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格安SIMの「事務手数料無料」は、契約時の支払いがすべて0円という意味ではありません。契約事務手数料が無料でも、SIMカード発行料、eSIMプロファイル発行料、パッケージ購入代金、初月の基本料、店舗サポート料、短期解約時の契約解除料などが発生する場合があります。
本記事では、2026年10月23日日時点で各社の公式料金表、FAQ、重要事項を確認し、ahamo、povo2.0、楽天モバイル、IIJmio、mineo、LINEMO、ワイモバイルを同じ軸で比較します。期間限定キャンペーンは通常料金と分け、アフィリエイト提携の有無を評価に反映していません。
目次
契約事務手数料が無料になる格安SIMはどこ?
2026年10月23日日時点で、通常のオンライン申込における契約事務手数料を無料と確認できる主なサービスはahamo、povo2.0、楽天モバイルです。ただし、大量契約や申込窓口による例外があります。
| サービス | オンラインでの契約事務手数料 | SIM発行関連 | 注意する条件 |
|---|---|---|---|
| ahamo | 無料 | 新規・MNPに伴うSIMカード/eSIM発行は無料 | 有料の店頭サポートや店頭契約とは区別 |
| povo2.0 | 原則無料 | 申込時にSIMタイプを選択 | 過去1年以内に同一名義で累計5回線以上申し込んだ場合は1回線3,850円 |
| 楽天モバイル | 累計4回線目まで無料 | 新規契約時と契約後の再発行を分けて確認 | 同一名義の累計5回線目以上は1回線3,850円 |
| IIJmio | 通常3,300円 | SIMカード・eSIMの発行手数料が別途必要 | 2026年11月4日までのキャンペーンでも初期費用全額無料ではない |
| mineo | 通常3,850円 | SIMカード発行料440円、eSIM発行料無料 | エントリーコード利用時はWeb申込なら契約事務手数料無料 |
| LINEMO | 3,850円 | 再発行費用は別項目 | 無料キャンペーン開催時だけ条件付きで相殺される場合がある |
| ワイモバイル | 3,850円 | 契約内容により別手続き費用あり | 店頭の契約事務手数料は4,950円 |
povo2.0については、公式FAQが「契約時に契約事務手数料は発生しない」としつつ、過去1年以内の申込履歴による例外を明記しています。楽天モバイルも、現在利用中の回線数ではなく、2020年4月8日以降に解約済みを含めて契約した累計回線数を基準にしています。
単純に初期費用を抑えるなら、初回線をオンラインで申し込むahamo、povo2.0、楽天モバイルが分かりやすい候補です。ただし、月額料金、必要なデータ容量、通話、家族利用まで含めた選び方は格安SIMの家族割完全ガイドも参照してください。

「無料」の横にある回線数と申込窓口の条件まで確認してから候補を絞りましょう。

結論として候補になるのは次のサービスです。条件を先に確認しておくと比較が早くなります。
ahamo・povo2.0・楽天モバイルを0円で申し込む条件は?
ahamoはahamoサイトから自分で申し込む
ahamoは、2026年10月23日日時点で回線の新規契約またはMNPに伴うSIMカード・eSIM発行手数料が無料です。申込順路は「ahamoサイト」→「申し込み」→「今の電話番号をそのまま使う」または「新しい電話番号を発行」→「SIMカード」または「eSIM」です。eSIMではEIDの入力や対応端末の確認が必要になるため、申込中の端末とは別にWi-Fiへ接続できる環境を用意すると設定しやすくなります。
ドコモショップでスタッフにWeb申込を補助してもらう「ahamo WEBお申込みサポート」は3,300円です。また、対象の量販店・一般販売店などで行われる新規契約・MNPは事務手数料4,950円と案内されています。オンラインの無料と店頭の有料を混同しないことが重要です。
povo2.0は過去1年間の申込回線数を数える
povo2.0アプリからの通常申込は契約事務手数料無料です。ただし、公式FAQによると、過去1年以内に同一名義でpovo2.0を累計5回線以上申し込んだことがある場合は、1回線につき3,850円が請求されます。解約済みや事業者側でキャンセルされた回線も判定対象になり得るため、複数回線を入れ替えている人は申込履歴を確認してください。
楽天モバイルは通算の契約回線数を確認する
楽天モバイルの契約事務手数料は累計4回線目まで0円ですが、累計5回線目以上は3,850円です。判定には解約済み回線も含まれ、povo2.0のような「過去1年」ではなく、サービス本格開始後の累計である点が異なります。「my 楽天モバイル」→画面上部の電話番号表示で現在の回線は確認できますが、過去の契約を含む判定に不安がある場合は申込確定前の費用表示または公式窓口で確認します。

