DNSレコードとは?A・CNAME・MX・TXTの違いを解説

DNSレコードとは?A・CNAME・MX・TXTの違いを解説



DNSレコードとは、ドメイン名に対して「WebサーバーのIPアドレス」「メールの配送先」「サービス確認用の文字列」などを関連付ける情報です。独自ドメインを取得しただけではWebサイトやメールの接続先は決まらず、権威DNSに必要なレコードを登録して初めて各サービスへ案内できます。

本記事は2026年10月16日日時点の公式情報に基づき、A・AAAA・CNAME・MX・TXT・NS・CAAの違いと、独自ドメイン取得後に設定する場面を整理します。端末側のDNSサーバー変更、nslookupによる診断、NXDOMAINの詳しい対処は対象外です。名前解決全体の仕組みはDNSとは?ドメインとIPアドレスを結ぶ仕組みで確認できます。

DNSレコードの1行は「所有者名・TTL・種類・値」にどう分解する?

DNSで管理対象となる範囲を「ゾーン」と呼びます。たとえばexample.jpをCloudflareやレンタルサーバーのDNSで管理する場合、example.jpゾーンの中に、example.jp自身やwww.example.jp、mail.example.jpなどの情報を登録します。ドメイン登録事業者とDNS管理事業者が同じとは限りません。先に、現在のネームサーバーがどの事業者を指しているかを確認し、その事業者のDNS管理画面を編集します。

JPRSのリソースレコード解説では、DNSレコードを「ドメイン名に関連付けられた情報」とし、基本要素を所有者名、TTL、クラス、タイプ、RDATAに分けています。ゾーンファイル風に表すと、次の1行です。

www.example.jp. 3600 IN A 192.0.2.10
  • 所有者名:この情報が属する名前です。例ではwww.example.jpです。管理画面では「名前」「ホスト」「ホスト名」「Name」などと表示されます。
  • TTL:キャッシュDNSサーバーが回答を保持できる時間です。3600なら3600秒です。
  • クラス:インターネット用途では通常INです。Web管理画面では固定され、入力欄がないこともあります。
  • レコード種別:A、AAAA、CNAME、MX、TXT、NS、CAAなど、値の意味を決めます。
  • 値:IPv4アドレス、別のホスト名、メールサーバー名、文字列など、種別に応じた内容です。

同じ所有者名と種別を持つ複数レコードはRRsetとして扱われます。Webサーバーを複数のIPv4アドレスで応答させるなら、同じ名前に複数のAレコードを置けます。一方、種別によっては同じ名前での共存が認められません。

例示用の192.0.2.10は文書用アドレスであり、実サイトの接続先には使いません。実際の値は、契約したサーバー、メール、CDNなどの公式設定画面に表示されたものを使います。

まず「どの会社で取得したか」ではなく、現在どの権威DNSがゾーンを管理しているかを確認しましょう。

dnsレコードとは DNSレコード1行の構成要素
LUFTMEDIA編集部作成の解説図
JPRS
出典:JPRS(2026年10月16日確認)

結論として候補になるのは次のサービスです。条件を先に確認しておくと比較が早くなります。

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Webサイト接続ではAとAAAAのどちらを設定する?

Aレコードは所有者名をIPv4アドレスへ、AAAAレコードはIPv6アドレスへ対応付けます。例として、example.jpをIPv4の192.0.2.10へ向けるならA、IPv6の2001:db8::10へ向けるならAAAAです。

example.jp. 3600 IN A 192.0.2.10
example.jp. 3600 IN AAAA 2001:db8::10
www.example.jp. 3600 IN A 192.0.2.10

AとAAAAは競合する種類ではないため、同じ所有者名に併設できます。ただし、AAAAを追加するのは、ホスティング事業者から到達可能なIPv6アドレスを正式に指定された場合です。IPv6でサーバーが応答できないのに推測したAAAAを置くと、IPv6を優先する利用環境だけ表示できない状態になり得ます。旧サーバーのAAAAが残っている場合も同様です。

