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Discordの通知が来ないときは、再インストールから始めるのではなく、「Discordが通知対象と判定したか」「サーバーやチャンネルで止められていないか」「OSが表示を許可したか」「端末の集中・省電力機能が抑えていないか」の順に確認します。本記事は2026年10月22日時点の公式情報を基に、通知だけを対象として切り分けます。ログインや認証で止まる場合はDiscordにログインする方法、アプリ自体が起動しない場合はWindows 11でDiscordが開かない時の直し方、配信中の音声や映像の問題はDiscordで画面共有する方法を参照してください。
目次
Discordの通知が来ない原因をどの順番で切り分ける?
最初に、症状を「すべての通知」「特定サーバー」「特定チャンネル」「スマートフォンだけ」「音だけ」のどれかに分けます。通知経路には複数の設定が重なっているため、症状の範囲を決めないまま項目を変更すると原因が分からなくなります。
- DMを含め何も来ない:Discord全体の設定、OS権限、おやすみモード、アプリの動作状態を確認
- 特定サーバーだけ来ない:サーバーのミュート、通知レベル、モバイルプッシュ通知を確認
- 特定チャンネルだけ来ない:通知の上書き、カテゴリー設定、チャンネルのミュートを確認
- メンションだけ来ない:@everyone・@here・ロールメンションの通知抑制を確認
- PCには来るがスマホに来ない:モバイルプッシュ、PC利用中の非アクティブ時間、スマホ側の権限を確認
- 履歴には残るが音が鳴らない:OSのサウンド、音量、集中モード、通知カテゴリーを確認
テストには、自分が確認している画面とは別のアカウントまたは協力者から、DM、通常メッセージ、自分宛てメンションを1回ずつ送ってもらいます。自分で投稿したメッセージや、開いて操作中の会話だけでは正しく判定できません。Discord公式も、モバイル端末でアプリが開かれ操作可能な状態では通知が届かないと案内しています。障害が疑われるときは設定を変える前にDiscord Statusも確認します。
通知が表示されないことと、未読バッジが付かないこと、通知音だけ鳴らないことは別の症状です。ロック画面、通知センター、バナー、サウンド、バッジのうち何が欠けているかも記録してください。

まず「全部・サーバー・チャンネル・スマホだけ」のどこで止まるかを決めると、確認項目を大幅に減らせます。

ユーザー設定の通知とモバイルプッシュ非アクティブ時間はどう直す?
Windows・macOSのデスクトップアプリでは、左下の歯車から「ユーザー設定」を開き、「通知」を選びます。2026年10月22日時点では、デスクトップ通知を有効にする項目、未読メッセージバッジ、タスクバーの点滅、各種サウンドなどを個別に確認します。項目名は配布版や実験機能によって一部異なる場合があります。
通知バナーがまったく出ない場合は、デスクトップ通知を有効にしたうえでOS側の権限も確認します。バナーは出るのに音だけ鳴らない場合は、Discordの通知音とOSのサウンド設定を分けて見ます。DMだけを試し、サーバー設定の影響を受けない状態で動作を確かめるのが先です。
スマートフォンへの通知は、PC版を使っている間の状態にも左右されます。デスクトップ版の「ユーザー設定」→「通知」に「プッシュ通知非アクティブタイムアウト」または同趣旨の項目が表示される環境では、PCで操作が止まってからモバイルプッシュへ切り替わるまでの時間を指定します。PCを使用中、またはDiscordがPCでアクティブと判定している間は、スマートフォンへ同時にプッシュされないことがあります。
急いで確認するときは、表示されている選択肢の中から短い時間へ一時変更し、Discordのウィンドウを閉じるだけでなくPC側で操作せず待ってから、別アカウントでDMを送ります。確認後は通知量に合う値へ戻してください。設定項目が見当たらない場合は、古い解説にある数値を前提にせず、アプリを更新してから検索欄で「通知」を探します。
ブラウザ版では、Discord内の設定に加えてブラウザのサイト通知許可が必要です。アドレスバー付近のサイト情報からdiscord.comの「通知」がブロックされていないか確認します。デスクトップアプリとブラウザ版を同時に開いているなら片方を終了し、どちらが通知を担当しているかを切り分けます。