複数回線の経験がある人は、現在の契約数ではなく各社が定義する「累計」を確認してください。
主要なサービスの条件を並べると、違いが一目で分かります。横にスクロールしてご覧ください。
| ahamo | Y!mobile | 楽天モバイル | LINEMO | イオンモバイル | |
|---|---|---|---|---|---|
| 運営会社 | NTTドコモ | ソフトバンク | 楽天モバイル | ソフトバンク | イオンリテール |
| ポイント | 大容量プランあり。100GB以上使うなら「大盛り」オプションが便利 | 全国に店舗がありサポート充実。セット割適用ならさらにお得 | 無制限プランが魅力。通信エリアのカバー範囲は要確認 | 通信品質とコスパのバランスが良いが、3GB/10GBの階段制に注意 | 全国のイオンで契約可能。通信速度の安定性は要確認 |
| 最安月額料金 | 2,970円~ | 2,365円~ | 1,078円~ | 990円~ | 803円~ |
| ~1GB | 2,970円/月 | 2,365円/月 | 1,078円/月 | 990円/月 | 858円/月 |
| 2~3GB | 2,970円/月 | 2,365円/月 | 1,078円/月 | 990円/月 | 1,078円/月 |
| 4~10GB | 2,970円/月 | 2,915円/月 | 2,178円/月 | 2,090円/月 | 1,298円/月 |
格安SIM(格安スマホ)の主要サービスを抜粋。出典:各社公式サイト(2026年10月23日確認)。表は横にスクロールできます。
mineoのエントリーパッケージで事務手数料を無料にするには?
mineoは2026年10月1日に手数料を改定し、2026年10月23日日時点の通常の契約事務手数料は3,850円です。一方、16桁のエントリーコードをWeb申込で利用すると契約事務手数料を無料にできます。順路は「mineoお申し込み」→「お申し込み方法を選ぶ」→「エントリーコードでお申し込み」→16桁のコード入力です。
ここでいう無料はmineoへ支払う契約事務手数料のことです。エントリーパッケージ自体を販売店やECサイトで購入する代金は別に必要です。無料配布されたコードや既に所有する有効なコードがなければ、パッケージ価格を初期費用へ足して比較します。コードは1回線につき1つ必要で、使用済み、入力間違い、対象外コースでは適用できません。
2026年10月23日日時点では、Web以外でエントリーパッケージを利用する場合、契約事務手数料1,100円が別途必要と公式申込ガイドに記載されています。また、マイそくスーパーライト、お試し200MBコースなどはエントリーコードの対象外です。物理SIMではSIMカード発行料440円が残り、eSIMプロファイル発行料は2026年10月1日以降0円です。したがって、コード利用時の初期費用は「パッケージ購入代金+SIM発行関連費用+初月料金」で考えます。
紹介用URLにも契約事務手数料の割引制度がありますが、紹介制度の対象、特典判定、申込コースは変更される可能性があります。過去の紹介URLを検索して利用するのではなく、申込当日に公式の紹介アンバサダー制度と申込確認画面を照合してください。mineoだけを詳しく検討する場合は、既存記事と役割を分け、本記事では他社と同じ比較軸に限定しています。

エントリーコード入力後、確認画面の契約事務手数料が0円になったことを確定前に確認しましょう。
申し込み手順を試す前に、対応状況と料金の条件を確認しておいてください。
IIJmioのキャンペーンでも残るSIM発行費はいくら?
IIJmioは「初期費用」と「SIMカード発行手数料/SIMプロファイル発行手数料」を別々に請求します。2026年10月23日日時点のギガプランでは通常の初期費用が3,300円です。2026年11月4日まで、新規のeSIM申込は初期費用半額となるキャンペーンが案内されていますが、半額は無料ではありません。
通常の発行手数料は、タイプDの物理SIMが433.4円、タイプAの物理SIMが446.6円、タイプDのeSIMが433.4円、タイプA・タイプIのeSIMが220円です。2026年11月4日までの案内では対象eSIMの発行手数料が0円になる表示もあるため、申込時に選んだ回線タイプとキャンペーン対象を確認します。タイプD、タイプA、タイプIで金額が異なるため、「eSIMだから一律無料」と判断しないでください。
申込順路は「IIJmio公式サイト」→「ご購入・お申し込み」→「ギガプラン」→SIM機能と回線タイプを選択→「お申し込み内容確認」です。最終画面では、初期費用、発行手数料、端末代、月額料金、オプションを個別に確認します。パッケージやエントリーコードを使う場合も、パッケージ代金とは別にSIM発行手数料や月額料金が発生することがあります。
契約後の再発行でも、eSIMの再発行手続き自体が無料と表示されるケースと、SIMプロファイル発行手数料がかかるケースを分ける必要があります。公式FAQでは、タイプDのeSIMプロファイル発行が433.4円、タイプA・タイプIが220円で、機能変更やタイプ変更では別途2,200円が発生する例を示しています。

