて、通信費の上限を把握しやすくなります。

ただし、海外SIMを使用中でも、日本の回線が有効になっていると海外ローミングが発生する可能性があります。SIMを交換しただけで安心せず、モバイルデータ通信に使用する回線が海外SIMになっているかを設定画面で確認する必要があります。

料金を管理しやすいが容量制限に注意する

海外用SIMカードは、5日間で5GB、10日間で10GBなど、期間と容量があらかじめ決められています。旅行前に支払う金額が確定するため、帰国後に予想外の通信料金を請求される不安を減らせます。

地図、検索、メッセージの送受信を中心に使う場合は、少ない容量でも足りることがあります。ホテルのWi-Fiを併用すれば、写真のバックアップやアプリの更新をWi-Fi接続時にまとめて行うことも可能です。

注意したいのは、同じ無制限という表記でも条件が異なることです。一定量を使うと速度が低下するものや、1日ごとに高速通信の上限が設定されているものがあります。低速化すると、文字中心のメッセージは送れても、地図の読み込みや画像の表示に時間がかかることがあります。

無制限という言葉だけで選ばず、商品説明で次の点を確認することが大切です。

  • 高速通信を利用できる1日あたりの容量
  • 容量超過後の通信速度
  • 翌日に高速通信が回復するか
  • データ容量を追加購入できるか
  • テザリングの通信量も上限に含まれるか

動画視聴やビデオ通話を頻繁に行う人は、想定より早く容量を消費しやすくなります。移動中に動画を自動再生するSNSや、写真を自動でクラウドへ保存する設定も通信量を増やす原因です。渡航前にアプリの自動更新と写真の自動バックアップを停止しておくと、不要な消費を抑えられます。

SIM交換と日本の電話番号に注意する

物理SIMカードには、カードの差し替えが必要というデメリットがあります。SIM取り出し用のピンを忘れたり、空港や機内で交換した際に日本のSIMカードを落としたりする失敗は珍しくありません。

現在主流のnanoSIMは小さいため、財布のポケットへ直接入れると紛失しやすくなります。SIMカードケースやふた付きの小袋を用意し、日本のSIMカードを取り出した直後に収納するのが安全です。SIMカードを貼り付けていた台紙も、帰国後の確認用として保管しておきましょう。

海外SIMに交換すると、日本で使用している電話番号による着信やSMS認証を受けられなくなる場合があります。銀行、クレジットカード会社、予約サービスなどが本人確認コードをSMSで送る仕組みになっていると、現地で手続きを進められない可能性があります。

出発前には、旅行中に使用するサービスへログインできるかを確認し、必要に応じて認証アプリやメール認証へ切り替えておくと安心です。家族や勤務先にも、日本の電話番号では連絡を受けられない可能性があることを伝え、連絡用のアプリを決めておきます。

設定面でも注意が必要です。SIMカードを挿すだけで自動接続される商品がある一方、APN情報の入力や回線の有効化が必要な商品もあります。現地で説明書をオンライン表示しようとしても、通信できなければ確認できません。設定手順、APN情報、問い合わせ先は、出発前に画面保存しておくのが確実です。

海外SIMカードは、1人でスマホを使い、荷物を増やしたくない人には使いやすい方法です。反対に、複数人で通信を共有したい場合や、スマホの設定に強い不安がある場合は、Wi-Fiルーターや契約中の携帯電話会社の海外サービスも含めて比較したほうが失敗を防げます。

海外SIMカードは料金の安さだけで選ばず、日本の電話番号が使えなくなる場面と、現地で自分が設定できるかまで考えることが大切です

海外旅行用SIMカードの失敗しない選び方

海外旅行用SIMカードを選ぶときは、データ容量や販売価格を見る前に、渡航先とスマホの組み合わせで利用できるかを確認します。安価で大容量のプランでも、端末が対応していなければ通信できません。

比較する順番は、端末の対応状況、対象国と利用エリア、利用期間、データ容量、必要な機能、サポート体制です。この順番で絞り込むと、条件に合わない商品を早い段階で除外できます。

スマホで使用できるSIMか確認する

最初に確認するのは、スマホがSIMフリーであるか、SIMロックが解除されているかです。確認方法は機種によって異なりますが、端末の設定画面や契約中の携帯電話会社の会員ページから調べられます。

商品ページに対応機種一覧が掲載されている場合は、iPhoneやAndroidという大きなくくりだけで判断せず、正確な機種名や型番まで照合します。同じシリーズ名でも、発売された国や販売会社によって対応する周波数が異なる場合があるためです。

物理SIMカードでは、カードのサイズも確認します。現在はnanoSIMが中心ですが、古い端末やモバイルルーターでは異なるサイズを使うことがあります。複数のサイズに切り離せるタイプでも、必要以上に小さく切り取ると元に戻せません。

購入前に確認する主な項目は次のとおりです。

  • SIMフリーまたはSIMロック解除済みか
  • 端末の機種名と型番が対応しているか
  • 渡航先で使われる通信周波数に対応しているか
  • SIMカードのサイズが一致しているか
  • APNの手動設定が必要か
  • 利用開始前の登録や本人確認が必要か

機種への対応が不明な場合は、販売会社へ機種名と型番を伝えて確認します。「このAndroidで使えますか」では情報が足りません。「Google Pixelの機種名、型番、購入した携帯電話会社」のように具体的に伝えると回答を得やすくなります。

対応国だけでなく利用エリアと期間を見る

渡航先の国名が対応一覧に含まれていても、国内のすべての場所で同じように通信できるとは限りません。都市部ではつながりやすくても、郊外、山間部、離島では電波が弱くなることがあります。

利用する現地通信会社が明記されている商品では、その通信会社のサービスエリアも判断材料になります。都市観光が中心なら大きな問題になりにくい一方、地方への移動やレンタカー旅行を予定している場合は、料金差よりもエリアの広さを優先したほうが安全です。

複数国を訪れる旅行では、周遊タイプが便利です。ただし、乗り継ぎで滞在する国や、国境を越えて立ち寄る地域まで対象に含まれているかを確認します。「ヨーロッパ対応」「アジア対応」と書かれていても、対象国の組み合わせは商品ごとに異なります。

利用期間の数え方も見落としやすいポイントです。開通した時刻から24時間を1日として数える商品と、現地時間の日付が変わると1日消費する商品では、同じ5日間プランでも実際に使える長さが変わります。

日本で動作確認をしようとして開通操作を行うと、その時点から利用期間が始まることもあります。開通操作を行う場所とタイミングは、説明書で事前に確認してください。旅行日数と同じ日数ではなく、到着日と出発日を含めて何日必要かを数えることが重要です。