PC利用中だけスマホ通知が止まるなら、故障より先に非アクティブ時間とPC側の検出状態を確認しましょう。
サーバー通知設定のミュートと「メンションのみ」はどこで変更する?
特定のサーバーだけ通知が来ない場合は、そのサーバー名を選びます。PCではサーバー名をクリックまたは右クリックし、「通知設定」を開きます。モバイル版ではサーバー名をタップし、「通知」から「サーバー通知設定」へ進みます。操作はDiscord公式のモバイル通知設定でも案内されています。
最上位の「サーバーを通知オフ」または「サーバーをミュート」が有効なら、そのサーバー内のチャンネル通知とモバイルプッシュも抑えられます。期限付きミュートを設定したつもりでも、解除するまで継続する選択肢になっていないか確認してください。サーバーアイコンを右クリックしたときのミュート状態と、通知設定画面の状態を両方見ます。
次にサーバー通知設定を確認します。2026年10月22日時点の公式案内では、主に「すべてのメッセージ」「@mentionsのみ」「通知しない」に相当するレベルがあります。「@mentionsのみ」では通常メッセージは通知されず、自分宛て、ロール、@everyone、@hereなど対象となるメンションが通知候補です。「通知しない」ではサーバーのメッセージ通知は届きません。
スマートフォンだけ届かない場合は、同じ画面にある「モバイルプッシュ通知」が有効か確認します。このスイッチが無効なら、OSでDiscordの通知を許可していても、そのサーバーからのモバイルプッシュは届きません。逆に、ここを有効にしてもサーバー自体がミュート中なら通知されないため、上位設定から順に見ます。
設定後は、そのサーバーの上書きがないチャンネルで通常メッセージと自分宛てメンションを分けて試します。「すべてのメッセージ」なのにメンションだけ届く場合は、次のチャンネル上書きが優先されている可能性があります。

サーバー単位の不具合では、最上位のミュート、通知レベル、モバイルプッシュの3点をセットで確認してください。
チャンネル通知の上書きとメンション抑制は何を優先する?
サーバー設定が正しくても、一部のチャンネルやカテゴリーだけ通知が来ない場合は「通知の上書き」を確認します。PCではサーバーの「通知設定」→「通知の上書き」で対象チャンネルまたはカテゴリーを探します。チャンネルを右クリックして「通知設定」を開く方法もあります。モバイル版では対象チャンネルを長押しし、「通知設定」を開きます。
Discord公式のNotifications Settings 101では、チャンネル上書きに「すべて」「メンション」「なし」「ミュート」に相当する選択肢が案内されています。上書きはサーバー全体の設定より細かい指定です。サーバーが「すべてのメッセージ」でも、対象チャンネルが「メンション」なら通常投稿では通知されません。「なし」なら通知を出さず、「ミュート」ではメンションを含めて抑えられます。
カテゴリーと個別チャンネルの両方を登録している場合は、それぞれの表示を確認します。期待する設定が分からなくなったら、対象の上書きをいったん削除し、サーバー設定を継承する状態でテストしてから、必要なチャンネルだけ追加し直すと切り分けやすくなります。
メンション通知が来ない場合は、サーバー通知設定にある「@everyoneと@hereを抑制」「すべてのロールメンションを抑制」も確認します。前者が有効なら@everyoneと@here、後者が有効なら役職宛てのメンションが通知を起こしません。自分のユーザー名を直接指定したメンションと、ロールメンションを別々に試すことで、どの抑制が働いているか判別できます。
「ハイライトを抑制」は、サーバーから選ばれた注目コンテンツなどの通知を制御する項目です。通常の自分宛てメンションとは切り分けます。また「新しいイベントをミュート」が有効なら新規イベントの通知が対象です。すべてを無条件に解除するのではなく、必要な通知種類だけ変更してください。

