LINEが開かない・起動しない原因と対処法|公式の順番で確認

LINEが開かない・起動しない原因と対処法|公式の順番で確認



LINEをタップしても起動しない、開いた直後に落ちる、トーク画面だけ開かない、といった症状は、端末の空き容量、アプリのバージョン、通信状態、LINE側の障害など原因がいくつか考えられます。LINEヘルプセンターは、起動しない・強制終了する場合の対処方法を順番に案内しています。この記事では、2026年10月26日時点のLINE公式ヘルプを確認したうえで、その順番に沿って、iPhone・Android別の操作と、再インストール前に必ず済ませる準備を整理します。

特に注意したいのが古いバージョンのLINEです。LINEヘルプセンターの利用環境ページによると、2026年11月4日に、iOS/iPadOS版のバージョン14.6.3未満と、Android版の14.4.6未満のサポートを終了する予定です。長くアップデートしていない場合は、まずバージョンを確認してください。

LINEが開かないとき最初に確認することは?

LINEヘルプセンター「LINEで不具合や問題(起動しない/強制終了するなど)が発生した場合の対処方法」は、主な症状として次のものを挙げています。

  • LINEが起動しない
  • トーク画面などが強制終了(クラッシュ)する
  • 「問題が発生したため、LINEを終了します」「『LINE』が繰り返し停止しています」「LINEが停止しました」「サーバーへ接続が出来ません」といったエラーメッセージが表示される

同じページは、LINEで不具合が発生している場合はヘルプセンターの「お知らせ」に掲載していると案内しています。そのため、最初に確認するのは自分の端末ではなく、LINEヘルプセンターのトップページにある「お知らせ」です。障害やメンテナンスの掲載があれば、端末側の操作をしても改善しない可能性が高いため、復旧の案内を待ちます。

お知らせに掲載がない場合は、端末側の原因として次の順番で対処します。この順番は公式ヘルプの記載に沿ったものです。

  • 端末を再起動する
  • LINEをアップデートする
  • LINE内のキャッシュを削除する
  • 端末の空き容量を2GB以上確保する
  • 4G/5G/Wi-Fiを一度オフにしてから、再度オンにする
  • ウェブ利用制限やフィルタリングサービスの内容を確認する
  • 端末のOSをアップデートする

なお、公式ヘルプはこれらを試す前提として、利用している端末が推奨環境であることの確認を求めています。推奨環境とバージョンについては次の章で説明します。

いきなり再インストールせず、まず公式の「お知らせ」で障害が出ていないかを確かめましょう。

line 開かない LINEが開かないときに試す順番
LUFTMEDIA編集部作成の解説図
LINEヘルプセンター「LINEで不具合や問題(起動しない/強制終了するなど)が発生した場合の対処方法」
出典:LINEヘルプセンター「LINEで不具合や問題(起動しない/強制終了するなど)が発生した場合の対処方法」(2026年10月26日確認)

LINEのバージョンとOSは推奨環境を満たしている?

LINEヘルプセンター「LINEの利用環境を教えてください」によると、2026年10月26日時点で最新版のLINEを利用できる推奨環境は、iPhoneがiOS 18.0以上、Android版がAndroid 11.0以上です。

推奨環境に満たない端末でも、OSに応じて古いバージョンのLINEを利用できる「動作環境」があります。ただし、同じページには次の注意があります。

  • 長期間アップデートを行わないと、トーク履歴などのデータが復元できなくなる場合がある
  • iOS/iPadOS 14.8.1以下、Android 7.1.2以下ではLINEを利用できない
  • LINEバージョン13.20.0以下は利用できない
  • Google Play非対応機種では、LINEのアップデートができない

さらに、2026年11月4日に、LINEアプリのバージョン14.6.3未満(iOS/iPadOS)および14.4.6未満(Android)のサポートを終了する予定と掲載されています。古い端末でLINEを使い続けている場合、ある日を境に開けなくなる原因はアプリやOSのバージョンにあるかもしれません。

LINEのアップデートは、公式ヘルプが案内しているLINEのアップデートページから、またはApp Store/Google PlayでLINEを開き、「アップデート」が表示されるかで確認できます。OSのアップデートは、iPhoneならAppleの「iPhoneやiPadをアップデートする」、AndroidならGoogleの「Android のバージョンを確認して更新する」の手順に沿って行います。

11月4日のサポート終了を前に、LINEアプリとOSの両方が最新に近い状態かを確認しておきましょう。

line 開かない 推奨環境とサポート終了予定(2026年10月26日時点)
LUFTMEDIA編集部作成の解説図

再起動とアップデートで直らないときは?