たとえば、夜に到着して5日後の早朝に出発する旅程でも、日付単位で数えるプランでは6日分必要になる可能性があります。欠航や予定変更に備えるなら、旅行日数より1日程度長いプランを選ぶ方法もあります。

データ容量と必要な機能を絞り込む

データ容量は、旅行日数だけでなく、スマホで何をするかによって決めます。地図、検索、メッセージが中心なら消費量を抑えやすい一方、動画、ビデオ通話、写真の自動保存、テザリングは容量を多く使います。

容量を選ぶ前に、旅行中の使い方を三つに分けて考えると判断しやすくなります。

  • 地図、翻訳、検索、メッセージが中心
  • SNSへの写真投稿や音声通話も行う
  • 動画視聴、ビデオ通話、パソコン接続を行う

ホテルのWi-Fiを利用できる予定でも、常に安定しているとは限りません。チェックイン前の移動時間や、ホテル外で過ごす時間を基準に必要容量を考えます。容量を節約したい場合は、地図のオフラインデータや翻訳用の言語データを出発前にダウンロードしておく方法があります。

通話機能については、現地の電話番号が本当に必要かを整理します。レストランやホテルへ電話する予定がなく、家族や同行者との連絡をアプリで行うなら、データ通信専用SIMでも対応できます。

現地ツアー会社との電話連絡、配達サービスの利用、仕事上の発着信が必要な場合は、音声通話付きのSIMを検討します。音声通話付きと書かれていても、発信可能時間、対象国、国際電話の扱いは異なるため確認が必要です。

同行者のスマホやパソコンへ通信を共有する予定がある人は、テザリング対応も確認します。端末側でテザリングが使えても、SIMの利用規約で禁止されている場合や、共有通信に別の上限が設定されている場合があります。

最後に確認したいのがサポートです。低価格の商品でも、問い合わせが英語のみ、受付が日本時間の日中のみ、返信まで時間がかかるといった場合があります。現地でつながらないときに利用できる連絡手段を確認し、注文番号やSIM番号を画面保存しておきます。

初心者は、最安値よりも日本語サポート、設定説明の分かりやすさ、追加容量の購入可否を優先したほうが安心です。スマホの設定に慣れている人は、対応エリアや速度制限を比較することで、料金を抑えながら条件に合う商品を選べます。

海外旅行用SIMカードは、価格と容量から探すのではなく、端末、渡航先、期間、使い方の順に条件を絞ると選び間違いを防げます

海外旅行用SIMカードはどこで買える?

海外旅行用SIMカードは、日本国内の通販サイトや家電量販店、出発空港、渡航先の空港や通信会社ショップなどで購入できます。どの購入先が適しているかは、出発までの日数、設定への慣れ、価格を重視するか、現地の電話番号が必要かによって変わります。

安さだけで選ぶと、商品が旅行日程に間に合わなかったり、渡航先で開通できなかったりすることがあります。購入場所を決める前に、対応国、利用日数、データ容量、開通方法、問い合わせ方法まで確認しておくことが重要です。

通販サイトは価格とプランを比較しやすい

Amazonや楽天市場、家電量販店のオンラインストアなどでは、多数の海外旅行用SIMカードを比較できます。「韓国 SIM 5日間」「ヨーロッパ周遊 SIM 10GB」のように、渡航先、日数、必要容量を組み合わせて検索すると候補を絞りやすくなります。

通販サイトの利点は、料金だけでなく、利用者のレビューや商品説明を確認できることです。ただし、レビューの評価が高くても、自分の渡航先やスマホで使えるとは限りません。購入画面では、少なくとも次の項目を確認します。

  • 渡航するすべての国と地域が対象に含まれているか
  • 利用開始日から帰国日まで有効期間が足りるか
  • 使用するスマホのSIMサイズに対応しているか
  • テザリングや音声通話、SMSを利用できるか
  • APN設定やアクティベーションが必要か
  • 容量超過後に低速通信を使えるか
  • 日本語の説明書や問い合わせ窓口があるか
  • SIMカードの有効期限が旅行日より後になっているか

通販で起こりやすい失敗は、商品名だけを見て購入することです。「アジア対応」と表示されていても、訪問予定の国がすべて含まれているとは限りません。同じ国向けの商品でも、都市部では使いやすい一方、郊外や離島では対応する通信会社や周波数が限られる場合があります。

販売元の確認も欠かせません。商品ページに問い合わせ先がない、設定方法の説明が極端に少ない、利用できる現地回線が明記されていない商品は、接続トラブルが起きたときに対応しにくくなります。価格差が小さい場合は、日本語サポートの受付時間や連絡方法まで明示している販売元を選ぶほうが安心です。

物理SIMカードは配送が必要なので、出発日の1週間前までに注文しておくと余裕を持てます。連休や大型セールの期間は配送が遅れることもあるため、商品到着予定日ではなく、遅延した場合でも間に合う日程で注文することが大切です。

家電量販店や空港では相談しながら購入できる

海外旅行用SIMカードは、家電量販店のスマートフォン用品売り場でも販売されています。設定に不安がある場合は、店員にスマホの機種名、渡航先、旅行日数を伝え、使用できる商品を確認できます。

店頭で相談するときは、「この国で使えますか」だけでは情報が足りません。複数都市を移動する場合は、訪問予定の国と都市をすべて伝えます。経由地の空港で通信したい場合は、乗り継ぎ国も対象に含まれるか確認してください。

家電量販店はその日のうちに持ち帰れる一方、店舗によって在庫や取り扱い国が異なります。渡航先が比較的珍しい国である場合や、周遊タイプを探している場合は、来店前に在庫を確認したほうが確実です。

国際空港の販売カウンターや自動販売機でも購入できます。出発当日にSIMカードを用意していないことに気づいた場合には便利ですが、通販と比べて商品数が少なく、料金が高めになることがあります。搭乗手続きや保安検査で時間がかかるため、空港で選び始める場合は十分な時間を確保しなければなりません。

空港の自動販売機では店員に質問できないため、対応国や開通方法を自分で判断する必要があります。パッケージに大きく表示されたデータ容量だけで決めず、有効期間、対象国、利用開始の条件も確認してください。

現地購入は長期滞在や通話が必要な場合に向いている

渡航先の空港や街中にある通信会社ショップ、携帯電話販売店、コンビニなどでもプリペイドSIMカードを購入できます。現地の通信会社が提供するプランは、データ容量が多く、現地の電話番号や音声通話が付いている場合があります。長期滞在、留学、出張などで現地の店舗や取引先へ電話をかける人には有力な選択肢です。

