XでDMが送れない原因と対処|画像が送れないときも解説

XでDMが送れない原因と対処|画像が送れないときも解説



「DMが送れない」はどの段階で止まっているか先に分ける

X(旧Twitter)でダイレクトメッセージ(DM)が送れないとき、思いついた順に設定を変えると、改善しても原因が分からなくなります。まず、どの段階で止まっているのかを分けてください。

  • そもそも相手の会話画面を開けない、メッセージ入力欄が出ない
  • 入力はできるが送信するとエラーになる、送信済みにならない
  • 文字は送れるが画像・GIF・動画だけ送れない
  • 自分では送信できているのに、相手に届いていない・表示されない

この4つは原因の置き場所が違います。1つ目と4つ目は相手側の受信条件やブロック、2つ目はアカウントの制限や上限、3つ目は操作手順と端末側の問題が候補になります。

確認する前にそろえておく情報

発生した日時、使っている端末(iPhone・Android・パソコン)、X for iOSアプリ・X for Androidアプリ・x.comのどれで起きたか、相手が1人だけか全員か、エラー文言があればその文言を控えます。とくに「特定の1人にだけ送れない」のか「誰にも送れない」のかは、以降の切り分けを大きく変えます。

本記事の画面名と仕様は2026年10月16日時点でXヘルプセンターに掲載されている内容を確認して書いています。Xは段階的に画面を変更することがあるため、最終的には自分のアプリに表示される文言も併せて確認してください。

「誰にも送れない」のか「その人にだけ送れない」のかを先に確かめると、見るべき場所が半分に減ります。

x dm 送れない 「送れない」がどの段階で止まっているかを分ける
LUFTMEDIA編集部作成の解説図

相手にDMを送れる条件を満たしているか?

XのDMは、誰にでも無条件に送れる機能ではありません。XヘルプセンターのXのダイレクトメッセージ(DM)を送信する方法は、送信できる関係を次のように説明しています。

  • 自分をフォローしているアカウントとは、非公開の会話を始められる
  • 自分がフォローしていない相手でも、相手が「誰からのダイレクトメッセージでも受信する」設定にしている場合は送信できる
  • 相手が認証済みアカウントからのDMを受信する設定にしていて、自分のアカウントが認証済みの場合も送信できる
  • そのアカウント宛てに過去にDMを送信したことがある場合も送信できる

つまり、相手が自分をフォローしておらず、相手のDM設定も限定されている場合、こちらの操作では送れません。これは不具合ではなく仕様です。相手が「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」をオフにしているなら、設定を変えられるのは相手だけです。

自分の受信設定を変えても送信条件は変わらない

「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」は、自分が受け取る側の設定です。同じ公式ページでは、この設定をオンにすると「誰でもあなたにメッセージを送信したり、あなたをグループ会話に追加できるようになります」と説明されています。自分がオンにしても、相手へ送れるようになるわけではありません。

なおXのダイレクトメッセージについてのよくある質問では、ポストを非公開にしていても、この設定をオンにすればすべてのアカウントからDMを受け取れると案内されています。公開・非公開とDMの受信範囲は別の設定です。

送れないのが1人だけなら、まず相手のDM受信設定という「自分では変えられない条件」を疑いましょう。

x dm 送れない Xヘルプセンターが示すDMを送信できる関係
LUFTMEDIA編集部作成の解説図
Xヘルプセンター
出典:Xヘルプセンター(2026年10月16日確認)

ブロックしている・されている場合は何が起きるのか?

相手をブロックしている場合も、相手からブロックされている場合も、DMは送れません。前述の公式ページは「グループ会話でも、1対1の会話でも、あなたがブロックしているアカウントとは会話できません」と明記しています。

Xのブロック機能では、ブロックされたアカウントができなくなることとして、いいね・返信・リポストなどの反応、フォロー、ダイレクトメッセージの送信、リストへの追加、写真へのタグ付けが挙げられています。

ブロックされているかどうかの確かめ方

同じページによると、ブロックしたことを知らせる通知は相手に送られません。ただし、ブロックされた側がそのアカウントのプロフィールを見ると、ブロックされていることが分かると説明されています。相手のプロフィールを開いて確認するのが、公式に案内されている唯一の確かめ方です。

自分が相手をブロックしていた場合は、相手のプロフィールに「フォローする」ではなく「ブロック中」ボタンが表示されます。解除する場合は「ブロック中」をタップし、X for iOSなら「ブロックを解除する」、X for Androidなら「はい」を選びます。なお、フォロー中のアカウントをブロックするとフォローが解除され、相手から自分へのフォローも外れるため、解除後に改めてフォローし直す必要があります。

ブロックではなくミュートの場合、相手が自分をミュートしていることは分かりません。ただしミュートはDMの送信を止める機能ではないため、「送れない」症状の説明にはなりません。

ブロックは通知されませんが、相手のプロフィールを開けば分かります。憶測で判断せず、まず画面を見てください。

DMに画像・GIF・動画を添付する正しい操作は?