独自ドメインでWordPressを公開するときは、DNSだけでなく、サーバー側の「ドメイン設定」「独自ドメイン追加」などでも同じ名前を登録します。Aレコードが正しくても、サーバーがそのHost名を受け入れなければ、初期ページや別サイトが表示されます。さらにHTTPS化する場合は、そのホスト名を含む証明書が発行済みか確認します。

設定順は、サーバーの契約画面で接続先IPを確認し、サーバー側でドメインを追加し、DNSへAまたはAAAAを登録し、最後にSSLを有効化する流れが基本です。IPアドレスの変更を伴う移転では、事前にTTLを短くできるか検討し、新旧サーバーの公開内容を揃えてから値を切り替えます。

ドメイン、サーバー、DNSの担当範囲が曖昧な場合は、ドメインとは?URL・DNSとの関係と取得後に行う設定も参照してください。

AAAAは「IPv6もありそう」という推測では追加せず、サーバー事業者が指定した値だけを登録してください。

主要なサービスの条件を並べると、違いが一目で分かります。横にスクロールしてご覧ください。

JPDirectDoレジドメインキングさくらのドメインPSI Japan
運営会社日本レジストリサービスIDCフロンティアGMOグローバルサイン・ホールディングスさくらインターネット国際調達情報
取得可能トップレベルドメイン32種類以上10種類以上41種類以上20種類以上863種類以上
おすすめの対象者法人個人個人法人法人
「.com」の取得費用3,047円1,900円1,958円2,790円3,750円
「.com」の更新費用3,047円3,200円1,958円2,790円3,750円
「.com」の移管費用3,047円0円1,958円2,790円3,750円

ドメイン取得サービスの主要サービスを抜粋。出典:各社公式サイト(2026年10月16日確認)。表は横にスクロールできます。

CNAMEを追加すると同じ名前のA・MX・TXTと共存できないのはなぜ?

CNAMEレコードは、ある名前を別の正式名へ対応付けるエイリアスです。たとえばwww.example.jpを、ホスティングサービスが指定するsite.host.exampleへ向ける場合に使います。

www.example.jp. 3600 IN CNAME site.host.example.

RFC 1034は、CNAMEが存在するノードには他のデータを置かないという原則を示しています。したがって、www.example.jpにCNAMEを置いた状態で、同じwww.example.jpへA、AAAA、MX、TXTなどを追加する構成は避けます。DNS事業者の画面でも保存時に競合エラーとなることがあります。

「wwwにはCNAME、example.jpにはMXとTXT」という構成は、所有者名が異なるため可能です。競合を判断するときはゾーン全体ではなく、レコードの完全な所有者名が同じかを確認します。

ゾーン頂点のexample.jpには通常、SOAとNSが存在します。そのため標準的なCNAMEを頂点へ置くと共存原則に反します。一部DNS事業者はCNAME flattening、ALIAS、ANAMEなど独自機能で似た操作を提供しますが、これは通常のCNAMEレコードと同一ではありません。利用するホスティングサービスが頂点用としてA・AAAA、ALIAS相当、または専用の接続方法のどれを指定しているか確認します。

CNAMEの値にはURLではなくホスト名を入れます。「https://」、パス、ポート番号は入力しません。また、参照先CNAMEがさらに別のCNAMEを指す連鎖は名前解決を増やし、ループすれば解決できません。サービス解約後にCNAMEだけを残すと、第三者が参照先サービス上で名前を再取得できる「ダングリングレコード」の原因になることもあるため、不要になったレコードは棚卸しします。

競合エラーが出たら、追加を繰り返す前に同じ完全修飾名の既存A・AAAA・TXTを確認しましょう。

申し込み手順を試す前に、対応状況と料金の条件を確認しておいてください。

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MXの優先度は小さい値と大きい値のどちらが先になる?

MXレコードは、そのドメイン宛てメールを受け取るメールサーバーを指定します。値は「優先度」と「配送先ホスト名」の組み合わせで、数値が小さい配送先ほど優先されます。RFC 1034でも、MXのpreferenceは小さい値が優先と定義されています。

example.jp. 3600 IN MX 10 mx1.mail.example.
example.jp. 3600 IN MX 20 mx2.mail.example.