現地で購入する場合は、パスポートの提示や利用者登録を求められることがあります。店舗によっては、店員がSIMカードの挿入、本人確認、開通作業まで行ってくれます。購入後は店を出る前に、モバイルデータ通信、地図、メッセージ送信が正常に使えるか確認してください。

料金表に書かれている容量が、旅行期間全体の容量なのか、1日ごとの上限なのかも確認が必要です。「無制限」と表示されていても、一定量を超えると通信速度が低下するプランがあります。店員には、利用期間、高速通信の上限、テザリングの可否、追加料金の有無を具体的に聞くと判断しやすくなります。

現地購入の弱点は、到着直後に通信できない時間が生じることです。空港からホテルまで配車アプリを使う予定がある場合、SIMカードを購入できる店舗を探すためにも通信が必要になることがあります。深夜便では販売店が閉まっている可能性もあります。

到着後すぐに地図や配車アプリを使いたい人は、日本でSIMカードを用意するか、出発前にeSIMを設定しておくほうが確実です。現地SIMを購入する場合でも、空港Wi-Fiの接続方法、ホテルの住所、移動経路を事前に保存しておくと、通信できない状況に対応できます。

購入場所は価格だけで決めず、出発までの日数、設定サポート、到着直後に通信が必要かという3点で選ぶと失敗を減らせます

海外旅行で必要なデータ容量の目安

海外旅行で必要なデータ容量は、地図や検索が中心なら1日300MB前後、SNSへの写真投稿やアプリ通話も使うなら1日500MB前後、動画視聴やビデオ通話が多いなら1日1GB以上が目安です。

ただし、同じ旅行日数でも使い方によって消費量は大きく変わります。ホテルのWi-Fiを使えるか、同行者へテザリングするか、移動中に動画を見るかまで整理してから容量を選ぶ必要があります。

旅行日数と使い方から必要容量を計算する

必要なデータ容量は、1日に使う容量に旅行日数を掛けて計算します。通信量が不足すると困るため、計算した容量に20%から30%程度の余裕を加えておくと安心です。

スマホの使い方1日あたりの目安3日間の目安7日間の目安
地図、検索、メッセージが中心300MB前後1GB前後2GBから3GB
写真投稿、音声通話も利用500MB前後2GB前後4GB前後
動画、ビデオ通話をよく利用1GB以上3GB以上7GB以上
テザリングや仕事でも利用1GBから2GB以上5GB前後10GB以上

3泊4日の旅行では、滞在日数ではなく通信を使う日数で考えます。出発日の空港から帰国日の到着まで毎日使うなら、4日分として計算してください。乗り継ぎ国でも通信する場合は、その時間に使う容量も加えます。

地図アプリは、画面を確認するだけなら極端に多くのデータを消費するわけではありません。ただし、経路を何度も検索したり、航空写真を表示したり、周辺の店舗情報や画像を繰り返し読み込んだりすると使用量が増えます。渡航前に目的地周辺のオフラインマップを保存しておくと、現地での通信量を抑えられます。

メッセージアプリも文字だけなら少量ですが、写真や動画を送受信すると消費量が増えます。家族へ毎日写真を数十枚送る予定がある人は、地図と検索だけを使う人より多めに見積もる必要があります。

動画や自動通信が容量を消費しやすい

旅行中にデータ容量を使い切る原因は、目的地の検索よりも、動画やスマホの自動通信であることが少なくありません。SNSのタイムラインでは、操作していなくても動画が自動再生されることがあります。短時間の閲覧でも、複数の動画が読み込まれると通信量が増えます。

ビデオ通話、動画配信サービス、高画質動画の投稿も容量を消費しやすい使い方です。移動中に映画やドラマを見る予定がある場合は、ホテルのWi-Fiで事前にダウンロードしておくとよいでしょう。SNSへ動画を投稿するときも、Wi-Fi接続時にまとめて送信する方法が有効です。

見落としやすいのが、次のようなバックグラウンド通信です。

  • 写真や動画のクラウドへの自動バックアップ
  • アプリの自動更新
  • スマホ本体のシステム更新
  • メールへの大容量ファイルの自動添付
  • SNSやニュースアプリの動画自動再生
  • 音楽配信サービスの高音質再生
  • テザリングしたパソコンの更新処理

特に写真の自動バックアップは、旅行中に撮影枚数が増えるほど通信量も増えます。渡航前に、モバイルデータ通信ではバックアップしない設定へ変更しておくと安心です。

同行者へテザリングする場合は、接続する人数分だけ使用量が増える可能性があります。1台のスマホで地図を見るだけのつもりでも、同行者の端末がアプリ更新や写真バックアップを始めると、短時間で容量を消費します。共有する場合は、各端末の自動更新を止め、使用目的を地図や連絡に限定すると管理しやすくなります。

無制限プランは速度制限の条件を確認する

容量を細かく計算したくない場合は、無制限プランが候補になります。ただし、無制限という表示だけで判断してはいけません。プランによっては、1日あたりの高速通信量が決められており、上限を超えると低速になる仕組みがあります。

購入前には、次の条件を確認します。

  • 旅行期間を通して完全に無制限なのか
  • 1日ごとに高速通信の上限があるのか
  • 上限到達後の通信速度はどの程度か
  • 翌日に高速通信が回復するのか
  • 容量を追加購入できるのか
  • テザリング時にも無制限が適用されるのか

速度制限後もメッセージを送れる場合はありますが、地図の読み込みや配車アプリの起動に時間がかかることがあります。緊急時に必要な通信を残すためにも、動画視聴や大容量ファイルの送信はWi-Fi環境で行うのが安全です。

必要容量を迷ったときは、普段のスマホに表示されているモバイルデータ使用量も参考になります。iPhoneやAndroidの設定画面で、直近の通信量やアプリ別の使用量を確認し、旅行中に使わないアプリを除いて計算します。

ただし、日本では自宅や職場のWi-Fiへ自動接続していることが多いため、普段のモバイル通信量をそのまま海外旅行へ当てはめると不足することがあります。海外では地図、翻訳、交通情報、店舗検索を屋外で使う機会が増えるため、日常の使用量より少し多めに見積もるのが現実的です。

必要容量は旅行日数だけでなく、動画、自動バックアップ、テザリングの有無まで含めて計算し、少し余裕のあるプランを選びましょう

海外旅行用SIMカードの設定方法

海外旅行用SIMカードは、スマホに挿入するだけで必ず通信できるとは限りません。SIMカードの交換後に、利用する回線の選択、モバイルデータ通信、データローミング、APNなどを正しく設定する必要があります。設定項目はiPhoneとAndroidで異なり、同じAndroidでもメーカーや機種によって画面名が変わります。