IIJmioは「初期費用」と「発行手数料」の2行を足し、キャンペーン適用後の合計で比較してください。

自分の使い方に合うかどうかは、提供条件を見ながら判断するのが確実です。
LINEMO・ワイモバイルのオンライン申込は本当に無料?
2026年10月23日日時点では、LINEMOとワイモバイルのオンライン申込を通常時0円として比較することはできません。LINEMOは新規契約、MNP、番号移行などに3,850円の手数料がかかります。ワイモバイルもオンラインストアでは3,850円、店頭では4,950円です。以前の「オンラインなら事務手数料無料」という情報は、現行料金と一致しない可能性があります。
LINEMOは契約事務手数料無料キャンペーンを期間限定で実施することがあります。過去の公式提供条件書では、いったん3,850円が発生し、開通日の翌月に料金請求から同額を割り引く方式が採られた例があります。この方式では、申込時点で請求項目そのものが消えるとは限りません。対象申込期間、開通期限、対象プラン、特典付与前の譲渡、8日間キャンセル時の扱いまで提供条件書で確認します。
確認順路は、LINEMOなら「料金プラン」→「手続きに必要な事務手数料」→開催中キャンペーンの「提供条件書」、ワイモバイルなら「オンラインストア」→希望するSIMまたはeSIM→「ご契約にあたっての注意事項」です。キャンペーン名だけで判断せず、注文確認画面に表示される契約事務手数料と、後日割引される場合の時期を分けて記録すると誤認を防げます。
店舗で本人確認や初期設定を手伝ってもらえることには価値がありますが、料金比較ではそのサポート費用を含める必要があります。オンラインで自力設定できるか、対面サポートに差額を払うかを先に決めると比較しやすくなります。

古い比較表ではなく、申込当日の注文確認画面に表示された手数料を採用してください。
選び方をもう少し詳しく知りたい場合は、比較記事も参考にしてください。
SIMカード・eSIM・送料を含む初期費用はどう計算する?
初期費用は「契約事務手数料+SIMカードまたはeSIMの発行費+パッケージ代+送料+初月基本料+端末代・有料オプション」で計算します。契約事務手数料が0円でも、残りの項目が0円とは限りません。
物理SIMを選ぶ場合
物理SIMでは発行料、配送の有無、受取までの時間、再発行料を確認します。ahamoは新規・MNPに伴うSIMカード発行が無料ですが、契約後のSIMカード再発行はahamoサイトで1,100円です。楽天モバイルは契約後のSIMカード交換・再発行が3,300円です。povo2.0もSIMカード再発行は3,850円と案内しています。新規発行と紛失・機種変更後の再発行は別料金です。
eSIMを選ぶ場合
eSIMは配送待ちがない一方、対応端末、SIMロック、EID、Wi-Fi環境を事前に確認します。iPhoneは「設定」→「一般」→「情報」でEIDを確認できます。Androidは機種により「設定」→「デバイス情報」または「端末情報」→「SIMのステータス」など名称が異なり、EIDが見つからない場合はメーカーの公式手順を確認します。
eSIMプロファイルを先に削除すると、再発行に必要なSMS認証を受けられない場合があります。楽天モバイルは「my 楽天モバイル」→「契約プラン」→「各種手続き」→「SIM再発行を申請する」の順で操作し、手続き前に現在のeSIMプロファイルを削除しないよう案内しています。楽天モバイルとpovo2.0のeSIM再発行は2026年10月23日日時点で無料ですが、povo2.0は本来440円のところ当面無料という扱いです。
送料が画面に見当たらない場合
送料を公式料金表で明示確認できないサービスでは、無料と推測せず、申込確認画面の「送料」「配送手数料」「合計金額」を確認します。端末とのセット購入、アクセサリー、代金引換、離島配送などで条件が変わることもあるためです。eSIMを選べば物理配送はありませんが、eSIM発行料が別に設定されている会社では配送がないことと発行費無料は同義ではありません。