この例では送信側がまずmx1.mail.exampleを試し、利用できない場合にmx2.mail.exampleへ進みます。同じ優先度を複数置く構成では、送信側が複数の配送先を選択できます。優先度の具体値はメール事業者の指示どおりに登録し、独自判断で順番を入れ替えません。

MXの配送先にはIPアドレスではなくホスト名を指定します。また、配送先ホスト名は最終的にAまたはAAAAで解決できる必要があり、CNAMEをMXの参照先にする構成は不適切です。管理画面によっては「優先度」と「値」が別欄ですが、「10 mx1.mail.example」のように一つの値欄へまとめる方式もあります。二重に10を入力しないよう、入力例を確認します。

メールサービスを移行するときは、新サービス側で利用者とメールボックスを作成し、必要なMX・TXTを準備し、受信テストができる状態にしてからMXを切り替えます。古いMXを残すか削除するかは、新サービスの公式指示に従います。無関係な旧MXが高い優先度で残ると、一部のメールが旧環境へ配送されることがあります。

Google Workspaceなど具体的なサービスでは、提供元が現在案内している値を使用します。2026年10月16日日時点のGoogle Workspace公式MX設定も、事業者によって末尾ドットの要否や優先度と宛先の入力形式が異なると案内しています。独自ドメインメールをGmail環境で使う流れはGmailで独自ドメインメールを送受信する設定方法で整理しています。

MXは数値が小さい方が先です。値を暗記せず、契約中メールサービスの最新指定を転記してください。

自分の使い方に合うかどうかは、提供条件を見ながら判断するのが確実です。

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SPF・DKIM・DMARCではTXTの名前と値をどう使い分ける?

TXTレコードは文字列を保持する汎用レコードです。所有権確認、メール認証、外部サービス連携などに利用されます。JPRSのTXTリソースレコード解説も、SPFやDKIMの設定内容・公開鍵にTXTが使われると説明しています。

SPFは送信を許可する仕組みをドメイン直下へ置く

SPFは、対象ドメインのメール送信を許可するサーバーを宣言します。一般に所有者名はexample.jpの頂点、管理画面では「@」や空欄です。値は利用中のメール事業者が指定する「v=spf1」で始まる文字列を登録します。

example.jp. 3600 IN TXT "v=spf1 include:_spf.mail.example ~all"

これは書式例であり、実際のinclude先や末尾の指定を流用してはいけません。同じ所有者名へ独立したSPFレコードを複数作るのではなく、複数の送信サービスを使う場合は各事業者の公式手順に沿って一つのSPFポリシーへ統合します。単なるドメイン所有確認用TXTはSPFではないため、同じ名前に別のTXTとして共存できます。

DKIMはセレクター付きの名前へ公開鍵を置く

DKIMは送信メールへ付けた電子署名を、DNSで公開した鍵により検証する仕組みです。RFC 6376ではDNSのTXTを使う方法が定義されています。所有者名は「selector._domainkey.example.jp」の形で、selectorはメールサービスが発行します。管理画面にはゾーン名を除いた「selector._domainkey」だけを入れる場合があります。

selector1._domainkey.example.jp. 3600 IN TXT "v=DKIM1; k=rsa; p=公開鍵…"

長い公開鍵を画面上で勝手に改行したり、空白を追加したりしません。サービスがCNAME方式を指定する場合もあるため、TXTだと決めつけず、管理コンソールに表示された種別、名前、値を一組として転記します。

DMARCは_dmarcへ方針とレポート先を置く

DMARCはSPFまたはDKIMの認証結果とFromドメインの整合を確認し、失敗メールの扱いとレポート先を公開します。2026年5月公開のRFC 9989がDMARCの現行仕様です。所有者名は「_dmarc.example.jp」、値は「v=DMARC1」で始まります。

_dmarc.example.jp. 3600 IN TXT "v=DMARC1; p=none; rua=mailto:dmarc@example.jp"

上記は構造を示す例です。p=none、quarantine、rejectの選択やレポート受信先は、実際の送信元を把握したうえで決めます。DKIMを有効化しただけ、TXTを置いただけでは完了せず、送信側が署名していることと、受信したテストメールの認証結果を確認します。