現地で設定方法を検索できない事態に備え、購入したSIMカードの説明書を保存しておくことが重要です。紙の説明書だけでなく、APN情報、サポートの連絡先、注文番号をスクリーンショットに残しておくと、インターネットにつながらない状態でも確認できます。

出発前に済ませておく準備

最初に、自分のスマホで購入した海外SIMカードを利用できるか確認します。確認する項目は、SIMロック、SIMカードのサイズ、対応国、利用期間、対応周波数です。

iPhoneでは、設定から一般、情報の順に開き、SIMロックの欄を確認します。「SIMロックなし」と表示されていれば、ほかの通信会社のSIMカードを利用できる状態です。Androidは機種によって確認場所が異なるため、設定内のSIMカード、モバイルネットワーク、端末情報などを確認します。

SIMカードのサイズは、多くのスマホでnanoSIMが使われています。複数のサイズに切り離せるタイプでは、必要以上に外枠を外さないようにしてください。一度小さいサイズまで切り離すと、元の大きさには戻せません。

出発前には、次のものをまとめておくと安心です。

  • 海外SIMカード
  • SIM取り出し用ピン
  • 日本のSIMカードを保管するケース
  • APN名やユーザー名などを保存した画面
  • 購入番号や注文確認メール
  • サポート窓口の連絡方法

SIM取り出し用ピンがない場合は、細いクリップで代用できることもあります。ただし、無理に押し込むと端末を傷つけるため、専用ピンを準備するほうが安全です。

開通作業を日本で行うべきか、現地到着後に行うべきかも確認します。SIMカードによっては、最初に通信した時点やアクティベーションを完了した時点から利用日数が数えられます。出発前に開通すると、旅行前から有効期間が減る可能性があります。

一方、事前登録や本人確認が必要な商品は、渡航前に手続きを済ませないと現地で使えません。「SIMカードの挿入」と「開通手続き」は別の作業として考え、販売会社の案内に従ってください。

現地到着後にSIMカードを入れ替える手順

飛行機が到着してからSIMカードを交換する場合は、まずスマホの電源を切ります。電源を入れたまま交換できる機種もありますが、認識不良を避けるため、電源を切ってから作業するほうが確実です。

SIMトレイの小さな穴に取り出し用ピンをまっすぐ差し込み、トレイを引き出します。マイク用の穴と間違えないよう、端末の説明書や側面の形状を確認してください。

日本で使用しているSIMカードを外したら、海外SIMカードをトレイの切り欠きに合わせて置きます。カードが浮いている状態でトレイを押し込むと、カードや内部部品を傷めるおそれがあります。水平に収まっていることを確かめてから戻します。

取り外した日本のSIMカードは、透明な袋や専用ケースに入れて保管します。財布にそのまま入れると、紛失や破損の原因になります。SIMカードの台紙が残っている場合は、台紙に貼り直しておく方法もあります。

スマホの電源を入れた後、数分待って画面上部に通信会社名や電波マークが表示されるか確認します。すぐに表示されないからといって、何度もSIMカードを抜き差しする必要はありません。現地ネットワークへの登録に時間がかかることがあります。

デュアルSIM対応端末では、日本の回線と海外SIMの両方が表示されます。この場合は、モバイルデータ通信に使う回線として海外SIMを選択してください。日本の回線が選ばれたままだと、海外ローミング料金が発生する可能性があります。

データ通信の自動切り替え機能も確認します。海外SIMの電波が一時的に弱くなったとき、日本のSIMへ自動的に切り替わる設定では、意図せず日本の回線で通信することがあります。必要がなければ、自動切り替えをオフにしておくほうが管理しやすくなります。

モバイルデータ通信とAPNを設定する

SIMカードが認識されてもインターネットにつながらない場合は、モバイルデータ通信とデータローミングを確認します。

海外旅行用SIMカードは、現地の提携通信会社へローミング接続する仕組みの商品があるため、データローミングをオンにしないと通信できない場合があります。「ローミングをオンにすると高額になる」と考えて一律にオフにするのではなく、購入したSIMカードの説明書を優先してください。

デュアルSIMの場合は、日本のSIMではなく、海外SIM側のデータローミングをオンにします。日本の回線側は、モバイルデータ通信とデータローミングをオフにしておくと、誤接続を防ぎやすくなります。

iPhoneでは、設定からモバイル通信を開き、海外SIMの回線がオンになっているか確認します。モバイルデータ通信の項目では、利用する回線として海外SIMを選択します。回線ごとの設定画面にデータローミングがある場合は、商品の案内に従って切り替えます。

Androidでは、設定からネットワークとインターネット、SIM、モバイルネットワークなどを開きます。画面名は機種によって異なりますが、海外SIMを有効にし、モバイルデータ通信に使用するSIMとして選択します。

自動設定でつながらない場合は、APNを手動で登録します。Androidでは、アクセスポイント名の画面から新しいAPNを追加し、説明書に記載された情報を入力します。

主に入力する可能性がある項目は次のとおりです。

  • 名前
  • APN
  • ユーザー名
  • パスワード
  • 認証タイプ
  • MCC
  • MNC
  • APNタイプ

説明書に書かれていない項目を推測して入力する必要はありません。入力後は保存するだけでなく、作成したAPNの右側にある選択ボタンを押し、使用中のAPNに設定します。保存しただけで選択していないことが、つながらない原因になるケースがあります。

設定後はWi-Fiをオフにし、モバイル回線だけで地図や検索ページを開きます。Wi-Fiにつながったままでは、海外SIMが正常に通信できているか判断できません。テザリングを使う予定がある場合は、スマホでの通信確認後にパソコンや同行者の端末も接続しておきます。

海外SIMの設定では、カードの交換よりも、どの回線をデータ通信に使うかを正しく選ぶことが重要です

海外旅行用SIMカードがつながらないときの対処法

海外旅行用SIMカードがつながらない場合は、設定を手当たり次第に変更するのではなく、症状を確認してから原因を切り分けます。

画面上部に「圏外」や「サービスなし」と表示されている場合は、SIMカードの認識、開通状態、対応周波数、接続先の通信会社に問題がある可能性があります。電波マークや通信会社名が表示されているのにインターネットだけ使えない場合は、モバイルデータ通信、データローミング、APN、容量制限を重点的に確認します。

最初に確認する基本設定

まず、Wi-Fiをオフにします。空港やホテルのWi-Fiにつながっていると、海外SIMが通信できているように見える場合があります。反対に、接続状態の悪いWi-Fiをスマホが使い続けているため、海外SIMが正常でもページを開けないこともあります。