通常投稿、直接メンション、ロールメンションを別々に送ると、上書きと抑制のどちらが原因か判断できます。

WindowsとmacOSでDiscordの通知許可とおやすみモードを確認するには?
Windows 11では「スタート」→「設定」→「システム」→「通知」を開きます。まず通知全体をオンにし、「アプリやその他の送信者からの通知」にあるDiscordを選びます。Discordの通知をオンにしたうえで、バナー、通知センターへの表示、通知音など必要な項目を有効にします。Microsoft公式のWindowsの通知と応答不可モードにも同じ経路が掲載されています。
通知センターには残るのに画面へ出ない場合はバナー、表示されるが無音ならサウンドを確認します。「応答不可」がオンなら通常の通知は直接通知センターへ送られ、バナーや音で気づけないことがあります。自動的に応答不可をオンにする規則も確認し、ゲーム中、全画面表示中、画面複製中など症状が出る条件と一致していないか見ます。
macOSではAppleメニュー→「システム設定」→「通知」→「Discord」を開き、「通知を許可」をオンにします。通知スタイル、通知センター、バッジ、サウンドを必要に応じて有効にします。Apple公式のMacの通知設定では、ディスプレイのスリープ中、画面ロック中、ディスプレイのミラーリングや共有中に通知を表示するかも設定できると案内されています。
macOSの「集中モード」が有効なら、Discordを許可するアプリへ追加するか、テスト中だけ集中モードを解除します。iPhoneなどと集中モードを共有している場合は、別端末でオンにした状態がMacにも反映されることがあります。画面共有中だけ通知が出ないなら、通知設定内の「ディスプレイのミラーリングまたは共有中」に相当する項目を確認します。画面共有そのものの不具合とは別問題です。
Windows、macOSとも、Discord内の通知音を有効にしてもOSの出力先や音量が原因で聞こえない場合があります。バナーが表示されるなら通知配信自体は成功しているため、再インストールよりサウンド設定を優先します。

通知センターに履歴があるなら配信は届いています。バナー、音、集中モードの表示方法へ確認範囲を絞りましょう。

iPhoneでDiscordの通知許可と集中モードを解除するには?
iPhoneでは「設定」→「通知」→「Discord」を開き、「通知を許可」をオンにします。2026年10月22日時点では、ロック画面、通知センター、バナーの表示場所、サウンド、バッジ、プレビューなどを個別に選べます。Discord公式も、iOSのアプリ全体の通知はDiscord内ではなく端末の設定から管理すると案内しています。
「通知を許可」がオンでも、バナーだけオフなら使用中に表示されず、ロック画面だけオフなら端末を置いていると気づきにくくなります。音が必要なら「サウンド」、アイコンの件数表示が必要なら「バッジ」も確認します。「プレビューを表示」は内容を見せる条件であり、通知を送るかどうかとは別です。
続いてコントロールセンターを開き、「集中モード」または「おやすみモード」がオンになっていないか確認します。解除したくない場合は「設定」→「集中モード」→使用中のモード→「アプリ」でDiscordを許可します。Apple公式のiPhoneで集中モードを設定する手順によると、集中モードでは許可する人やアプリを指定できます。時間、場所、アプリ使用などによる自動オンも確認してください。
Apple端末間で「デバイス間で共有」を使用している場合、MacやiPadで有効にした集中モードがiPhoneにも反映される場合があります。設定を直した直後はDiscordを画面に表示したまま試さず、ホーム画面へ戻って端末をロックし、別アカウントからDMを送ります。Discord公式は、端末上でDiscordアプリが開かれ操作可能な状態では通知が届かないと説明しています。
DMは届くのにサーバーだけ来ない場合、iPhoneの権限は機能しています。OS設定を繰り返し変更せず、サーバーの「モバイルプッシュ通知」、ミュート、通知レベル、チャンネル上書きへ戻ってください。