TXTは文字列だけでなく「どの所有者名に置くか」が重要です。SPF・DKIM・DMARCを別の名前として管理してください。

dnsレコードとは 主なレコード種別の値・用途・共存条件
LUFTMEDIA編集部作成の解説図

選び方をもう少し詳しく知りたい場合は、比較記事も参考にしてください。

【専門家解説】ドメイン取得サービスおすすめ22選!人気ランキング・比較/2026年最新

NSとCAAは独自ドメインの委任と証明書発行をどう制御する?

NSレコードは、そのゾーンについて権威ある回答をするDNSサーバー名を示します。独自ドメインのDNS事業者を切り替える場合、通常は登録事業者の「ネームサーバー設定」「DNSサーバー変更」画面で、移行先から指定された複数のネームサーバーを登録します。これは日常的なAレコード編集とは異なり、ゾーンの委任先そのものを変更する操作です。

ネームサーバーを変更する前に、移行先DNSへA・AAAA・CNAMEだけでなく、MX、SPF、DKIM、DMARC、所有権確認用TXT、CAAなどを移します。Web用レコードだけを自動検出結果から移し、MXやTXTが欠けたまま委任すると、サイトは表示できてもメールや外部サービス認証が停止します。

CAAレコードは、対象ドメインの証明書を発行してよい認証局をDNS上で指定する仕組みです。RFC 8659では、認証局が証明書発行前に関連するCAA RRsetを確認する手順を定義しています。

example.jp. 3600 IN CAA 0 issue "ca.example"
example.jp. 3600 IN CAA 0 issuewild "ca.example"

「issue」は通常の証明書、「issuewild」はワイルドカード証明書の発行許可に使われます。上記のca.exampleは説明用であり、実際には利用する認証局またはホスティング事業者が指定する値を確認します。CAAを設定しないことと、誤ったCAAで発行先を制限することは結果が異なります。SSLの自動発行が失敗した場合は、A・AAAAの接続先だけでなく、既存CAAが利用中の認証局を許可しているかも調べます。

NSやCAAを編集できる画面が見つからない場合、DNS機能がサーバー契約に内包されている、または外部DNSへ委任済みの可能性があります。登録事業者、権威DNS、Webサーバー、認証局という四つの役割を分けて確認します。

ネームサーバー変更前には旧DNSの全レコードを保存し、Web以外のMX・TXT・CAAも一行ずつ移してください。

設定を見直しても改善しない場合は、サービス自体の見直しも選択肢になります。

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「@」と末尾ドットはDNS管理画面でどのように入力する?

DNSの完全修飾ドメイン名は、厳密にはルートを示す末尾ドットを含み、「www.example.jp.」のように表せます。一方、Web管理画面はゾーン名を自動補完することが多く、同じレコードを「www」だけで入力します。ここに「www.example.jp」を入れると、実装によっては「www.example.jp.example.jp」のように二重補完される可能性があります。

ゾーン頂点のexample.jpは「@」で表す画面、空欄にする画面、example.jp全体を入力する画面があります。「@」はDNSプロトコル上の所有者名そのものではなく、ゾーン頂点を表す管理上の表記です。Cloudflare公式のDNS conceptsでは、2026年10月16日日時点でゾーン頂点のNameに「@」を使う例が示されています。

Cloudflareダッシュボードでは、2026年10月16日日時点で対象ドメインを開き、「DNS」→「Records」→「Add record」と進みます。「Type」「Name」「Content」「TTL」を入力し、A・AAAA・CNAMEでは必要に応じて「Proxy status」を選び、「Save」で保存します。公式のDNSレコード作成手順にも同じ順路があります。メール用ホストや、提供元からDNS onlyを指定されたレコードは、プロキシ対象にしません。

末尾ドットも事業者差があります。MXやCNAMEの値に「smtp.example.net.」を要求する画面もあれば、保存時に自動付与するため「smtp.example.net」と入力する画面もあります。引用符も同様で、TXT値を画面が自動的に引用符で囲む場合は、利用者がさらに引用符を加えると文字として保存されることがあります。入力例、保存後の表示、公式ヘルプの三つを照合します。