次に、以下の設定を順番に確認します。

  • 機内モードがオフになっている
  • モバイルデータ通信がオンになっている
  • 海外SIMの回線が有効になっている
  • モバイルデータ通信に海外SIMが選ばれている
  • 必要な場合は海外SIM側のデータローミングがオンになっている
  • データ通信の残量と利用期間が残っている

設定に問題が見当たらない場合は、機内モードを一度オンにし、20秒ほど待ってからオフにします。この操作により、現地の通信会社へ接続し直せる場合があります。

改善しなければ、スマホを再起動します。SIMカードを交換した直後は、端末が以前の回線情報を保持していることがあります。再起動によって海外SIMの情報を読み直し、正常につながることがあります。

デュアルSIM端末では、日本のSIMを一時的にオフにして、海外SIMだけを有効にする方法も有効です。回線の選択ミスや自動切り替えが原因かどうかを判断しやすくなります。

日付と時刻が大きくずれている場合も、認証やアプリ通信に影響することがあります。日付と時刻の設定を自動にし、現地のタイムゾーンが反映されているか確認してください。

APNと接続先ネットワークを見直す

電波は表示されているのに通信できない場合は、APNを確認します。入力した文字列の前後に不要な空白が入っていないか、大文字と小文字を間違えていないかを見ます。似ている文字にも注意が必要です。数字の0と英字のO、数字の1と小文字のlは、スマホ画面では判別しにくいことがあります。

Androidでは、作成したAPNが選択済みになっているか確認します。APNを保存しても、以前使っていたAPNが選択されたままでは通信できません。不要な項目を自己判断で入力すると接続に失敗することがあるため、販売会社が指定した項目だけを設定します。

iPhoneでは、以前使用していた格安SIMなどの構成プロファイルが残っていると、海外SIMの通信に影響する場合があります。ただし、構成プロファイルを削除すると帰国後に日本のSIMがつながらなくなることがあるため、削除前に再インストール方法を確認してください。

接続先の通信会社は通常、自動で選択されます。自動選択で圏外になる場合は、ネットワーク選択を手動に切り替え、説明書に記載された提携通信会社を選びます。表示された通信会社を適当に選ぶのではなく、利用可能な接続先を確認することが重要です。

5Gで接続が安定しない場合は、通信方式を4GまたはLTEへ変更すると改善することがあります。海外SIMが5G対応と表示されていても、地域、端末、提携回線の組み合わせによっては5Gを利用できません。旅行中に地図やメッセージを使う目的であれば、速度より接続の安定性を優先したほうが実用的です。

国境付近や複数国を移動した直後は、前の国の通信会社情報が残り、接続に時間がかかる場合があります。機内モードのオンとオフを行い、接続先ネットワークを再検索してください。周遊SIMであっても、国を移動するたびにネットワークへ再登録する必要があります。

SIMカードと契約状態を確認する

圏外のまま改善しない場合は、スマホの電源を切り、SIMカードを入れ直します。カードの向きが合っているか、トレイから浮いていないか、金属部分に汚れが付いていないかを確認します。強くこすったり、水分を含むクリーナーを使ったりするのは避けてください。

スマホの設定画面にSIMカードの電話番号や通信会社情報がまったく表示されない場合は、カードを認識できていない可能性があります。別のSIMスロットがある端末では、スロットを変更すると認識する場合もあります。

開通手続きが完了しているかも確認します。海外SIMによっては、注文後のメールから利用開始日を登録する、専用ページでアクティベーションする、パスポート情報を登録するといった手続きが必要です。SIMカードを挿しただけでは利用できない商品もあります。

利用開始日の基準にも注意します。日本時間では旅行初日でも、サービス提供会社の基準時刻では前日や翌日として扱われる場合があります。開始日を誤って登録していると、現地に到着した時点でまだ利用期間が始まっていないことがあります。

データ容量を使い切っていないかも確認してください。完全に通信が止まる商品だけでなく、容量超過後に極端な低速となる商品もあります。メッセージは送れるのに地図や画像が開かない場合は、速度制限の可能性があります。

解決しない場合にサポートへ伝える情報

自力で解決できない場合は、空港、ホテル、カフェなどのWi-Fiに接続して販売会社へ問い合わせます。フリーWi-Fi上では、オンラインバンキングやクレジットカード情報の入力を避け、問い合わせに必要な操作だけを行うほうが安全です。

サポートへ連絡するときは、「つながりません」だけでは原因を特定しにくいため、次の情報をまとめて伝えます。

  • 注文番号
  • SIMカードの番号
  • スマホの機種名
  • 現在いる国と都市
  • 画面に表示されている通信会社名
  • 圏外なのか、電波はあるが通信できないのか
  • APN設定画面のスクリーンショット
  • すでに試した操作
  • 表示されたエラーメッセージ

eSIMを利用している場合は、サポートの指示を受ける前にプロファイルを削除しないでください。eSIMによっては、一度削除すると同じQRコードから再インストールできません。再発行が必要になり、利用開始まで時間がかかる可能性があります。

すぐに通信手段が必要なときは、ホテルや空港のWi-Fi、同行者のテザリング、日本の通信会社が提供する短期間の海外ローミングを一時的に利用する方法があります。海外ローミングを使う場合は、対象国、料金、開始方法を確認し、問題が解決した後は日本の回線のデータローミングを再びオフにします。

つながらないときは、圏外なのか、電波はあるのに通信できないのかを分けて確認すると、原因を早く絞り込めます

海外旅行用SIMカードの設定方法

海外旅行用SIMカードは、スマホに挿入するだけで必ず通信できるとは限りません。SIMカードの交換後に、利用する回線の選択、モバイルデータ通信、データローミング、APNなどを正しく設定する必要があります。設定項目はiPhoneとAndroidで異なり、同じAndroidでもメーカーや機種によって画面名が変わります。

現地で設定方法を検索できない事態に備え、購入したSIMカードの説明書を保存しておくことが重要です。紙の説明書だけでなく、APN情報、サポートの連絡先、注文番号をスクリーンショットに残しておくと、インターネットにつながらない状態でも確認できます。

出発前に済ませておく準備

最初に、自分のスマホで購入した海外SIMカードを利用できるか確認します。確認する項目は、SIMロック、SIMカードのサイズ、対応国、利用期間、対応周波数です。

iPhoneでは、設定から一般、情報の順に開き、SIMロックの欄を確認します。「SIMロックなし」と表示されていれば、ほかの通信会社のSIMカードを利用できる状態です。Androidは機種によって確認場所が異なるため、設定内のSIMカード、モバイルネットワーク、端末情報などを確認します。

SIMカードのサイズは、多くのスマホでnanoSIMが使われています。複数のサイズに切り離せるタイプでは、必要以上に外枠を外さないようにしてください。一度小さいサイズまで切り離すと、元の大きさには戻せません。