初期費用は申込確認画面の項目名ごとに書き出し、0円の項目だけを抜き出さないようにしましょう。

設定を見直しても改善しない場合は、サービス自体の見直しも選択肢になります。
初月料金と短期解約費用はいつ発生する?
契約時の事務手数料が無料でも、回線を開通すれば初月料金が発生します。2026年10月23日日時点で、ahamoの新規契約・他社からのMNPは開通日から月末まで日割りです。ただし、契約した月と同じ月に解約すると日割りにならない場合があります。eSIMの新規契約では、プロファイルのダウンロード完了日が課金開始の基準になるため、申込日だけで初月料金を計算しないでください。
LINEMOは初月の月額基本料を日割りすると公式案内に記載されています。これに契約事務手数料3,850円、通話料、任意オプション、電話ユニバーサルサービス料などが加わります。IIJmioギガプランは利用開始月の料金が利用開始日から月末までの日割りですが、最低利用期間は課金開始月の末日までです。月内に解約操作をしても、解約日は月末として処理されます。
mineoは初月の基本料金が日割りです。ただし、課金開始翌月末までに解約した場合、原則として解約月の基本料金が満額になるという公式案内があります。エントリーコードで契約事務手数料を無料にしても、この短期解約時の月額料金ルールは残ります。
楽天モバイルは、回線利用開始から1年以内に解約または契約解除された場合、やむを得ない事情などの例外を除き解約事務手数料が発生します。Rakuten最強プランでは解約時の割引状況に応じた月額最低利用金額1カ月分で、割引なしなら最大1,078円です。さらに、利用したデータ量に応じた解約月のプラン料金も別に請求されます。
LINEMOも2026年7月1日以降の新規契約について、回線開通月から1年以内の解約時に加入プランに応じた契約解除料を請求する旨を案内しています。ahamoにも1年以内の解約に関する契約解除料の規定があります。短期間だけ使う予定なら、事務手数料だけでなく、最低利用期間、解約月の満額請求、契約解除料を申込前に比較してください。通話オプションを含む比較は格安SIMのかけ放題おすすめ徹底比較で分けて解説しています。

短期利用では「契約時0円」より、初月・解約月・契約解除料の合計が重要です。
費用は月額だけでなく初期費用と契約期間を含めた総額で比べてください。
申込画面で無料適用と請求総額を確認する手順は?
- 申込経路を固定する:公式サイトを開き、「新規契約」「MNP」「番号移行」のどれかを選びます。広告ページや販売店ページから遷移した場合は、最終的な申込主体とキャンペーンコードを確認します。
- 端末の対応を確認する:各社の「動作確認端末」ページで機種名、販売元、OS、SIMカード/eSIM、音声通話、テザリングを照合します。同じ機種名でも販売キャリアや型番が違うと結果が異なることがあります。
- 費用項目を分ける:契約事務手数料、SIM発行料、eSIMプロファイル発行料、送料、端末代、初月基本料、オプションを一行ずつ確認します。キャンペーンが後日割引なら、申込時請求と割引月を別に記録します。
- 無料条件を確認する:povo2.0と楽天モバイルは累計回線条件、mineoはエントリーコードと対象コース、IIJmioはeSIMと回線タイプ、LINEMOはキャンペーン期間と開通期限を確認します。
- 確認画面を保存する:申込確定前の料金内訳、キャンペーン名、適用条件、申込日をスクリーンショットまたはPDFで保存します。個人情報やカード番号を共有用画像へ残さないようにします。
- 開通後に請求予定を確認する:ahamoサイト、povoアプリ、my 楽天モバイル、IIJmio会員専用ページ、mineoマイページ、My Menu、My Y!mobileなどで契約内容と請求項目を確認します。
eSIM設定に失敗した場合は、プロファイルを繰り返し削除せず、まずWi-Fi接続、対象回線の開通状態、端末のEID、OS更新、デュアルSIMの「モバイルデータ通信」設定を確認します。iPhoneでは「設定」→「モバイル通信」、Androidでは「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」などから使用回線を選びます。画面名はOSやメーカーで異なります。
物理SIMが認識されない場合は、電源を切ってSIMの向きとサイズを確認し、再装着してから再起動します。それでも認識しなければ、他端末での無理な切り分けより、公式サポートでSIM不良か端末側の問題かを確認します。再発行を確定すると旧SIMが使えなくなる会社もあるため、仕事用番号では停止期間も考慮してください。
参照した公式情報
- ahamo「SIMカード/eSIMの発行の手数料を教えてください」
- ahamo「ドコモショップでの申込み・手続きサポート」
- povo2.0「契約する場合の手数料」
- 楽天モバイル「各種手数料」
- IIJmio「料金表」
- IIJmio「SIMカード/SIMプロファイル発行手数料」
- mineo「準備からお申し込みまでの流れ」
- LINEMO「必要な費用一覧」
- ワイモバイル「提供条件・重要説明事項」

申込確定ボタンを押す前に、料金内訳と適用条件を保存しておくと請求時に照合できます。

最後に、ここまでの条件を満たすサービスをもう一度確認しておきましょう。