端末の再起動とLINEのアップデートを試しても開かない場合は、通信と利用制限の設定を見直します。公式ヘルプでは、4G/5G/Wi-Fiを一度オフにしてから再度オンにする方法が案内されています。

通信をオフ・オンする

Wi-Fiにつながっていても、そのWi-Fiがインターネットに接続できていなければ、LINEはサーバーに接続できません。「サーバーへ接続が出来ません」と表示される場合は、Wi-Fiをオフにしてモバイルデータ通信で開けるか、反対にモバイルデータ通信をオフにしてWi-Fiで開けるかを試すと、どちらの通信に問題があるかを切り分けられます。

ウェブ利用制限やフィルタリングを確認する

公式ヘルプは、ウェブ利用制限やフィルタリングサービスの内容を確認、または解除することも対処方法に挙げています。携帯電話会社のフィルタリングサービスや、端末の利用制限機能でLINEの通信が制限されていると、LINEが正常に動作しない場合があります。家族が設定した制限であれば、解除せずに設定した人に相談してください。

他のアプリやサイトが使えるか確認する

LINE以外のアプリやWebサイトも開けない場合は、LINEではなく端末の通信に原因がある可能性が高くなります。その場合は、端末の機内モードや通信設定、契約中の回線の状況を確認します。

Wi-Fiとモバイルデータ通信を切り替えて試すと、LINEの問題か通信の問題かを見分けやすくなります。

LINEのキャッシュを削除するには?

LINEヘルプセンター「キャッシュの削除とは?(重いLINEを軽くする方法)」によると、LINEを使用していると、キャッシュデータやトーク履歴のデータが蓄積し、LINEが重くなったり動作が遅くなったりする要因になります。LINEを開ける状態であれば、アプリ内のキャッシュを削除します。

メイン端末(スマートフォン)の操作手順

  • [ホーム]>[設定]>[トーク]をタップします。
  • [データの削除]をタップします。
  • [キャッシュ]の[削除]をタップします。

公式ヘルプは、キャッシュデータを削除してもトーク履歴などは削除されないと説明しています。一方で、保存期間が経過した写真や動画などは閲覧できなくなるため注意が必要です。

同じ「データの削除」の画面には、トーク履歴などを削除する項目もあります。公式ヘルプは、トーク履歴や画像データを削除すると復元できないと注意しています。キャッシュを消すつもりで別の項目を選ばないよう、[キャッシュ]の行であることを確認してから[削除]をタップしてください。

LINEがまったく起動せず、この画面まで進めない場合は、次の章の空き容量の確保と、iPhoneの[アプリを取り除く]を先に試します。

削除するのは[キャッシュ]の行だけです。トーク履歴の削除は元に戻せないので、項目名を確認してからタップしましょう。

端末の空き容量はどれくらい必要?

LINEの公式ヘルプは、端末の空き容量が不足していると、LINEが正常に動作しない可能性があると説明し、空き容量が2GB以上あるか確認するよう案内しています。2026年10月26日時点の確認場所は次のとおりです。

  • iPhone:[設定]>[一般]>[情報]>[使用可能]をタップ
  • Android:[設定]>[ストレージ]をタップ

Androidの項目名は、機種によって異なる場合があります。[設定]内で「ストレージ」を検索すると見つけやすくなります。

空き容量が2GBを下回っている場合は、端末やSDカード内の不要なアプリやデータ、キャッシュを削除します。使っていないアプリ、重複した写真や動画、ダウンロード済みのファイルなどから整理してください。写真や動画を削除する場合は、クラウドやパソコンに保存されているかを先に確認します。

Androidの場合、公式ヘルプはSDカードを取り外して再度取り付ける方法も挙げています。SDカードの取り外し方は機種によって異なるため、端末の取扱説明書で確認してください。

容量を確保した後は、端末を再起動してからLINEを開き直します。容量不足が原因であれば、この段階で改善することがあります。

空き容量は「2GB以上」が公式の目安です。数字で確認してから、写真やアプリの整理に取りかかりましょう。

iPhoneで[アプリを取り除く]を行うには?