出発前には、次のものをまとめておくと安心です。

  • 海外SIMカード
  • SIM取り出し用ピン
  • 日本のSIMカードを保管するケース
  • APN名やユーザー名などを保存した画面
  • 購入番号や注文確認メール
  • サポート窓口の連絡方法

SIM取り出し用ピンがない場合は、細いクリップで代用できることもあります。ただし、無理に押し込むと端末を傷つけるため、専用ピンを準備するほうが安全です。

開通作業を日本で行うべきか、現地到着後に行うべきかも確認します。SIMカードによっては、最初に通信した時点やアクティベーションを完了した時点から利用日数が数えられます。出発前に開通すると、旅行前から有効期間が減る可能性があります。

一方、事前登録や本人確認が必要な商品は、渡航前に手続きを済ませないと現地で使えません。「SIMカードの挿入」と「開通手続き」は別の作業として考え、販売会社の案内に従ってください。

現地到着後にSIMカードを入れ替える手順

飛行機が到着してからSIMカードを交換する場合は、まずスマホの電源を切ります。電源を入れたまま交換できる機種もありますが、認識不良を避けるため、電源を切ってから作業するほうが確実です。

SIMトレイの小さな穴に取り出し用ピンをまっすぐ差し込み、トレイを引き出します。マイク用の穴と間違えないよう、端末の説明書や側面の形状を確認してください。

日本で使用しているSIMカードを外したら、海外SIMカードをトレイの切り欠きに合わせて置きます。カードが浮いている状態でトレイを押し込むと、カードや内部部品を傷めるおそれがあります。水平に収まっていることを確かめてから戻します。

取り外した日本のSIMカードは、透明な袋や専用ケースに入れて保管します。財布にそのまま入れると、紛失や破損の原因になります。SIMカードの台紙が残っている場合は、台紙に貼り直しておく方法もあります。

スマホの電源を入れた後、数分待って画面上部に通信会社名や電波マークが表示されるか確認します。すぐに表示されないからといって、何度もSIMカードを抜き差しする必要はありません。現地ネットワークへの登録に時間がかかることがあります。

デュアルSIM対応端末では、日本の回線と海外SIMの両方が表示されます。この場合は、モバイルデータ通信に使う回線として海外SIMを選択してください。日本の回線が選ばれたままだと、海外ローミング料金が発生する可能性があります。

データ通信の自動切り替え機能も確認します。海外SIMの電波が一時的に弱くなったとき、日本のSIMへ自動的に切り替わる設定では、意図せず日本の回線で通信することがあります。必要がなければ、自動切り替えをオフにしておくほうが管理しやすくなります。

モバイルデータ通信とAPNを設定する

SIMカードが認識されてもインターネットにつながらない場合は、モバイルデータ通信とデータローミングを確認します。

海外旅行用SIMカードは、現地の提携通信会社へローミング接続する仕組みの商品があるため、データローミングをオンにしないと通信できない場合があります。「ローミングをオンにすると高額になる」と考えて一律にオフにするのではなく、購入したSIMカードの説明書を優先してください。

デュアルSIMの場合は、日本のSIMではなく、海外SIM側のデータローミングをオンにします。日本の回線側は、モバイルデータ通信とデータローミングをオフにしておくと、誤接続を防ぎやすくなります。

iPhoneでは、設定からモバイル通信を開き、海外SIMの回線がオンになっているか確認します。モバイルデータ通信の項目では、利用する回線として海外SIMを選択します。回線ごとの設定画面にデータローミングがある場合は、商品の案内に従って切り替えます。

Androidでは、設定からネットワークとインターネット、SIM、モバイルネットワークなどを開きます。画面名は機種によって異なりますが、海外SIMを有効にし、モバイルデータ通信に使用するSIMとして選択します。

自動設定でつながらない場合は、APNを手動で登録します。Androidでは、アクセスポイント名の画面から新しいAPNを追加し、説明書に記載された情報を入力します。

主に入力する可能性がある項目は次のとおりです。

  • 名前
  • APN
  • ユーザー名
  • パスワード
  • 認証タイプ
  • MCC
  • MNC
  • APNタイプ

説明書に書かれていない項目を推測して入力する必要はありません。入力後は保存するだけでなく、作成したAPNの右側にある選択ボタンを押し、使用中のAPNに設定します。保存しただけで選択していないことが、つながらない原因になるケースがあります。

設定後はWi-Fiをオフにし、モバイル回線だけで地図や検索ページを開きます。Wi-Fiにつながったままでは、海外SIMが正常に通信できているか判断できません。テザリングを使う予定がある場合は、スマホでの通信確認後にパソコンや同行者の端末も接続しておきます。

海外SIMの設定では、カードの交換よりも、どの回線をデータ通信に使うかを正しく選ぶことが重要です

海外旅行用SIMカードがつながらないときの対処法

海外旅行用SIMカードがつながらない場合は、設定を手当たり次第に変更するのではなく、症状を確認してから原因を切り分けます。

画面上部に「圏外」や「サービスなし」と表示されている場合は、SIMカードの認識、開通状態、対応周波数、接続先の通信会社に問題がある可能性があります。電波マークや通信会社名が表示されているのにインターネットだけ使えない場合は、モバイルデータ通信、データローミング、APN、容量制限を重点的に確認します。

最初に確認する基本設定

まず、Wi-Fiをオフにします。空港やホテルのWi-Fiにつながっていると、海外SIMが通信できているように見える場合があります。反対に、接続状態の悪いWi-Fiをスマホが使い続けているため、海外SIMが正常でもページを開けないこともあります。

次に、以下の設定を順番に確認します。

  • 機内モードがオフになっている
  • モバイルデータ通信がオンになっている
  • 海外SIMの回線が有効になっている
  • モバイルデータ通信に海外SIMが選ばれている
  • 必要な場合は海外SIM側のデータローミングがオンになっている
  • データ通信の残量と利用期間が残っている

設定に問題が見当たらない場合は、機内モードを一度オンにし、20秒ほど待ってからオフにします。この操作により、現地の通信会社へ接続し直せる場合があります。

改善しなければ、スマホを再起動します。SIMカードを交換した直後は、端末が以前の回線情報を保持していることがあります。再起動によって海外SIMの情報を読み直し、正常につながることがあります。

デュアルSIM端末では、日本のSIMを一時的にオフにして、海外SIMだけを有効にする方法も有効です。回線の選択ミスや自動切り替えが原因かどうかを判断しやすくなります。