「DMで画像が送れない」という相談の一部は、添付の入口を見つけられていないケースです。公式ページでは端末ごとに次の手順が案内されています。

X for iOSの場合

  • 封筒アイコンをタップしてメッセージを開き、メッセージアイコンから新しいメッセージを作る
  • メッセージ作成バーまたは「+」アイコンから操作する
  • 写真アイコンをタップして写真や動画を撮るか、端末のギャラリーから画像や動画を追加する
  • 画像をタップすると編集画面が開き、補正・トリミング・フィルターを適用できる。終わったら「保存」をタップする
  • GIF画像はGIFアイコンからメディアライブラリを開いて選ぶ
  • 紙飛行機アイコンをタップして送信する

X for Androidの場合

封筒アイコン、メッセージアイコンの順にタップして新規作成し、写真アイコンから撮影またはギャラリーの画像・動画を追加します。GIFはGIFアイコンから選び、最後に送信アイコンをタップします。

x.com(パソコンのブラウザ)の場合

左のナビゲーションバーの「メッセージ」をクリックし、上部の新しいメッセージアイコンから宛先を入力して「次へ」に進みます。メッセージボックスの写真アイコンから画像や動画をアップロードし、「送信」ボタンかEnterキーで送信します。公式ページには、メッセージ内で改行したい場合はShiftキーとEnterキーを同時に押す、という注記もあります。

なお、画像やGIF画像をポストする方法にも「ダイレクトメッセージでも画像やGIF画像を送れます」と明記されています。DMで画像を扱えること自体は公式の仕様です。

入口はアプリが「+」や写真アイコン、x.comが写真アイコンです。送信ボタンの形も端末ごとに違います。

画像だけ送れない・相手に表示されないときに確認すること

文字は送れるのに画像だけ通らない場合、送信側と受信側のどちらで止まっているかを分けます。

相手側で「見えていない」可能性

公式ページは、フォローしていないアカウントからのメッセージについて「メディアの中身は、メッセージが許可されるまで表示されません」と説明しています。非表示のメディアを見るには、受け取った側が「メディアを表示」をタップまたはクリックする必要があります。相手が「画像が見られない」と言っている場合、まだリクエストを許可していないことがあります。

さらに、DMの露骨なメディアのフィルターは初期状態で有効です。公式ページによると、フォローしていないアカウントからのDMに露骨なメディアが含まれる場合、スパムとみなされて受信トレイの「リクエスト」の一番下に入れられます。また、フォローしていないアカウントからのメッセージには、そのメディアがセンシティブとみなされているかどうかにかかわらず警告が表示される、とも説明されています。

X for iOSアプリとX for Androidアプリには、メッセージリクエストのクオリティフィルターもあります。初期設定で不適切と思われる会話リクエストが「リクエスト」タブから除外され、除外されたリクエストの通知は表示されません。相手に届いていないように見えても、相手のリクエストタブの一番下に入っていることがあります。

サイズや形式の「目安」をうのみにしない

Xヘルプセンターの画像に関するページには「追加できる画像のサイズとファイルの種類は?」という項目が置かれていますが、2026年10月16日時点で確認したところ、この項目を開いても本文が表示されませんでした。日本語版・英語版のいずれでも同じ状態です。

そのため本記事では、DMで送れる画像のサイズ上限やファイル形式について具体的な数値を断定しません。ネット上で見かける「何MBまで」という数字は、現在のXが公開している案内と一致するか確認できません。画像だけ通らない場合は、別の画像に差し替えて試す、撮影した写真ではなくスクリーンショットで試す、といった形で切り分ける方が確実です。

なお、動画について公式ページが数値を示しているのはポストに添付する動画の条件です。プレミアムサブスクライバーでない場合、プラットフォームを問わず長さ140秒まで、ファイルサイズ最大512MBと案内されています。これはポストの条件として書かれているもので、DM固有の上限として公表されているものではありません。

画像が通らないときは、まず別の画像で試してください。サイズ上限の噂を基準に判断する必要はありません。

1日500件のDM上限に達していないか?

短時間に多くのDMを送った日に限って送れなくなる場合は、Xが定めているリミットが候補になります。Xリミットについて理解するでは、現在のリミットとして次が示されています。

  • ダイレクトメッセージ:1日に送信できるメッセージは500件
  • ポスト:1日あたり2,400件が上限(さらに30分単位のリミットに分けられている)
  • フォロー:1日あたり400件
  • アカウントの登録メールアドレスの変更:1時間に4回まで

同ページによると、これらのリミットはパソコン、モバイル端末、携帯電話、APIなどすべての端末での操作を合算して数えます。アプリとパソコンを使い分けていても、別枠にはなりません。

上限に達したときの対応

公式の案内では、リミットに達するとその旨を示すエラーメッセージが表示され、1日単位または1時間単位のリミットについては1日後または1時間後に再度試すよう説明されています。設定を変更して回避する手順は案内されていません。待つことが公式の対処です。

また、Xは利用が集中する時間帯にリミットを一時的に引き下げる場合があり、その際はXのステータスサイトで案内すると説明しています。「昨日は送れたのに今日は送れない」という場合、自分の操作だけが理由とは限りません。

上限に当たったら、設定をいじらず時間を置くのが公式の対処です。やり直すほど状況は良くなりません。

x dm 送れない Xが公開しているアカウントごとのリミット
LUFTMEDIA編集部作成の解説図

アカウントがロックまたは制限されていないか?