iPhoneでは「通知を許可」だけでなく、表示場所、サウンド、使用中の集中モードまで続けて確認します。
Androidで通知カテゴリーとバッテリー最適化を見直すには?
Androidでは機種により画面名が異なりますが、標準的には「設定」→「通知」→「アプリの通知」→「Discord」を開きます。Discord公式の2026年版案内では、「すべてのDiscord通知」がマスター設定で、その下にサーバーのメッセージ、DM、フレンド申請、リアクションなどの通知カテゴリーが用意されています。全体がオンでも「サーバー」内の「メッセージ」だけオフなら、DMは届いてサーバー投稿は届きません。
各カテゴリーを開き、「アラート」ではなく「サイレント」になっていないか、サウンドやポップアップ表示が許可されているかを確認します。「通知の整理」など、優先度の低い通知をまとめて消音する機能が表示される端末では、その影響も試します。Google Pixelの公式案内アプリ通知をオンまたはオフにする方法でも、省電力や割り込みを減らす設定が通知を遅延・停止させる場合があると説明されています。
「設定」→「モード」→「おやすみ時間」または「サイレントモード」に相当する画面を開き、Discordが通知可能なアプリになっているか確認します。就寝、運転、時間指定などのモードが自動で有効になる設定も対象です。メーカー独自の名称や経路があるため、設定アプリ内で「通知」「サイレント」「バッテリー」と検索すると見つけやすくなります。
通知が大幅に遅れる、アプリを開いた瞬間にまとめて届く場合は、バッテリー制御を疑います。「設定」→「アプリ」→「Discord」→「アプリのバッテリー使用量」などを開き、バックグラウンド使用が禁止されていないか確認します。省電力モードやメーカー独自のスリープ対象からDiscordを外すと改善する場合がありますが、電池消費が増える可能性があります。最初から端末全体の最適化を無効にせず、Discordだけを一時的に変更してテストしてください。
Pixelのバッテリーセーバー公式案内では、標準のバッテリーセーバー中は低優先度通知が遅れることがあり、最大限のバッテリーセーバーで一時停止されたアプリは通知を送らないと説明されています。また長期間使っていないアプリは、通知やバックグラウンド動作が停止される場合があります。Discordのアプリ情報に「未使用のアプリを一時停止」などがあれば状態を確認します。

Androidでアプリを開いた途端に通知が届くなら、カテゴリーよりバックグラウンド動作と省電力制御を重点的に見てください。

設定後の通知テストと直らない場合の問い合わせはどう進める?
設定後は一度に複数項目を変えず、次の順番でテストします。まずDiscordを最新版へ更新し、PCとスマートフォンで同じアカウントへログインしていることを確認します。アカウントの基本操作から確認したい場合はDiscordとは何か・始め方も参照できます。
- Discord Statusで通知を含むサービス障害が掲載されていないか確認する
- スマートフォンでDiscordを閉じ、画面をロックする
- PC版を終了するか、非アクティブタイムアウトを考慮して操作せず待つ
- 別アカウントからDMを1件送る
- 通知対象のサーバーで通常メッセージを1件送る
- 同じ場所で自分宛ての直接メンションを1件送る
- 必要ならロールメンションを権限のある協力者に試してもらう
DMだけ届くならOS権限とDiscord全体の配信は動作しています。サーバー設定へ戻ります。直接メンションだけ届くなら通知レベルが「メンションのみ」の可能性があります。通常メッセージも直接メンションも届かず、DMは届く場合は、サーバーミュート、モバイルプッシュ、チャンネル上書きを確認します。どれも届かない場合はOS権限、集中・サイレントモード、バッテリー制御、PC利用中の判定を再確認します。
改善しないときはDiscordを再起動し、端末も通常の再起動を行います。再インストールは通知設定の記録を取った後の最終段階にします。再インストールしても、サーバー側に保存されたミュートやチャンネル上書き、OSの集中モードが自動的に解除されるとは限りません。
Discordサポートへ問い合わせる場合は、端末名、OSバージョン、Discordアプリのバージョン、発生日時、DMとサーバーのどちらで起きるか、PC版を使用中だったか、通知センターに履歴が残るか、確認済みの設定をまとめます。サーバー名やユーザー名を含む画像は必要部分だけにし、パスワード、多要素認証コード、バックアップコードは送らないでください。
参照した公式情報
- Discord:Notifications Settings 101
- Discord:通知設定101(モバイル端末向け)
- Microsoft:Notifications and Do Not Disturb in Windows
- Apple:Macの通知設定
- Apple:iPhoneで集中モードを設定する
- Google:アプリの通知をオンまたはオフにする
- Google:Pixelのバッテリーセーバーを使用する

問い合わせ前にDM・通常投稿・直接メンションの結果を記録すると、通知が止まる層を具体的に伝えられます。