日付と時刻が大きくずれている場合も、認証やアプリ通信に影響することがあります。日付と時刻の設定を自動にし、現地のタイムゾーンが反映されているか確認してください。

APNと接続先ネットワークを見直す

電波は表示されているのに通信できない場合は、APNを確認します。入力した文字列の前後に不要な空白が入っていないか、大文字と小文字を間違えていないかを見ます。似ている文字にも注意が必要です。数字の0と英字のO、数字の1と小文字のlは、スマホ画面では判別しにくいことがあります。

Androidでは、作成したAPNが選択済みになっているか確認します。APNを保存しても、以前使っていたAPNが選択されたままでは通信できません。不要な項目を自己判断で入力すると接続に失敗することがあるため、販売会社が指定した項目だけを設定します。

iPhoneでは、以前使用していた格安SIMなどの構成プロファイルが残っていると、海外SIMの通信に影響する場合があります。ただし、構成プロファイルを削除すると帰国後に日本のSIMがつながらなくなることがあるため、削除前に再インストール方法を確認してください。

接続先の通信会社は通常、自動で選択されます。自動選択で圏外になる場合は、ネットワーク選択を手動に切り替え、説明書に記載された提携通信会社を選びます。表示された通信会社を適当に選ぶのではなく、利用可能な接続先を確認することが重要です。

5Gで接続が安定しない場合は、通信方式を4GまたはLTEへ変更すると改善することがあります。海外SIMが5G対応と表示されていても、地域、端末、提携回線の組み合わせによっては5Gを利用できません。旅行中に地図やメッセージを使う目的であれば、速度より接続の安定性を優先したほうが実用的です。

国境付近や複数国を移動した直後は、前の国の通信会社情報が残り、接続に時間がかかる場合があります。機内モードのオンとオフを行い、接続先ネットワークを再検索してください。周遊SIMであっても、国を移動するたびにネットワークへ再登録する必要があります。

SIMカードと契約状態を確認する

圏外のまま改善しない場合は、スマホの電源を切り、SIMカードを入れ直します。カードの向きが合っているか、トレイから浮いていないか、金属部分に汚れが付いていないかを確認します。強くこすったり、水分を含むクリーナーを使ったりするのは避けてください。

スマホの設定画面にSIMカードの電話番号や通信会社情報がまったく表示されない場合は、カードを認識できていない可能性があります。別のSIMスロットがある端末では、スロットを変更すると認識する場合もあります。

開通手続きが完了しているかも確認します。海外SIMによっては、注文後のメールから利用開始日を登録する、専用ページでアクティベーションする、パスポート情報を登録するといった手続きが必要です。SIMカードを挿しただけでは利用できない商品もあります。

利用開始日の基準にも注意します。日本時間では旅行初日でも、サービス提供会社の基準時刻では前日や翌日として扱われる場合があります。開始日を誤って登録していると、現地に到着した時点でまだ利用期間が始まっていないことがあります。

データ容量を使い切っていないかも確認してください。完全に通信が止まる商品だけでなく、容量超過後に極端な低速となる商品もあります。メッセージは送れるのに地図や画像が開かない場合は、速度制限の可能性があります。

解決しない場合にサポートへ伝える情報

自力で解決できない場合は、空港、ホテル、カフェなどのWi-Fiに接続して販売会社へ問い合わせます。フリーWi-Fi上では、オンラインバンキングやクレジットカード情報の入力を避け、問い合わせに必要な操作だけを行うほうが安全です。

サポートへ連絡するときは、「つながりません」だけでは原因を特定しにくいため、次の情報をまとめて伝えます。

  • 注文番号
  • SIMカードの番号
  • スマホの機種名
  • 現在いる国と都市
  • 画面に表示されている通信会社名
  • 圏外なのか、電波はあるが通信できないのか
  • APN設定画面のスクリーンショット
  • すでに試した操作
  • 表示されたエラーメッセージ

eSIMを利用している場合は、サポートの指示を受ける前にプロファイルを削除しないでください。eSIMによっては、一度削除すると同じQRコードから再インストールできません。再発行が必要になり、利用開始まで時間がかかる可能性があります。

すぐに通信手段が必要なときは、ホテルや空港のWi-Fi、同行者のテザリング、日本の通信会社が提供する短期間の海外ローミングを一時的に利用する方法があります。海外ローミングを使う場合は、対象国、料金、開始方法を確認し、問題が解決した後は日本の回線のデータローミングを再びオフにします。