DMだけでなく、いいねやリポストも通らない場合は、アカウント側の状態を確認します。ロックまたは制限されたXアカウントは、アカウントがロックされたり特定の機能しか使えなくなったりする場合があると説明しています。

とくに重要なのは、Xルールに違反している可能性を理由に制限された場合の記述です。公式ページは「引き続きXを利用できますが、フォロワーにダイレクトメッセージを送ることしかできません」と明記しています。ポスト、リポスト、いいねも行えず、過去のポストを見られるのはフォロワーだけになります。「フォロワーには送れるのに、それ以外には送れない」という症状は、この状態と一致します。

ロックされている場合の解除手順

公式に案内されているのは、電話番号・メールアドレス・reCAPTCHAのいずれかによる認証です。いずれもログイン後に表示されるメッセージから「開始」を選んで進めます。電話認証では入力した電話番号がアカウントに関連付けられる点、認証コードが届くまで数分かかる場合がある点が注記されています。Xからのメールが見つからない場合は、迷惑メールフォルダも確認するよう案内されています。

また、過剰なフォローやいいね、リポストなどが見られた場合には一定期間機能が制限され、制限される期間は違反の内容によって異なると説明されています。この場合は、期間が終わるまで待つか、提示されている電話番号またはメールアドレスの認証手順を完了するかの2択です。繰り返し違反していると判断された場合は、電話認証の選択肢自体が提示されないこともあります。

制限された状態では、パソコンのウェブブラウザからは使えてもアプリからは使えないなど、特定の機能しか利用できなくなることがある点も公式に記載されています。「アプリだけ不調」と感じても、端末の問題とは限りません。

フォロワーにだけDMを送れる状態なら、端末ではなくアカウントの制限を疑ってください。

アプリ・通信が原因のときの対処と、問い合わせ前にそろえる情報

ここまでで該当しない場合は、端末とアプリ側を確認します。Xヘルプセンターは端末別にトラブルシューティングを公開しています。

iPhone・iPadの場合

iPhone・iPad版Xのヘルプでは、まず端末を再起動することが案内されています。そのうえで、ネットワーク設定の確認(VPNに接続している場合はオフにする)、アプリからのログアウトと再ログイン、アプリの削除と再インストールの順に試す流れが示されています。X for iOSアプリはiOS 14.0以降を搭載した端末で利用でき、それ以前のサポートは終了しています。インストールできない場合は端末の空き容量を確認し、130MB未満なら空きを増やすよう案内されています。

ログイン時に「Unauthorized」や「Invalid username and Password」と表示される場合は、タイムゾーンの設定が原因のことがあるため、「設定」→「一般」→「日付と時刻」で自動設定がオンになっているかを確認します。サードパーティのキーボードを使っていると問題が起きることがある、という注記もあります。

Androidの場合

X for Androidのヘルプでも、端末の再起動、データ接続の確認、VPNのオフ、アプリのデータ削除、ログアウトと再ログイン、削除と再インストールという順が案内されています。アプリのデータを削除してもアカウントやアカウント情報は消えませんが、通知や同期の設定は初期設定に戻ります。

Wi-Fiを使っている場合は、別のWi-Fiでも試すよう案内されています。あるWi-Fiで接続でき、別のWi-Fiで接続できない場合、そのWi-Fiが暗号化通信を許可していないか、Xへのアクセスをブロックしている可能性があると説明されています。社内や学校のネットワークで起きやすい症状です。

ログアウト前に必ず確認すること

公式ページは、アカウントからログアウトすると未送信のポストの下書きが削除されると注意しています。残したい内容がある場合は先に下書き保存してください。また、ログイン認証(2要素認証)をオンにしている場合は、ログアウトやアプリ削除の前にバックアップコードを保存しておくよう案内されています。これを飛ばすと、ログインし直せなくなるおそれがあります。

問い合わせるときに伝える内容

ここまで試しても解決しない場合は、Xヘルプセンターの各ページにあるサポートチームへの問い合わせ導線を使います。その際は、発生日時、端末名とOSの版、アプリかx.comか、エラー文言、相手が1人か全員か、ブロックの有無、VPNの有無、別のWi-Fiや回線で試した結果をまとめて伝えます。パスワードや認証コードは問い合わせ欄に書き込まないでください。

一度に複数の設定を変えると、改善しても原因が分からなくなります。相手の受信条件、ブロック、上限、アカウントの制限、端末とアプリ、という順に一つずつ戻しながら確認してください。

参照した公式情報

ログアウトや再インストールの前に、下書きの保存とバックアップコードの控えだけは済ませてください。