Windows 11、macOS、iPhone、AndroidでDNSレコードの意味は変わりません。ブラウザー版の管理画面を利用する場合も登録内容は同じですが、スマートフォン表示では表が横スクロールになったり、詳細項目が折りたたまれたりします。長いDKIM値や複数MXを扱うときは、全項目を見渡しやすいPC画面が適しています。画面名はサービスのUI更新や言語設定で異なるため、本記事の画面名・仕様は2026年10月16日日時点です。

「@」「空欄」「完全なドメイン名」は同じ意味とは限りません。保存前に事業者の入力例を確認してください。

費用は月額だけでなく初期費用と契約期間を含めた総額で比べてください。

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DNS変更の反映待ちとキャッシュを考慮して安全に切り替えるには?

DNS管理画面で保存が完了しても、すべての利用者が直ちに新しい値を見るとは限りません。キャッシュDNSサーバーは、以前取得した回答をTTLの範囲で保持できます。JPRSのTTL解説では、受け取ったTTLを初期値として1秒ごとに減算する動作が説明されています。

たとえば旧AレコードのTTLが3600秒なら、変更直前に旧回答を取得したキャッシュは、理論上その残り時間だけ旧値を返し得ます。新レコードのTTLを短くしても、すでにキャッシュされた旧レコードのTTLは遡って短縮できません。移転予定がある場合は、旧TTLの期間より前にTTLを変更し、その変更自体が行き渡ってから接続先を切り替えます。

ただし「反映に最大○時間」と一律に決めつけるのは適切ではありません。ネームサーバー変更、レコード変更、事業者側のゾーン公開処理、端末やアプリのキャッシュでは条件が異なります。管理画面で保存済みでも権威DNSにまだ公開されていない場合は、TTL待ちだけでは解決しません。設定先を誤っている場合も待機では直らないため、現在の委任先と編集したゾーンが一致しているかを確認します。

独自ドメイン取得後の実務は、次の順序で進めると切り分けやすくなります。

  1. ドメイン登録事業者の管理画面で、現在のネームサーバーと更新期限を確認する。
  2. Webサーバー、メールサービス、CDNなどから、指定されたレコード種別・名前・値・優先度を取得する。
  3. 既存DNSレコードを一覧で保存し、同名CNAMEの競合、旧AAAA、旧MX、重複SPFがないか確認する。
  4. 権威DNSの「DNS」「DNSレコード設定」「ゾーン編集」などを開き、必要なレコードを登録する。
  5. Webサーバー側にも独自ドメインを追加し、メール側では利用者、DKIM、DMARCなどを有効化する。
  6. 変更後はWebのHTTP・HTTPS、メールの送受信、外部サービスの所有権確認を目的別に確認する。
  7. 移行期間終了後、契約を終えたサービスを指すCNAME、旧IP、旧MX、不要な検証用TXTを整理する。

保存時にエラーが出た場合は、CNAMEと他種別の共存、同一SPFの重複、MX優先度の入力欄、値に含めたURLや余分な空白を確認します。保存できるのに動作しない場合は、別のDNS事業者を編集していないか、サーバー側のドメイン登録が済んでいるか、AAAAだけ旧環境を指していないかに分岐します。端末コマンドによる照会やNXDOMAINの原因別診断は別記事の範囲とし、ここでは権威DNSの設定内容を中心に扱います。

これから独自ドメインを取得する場合は、取得価格だけでなく、DNSレコードを自分で編集できるか、AAAA・CAA・TXTに対応するか、DNSSECや二要素認証を利用できるか、サポート文書があるかも比較材料になります。候補はドメイン取得サービスの比較で確認できます。

変更後に待つだけでなく、委任先、レコード、サーバー側設定の三段階を分けて確認してください。

参照した公式情報

dnsレコードとは キャッシュを考慮したDNS切り替えの進め方
LUFTMEDIA編集部作成の解説図

最後に、ここまでの条件を満たすサービスをもう一度確認しておきましょう。

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