つながらないときは、圏外なのか、電波はあるのに通信できないのかを分けて確認すると、原因を早く絞り込めます

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3位eSIM squareテレコムスクエア通信の老舗企業が提供するeSIM。料金だけでなく通信の安定感やサポート体制を重視する人に1,970円/日770円/日1,380円/日780円/日980円/日980円/日音声通話SIM、データSIMeSIM可能安定した高品質ネットワーク。一部エリアで超高速5G対応お問い合わせフォーム対応24時間SKTなど(国により異なる)500MB、1GB、2GB、3GB、5GB、7GB、10GB、15GB、30GB、100GB、無制限(国により異なる)韓国、台湾、アメリカ、カナダ、グアム、ハワイ、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、トルコ、エジプト、バリ島、マカオ、メキシコ、スイス、オランダ、カンボジアヨーロッパ、アジア、アフリカ、オセアニア、北米、南米、中東、北アフリカ、カリブ、世界2.904.123.504.214.163.78公式サイト
4位Trip SIMHISモバイル大手旅行会社グループならではの安心感。初めてのeSIM利用でもサポートが手厚い2,000円/日1,260円/日1,700円/日3,060円/日1,259円/日1,259円/日データSIMeSIM可能大手キャリア通信網を利用。快適な4G/LTE/5G通信お問い合わせフォーム、電話対応不明(国により異なる)500MB、1GB、3GB、5GB、10GB、無制限(プラン、国により異なる)(国により異なる)韓国、台湾、アメリカ、カナダ、グアム、ハワイ、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、トルコ、エジプト、バリ島、マカオ、メキシコ、スイス、オランダ、カンボジアアジア、世界2.883.563.151.983.923.10公式サイト
5位Klook eSIMKlook旅行アクティビティと同時に手配できて便利。QRコード読み込みで即日開通が可能1,010円/日663円/日685円/日1,142円/日1,226円/日1,226円/日データSIMeSIM可能現地の主要キャリアと提携。高速4G/5Gネットワーク対応チャット、メール対応24時間KT、SKTなど(国により異なる)500MB、1GB、3GB、5GB、10GB、無制限(プラン、国により異なる)(国により異なる)韓国、台湾、アメリカ、カナダ、グアム、ハワイ、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、トルコ、エジプト、バリ島、マカオ、メキシコ、スイス、オランダ、カンボジアヨーロッパ、アジア、世界3.924.254.263.853.944.04公式サイト
6位エアトリeSIMインバウンドプラットフォーム航空券やホテル手配と一緒に予約しやすく、世界中の幅広い国や地域のプランに対応2,900円/日3,220円/日1,890円/日2,850円/日3,430円/日3,430円/日データSIMeSIM可能4G/LTE/5G対応。現地の安定したネットワークに接続お問い合わせフォーム、メール対応不明(国により異なる)500MB、1GB、3GB、5GB、10GB、無制限(プラン、国により異なる)(国により異なる)韓国、台湾、アメリカ、カナダ、グアム、ハワイ、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、トルコ、エジプト、バリ島、マカオ、メキシコ、スイス、オランダ、カンボジアヨーロッパ、アジア、北米、世界2.071.412.952.182.402.20公式サイト
7位グローカルeSIMグローカルネット通信速度と料金の安さのバランスがよく、コストパフォーマンスに優れたeSIM1,680円/日1,680円/日1,680円/日2,480円/日4,680円/日4,680円/日データSIMeSIM、SIMカード可能4G/LTE高速通信。快適なデータ通信環境を提供お問い合わせフォーム対応不明SKT、AT&Tなど(国により異なる)1GB、2GB、3GB、5GB、6GB、10GB、20GB、30GB、無制限(プラン、国により異なる)(国により異なる)韓国、台湾、アメリカ、カナダ、グアム、ハワイ、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、バリ島、マカオ、オランダ、カンボジアヨーロッパ、アジア、オセアニア、アメリカ、中華圏、世界3.203.083.172.521.722.74公式サイト
8位TRAVeSIMa2networkアジア周遊やグローバル版など、複数国をまたぐ周遊旅行・出張をする人に最適1,350円/日1,350円/日1,950円/日1,720円/日1,720円/日1,720円/日データSIMeSIM可能現地の高速4G/LTE・一部5Gネットワークでサクサク繋がる電話、LINE、お問い合わせフォーム対応24時間KT、Verizonなど(国により異なる)200MB、1GB、2GB、3GB、5GB、10GB、20GB、50GB、100GB、無制限(国により異なる)韓国、台湾、アメリカ、カナダ、グアム、ハワイ、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、トルコ、エジプト、バリ島、マカオ、メキシコ、スイス、オランダ、カンボジアヨーロッパ、アジア、アフリカ、オセアニア、北米、南米、中東、北アフリカ、カリブ、世界3.553.462.893.263.523.33公式サイト
9位DHA SIMDHA SIMAmazonなどのECサイトでも気軽に購入可能。手軽さと設定のシンプルさが魅力1,680円/日1,280円/日2,480円/日2,480円/日0円/日0円/日データSIM、音声通話SIMeSIM、SIMカード可能(郵送が必要なものもある)4G/LTE/5Gの高速データ通信対応で快適お問い合わせフォーム対応不明SKT、T-Mobileなど(国により異なる)2GB、5GB、6GB、8GB、10GB、12GB、15GB、17GB、50GB、無制限(プラン、国により異なる)(商品により異なる)韓国、台湾、アメリカ、カナダ、グアム、ハワイ、シンガポール、タイ、ベトナム、マレーシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、トルコ、エジプト、バリ島ヨーロッパ、アジア、オセアニア、北米、世界3.203.542.382.525.013.33公式サイト
10位airaloAIRALO世界中で使われている定番eSIMアプリ。圧倒的な対応国数と格安な料金設定が魅力2,100円/日2,100円/日1,600円/日1,900円/日1,900円/日1,900円/日データSIM、音声通話SIMeSIM可能現地ネットワークを利用した高速4G/LTE/5G通信チャット対応24時間KT、T-Mobileなど(国により異なる)1GB、3GB、5GB、10GB、20GB、50GB、無制限(プラン、国により異なる)(国により異なる)韓国、台湾、アメリカ、カナダ、グアム、ハワイ、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、トルコ、エジプト、バリ島、マカオ、メキシコ、スイス、オランダ、カンボジアヨーロッパ、アジア、アフリカ、オセアニア、北米、南米、中東および北アフリカ、EU加盟国と英国、カリブ海諸島、グローバル(全世界)2.792.623.263.083.363.02公式サイト
11位HolaflyHolaflyデータ無制限プランが豊富!動画視聴やSNS更新で通信容量を気にせず使いたい人に1,990円/日1,990円/日1,990円/日1,990円/日1,990円/日1,990円/日データSIMeSIM可能現地の最高水準ネットワークを利用。高速で安定した4G/LTE/5G通信チャット、LINE、メール対応24時間Holafly無制限(国により異なる)韓国、台湾、アメリカ、カナダ、グアム、ハワイ、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、トルコ、エジプト、バリ島、マカオ、メキシコ、スイス、オランダ、カンボジアヨーロッパ、アジア、アフリカ、オセアニア、北アメリカ、南米、中東、カリブ、スカンジナビア、バルカン半島、中国・香港・マカオ、中米、日本・中国、日本・韓国、東ヨーロッパ2.892.742.852.983.282.95公式サイト
12位SkyeSiMFREEDiVE豊富なプランから柔軟に選べるeSIM。自分の滞在期間や用途にぴったりのものが見つかる2,400円/日2,670円/日3,930円/日1,656円/日6,020円/日6,020円/日データSIMeSIM可能4G/LTEの安定した高速通信。現地キャリア回線を利用メール対応10:00~19:00(土日祝日を除く)LGU、T-Mobileなど(国により異なる)300MB、500MB、1GB、2GB、3GB、10GB、無制限(プラン、国により異なる)不明韓国、台湾、アメリカ、カナダ、グアム、ハワイ、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、トルコ、エジプト、バリ島、メキシコ、スイス、オランダヨーロッパ、東南アジア、南アメリカ、南アフリカ、世界2.522.011.003.321.001.97公式サイト
13位UbigiTransatel無料アプリでプロファイルを一度入れれば、世界中でプランを購入して何度でも再利用できる4,100円/日3,600円/日3,700円/日4,100円/日3,100円/日3,100円/日データSIMeSIM可能世界数十ヶ国で5Gに対応。高品質でセキュアな高速通信(4G/LTE/5G)お問い合わせフォーム対応不明Ubigi500MB、1GB、3GB、5GB、10GB、20GB、24GB、25GB、50GB、60GB、無制限(国により異なる)韓国、台湾、アメリカ、カナダ、グアム、ハワイ、インド、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、香港、中国、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、トルコ、エジプト、バリ島、マカオ、メキシコ、スイス、オランダ、カンボジアヨーロッパ、アジア、アフリカ、オセアニア、南北アメリカ、カリブ海、中東1.001.001.221.002.581.36公式サイト