LINEヘルプセンター「【iPhone/iPad】[アプリを取り除く]を行うには?」によると、[アプリを取り除く]はデータを残したままアプリのみを取り除くiOS/iPadOSの機能で、LINEに問題が発生した場合の基本的な対処方法の一つです。通常のアプリ削除とは異なり、トーク履歴などのデータは端末に残ります。

iPhoneの操作手順

  • 端末の[設定]>[一般]>[iPhoneストレージ]をタップします。
  • 一覧からLINEアプリをタップします。
  • [アプリを取り除く]>[アプリを取り除く]をタップします。
  • アプリが取り除かれた後に表示される[アプリを再インストール]をタップします。

iPadの場合は、[設定]>[一般]>[iPadのストレージ]から同じ操作を行います。公式ヘルプは、OSのバージョンや端末によって設定手順や項目の表記が異なる場合があるとしています。

ここで注意したいのは、同じ画面にある[アプリを削除]と取り違えないことです。[アプリを削除]はLINEアプリそのものを端末から消す操作で、次の章で説明する事前準備をしていないと、トーク履歴を失うおそれがあります。必ず[アプリを取り除く]を選んでください。

Androidには、[アプリを取り除く]と同じ名称の機能はありません。Androidでは、ここまでの対処で改善しなければ、OSのアップデートとSDカードの抜き差しを試したうえで、次の章の再インストールへ進みます。

iPhoneでは[アプリを削除]ではなく[アプリを取り除く]を選ぶのが要点です。データを残したまま入れ直せます。

再インストールする前に何を準備する?

LINEヘルプセンター「LINEアプリを再インストールするには?」は、再インストール後も現在のLINEアカウントやトーク履歴をそのまま利用するには、LINEアカウントの引き継ぎが必要だと説明しています。さらに、アプリを削除すると端末内のデータや設定状況を確認できなくなる場合があるため、削除前に必ず事前準備を行うよう求めています。

公式ヘルプが挙げる事前準備

  • トーク履歴をバックアップする
  • トーク履歴のバックアップ用のPINコードを設定する
  • LINEに登録している電話番号が、現在使用している電話番号と同じか確認する([ホーム]>[設定]>[アカウント]で確認)
  • LINEに登録しているパスワードを覚えていない場合は、新しいパスワードを設定する

LINEヘルプセンター「トーク履歴を標準バックアップするには?」によると、LINEのトーク情報は端末内のLINEアプリに保存されているため、再インストールをするとトーク履歴は消えてしまいます。標準バックアップの手動操作は、メイン端末で[ホーム]>[設定]>[バックアップ・引き継ぎ]>[トークのバックアップ]をタップし、[今すぐバックアップ]をタップします。[今すぐバックアップ]が表示されていない場合は、バックアップ用のPINコードの作成が必要です。

標準バックアップの保存先は、iPhoneがiCloud Drive、AndroidがGoogle ドライブです。保存できるのはテキストメッセージのみで、同じOSの端末に引き継ぐ場合にのみ利用できます。LINEが起動しない状態ではこれらの準備ができないため、普段から自動バックアップを設定しておくことが重要です。詳しくはLUFTMEDIAのLINEのトーク履歴をバックアップする方法を参照してください。

再インストールの前に、バックアップ・電話番号・パスワードの3点がそろっているかを必ず確認しましょう。

line 開かない 再インストール前に必ず確認すること
LUFTMEDIA編集部作成の解説図

再インストールの手順と、それでも開かないときは?

事前準備が終わったら、公式ヘルプの手順に沿って再インストールします。

  • LINEアプリを削除します。
  • App StoreまたはGoogle Play ストアからLINEアプリを再インストールします。
  • 電話番号で引き継ぎ、またはApple ID/Google アカウントで引き継ぎを行います。
  • トーク履歴の復元画面が表示されたら、[トーク履歴を復元]をタップします。

公式の対処方法のページも、ここまでの方法で改善しない場合は、アンインストールしてから再インストールすると改善する場合があるとしています。そのうえで、「LINEアプリを再インストールするには?」の案内に沿って操作すれば、トーク履歴や友だちなどの情報を引き継いでLINEを再開できると説明しています。裏を返せば、事前準備を飛ばして削除すると、引き継ぎに必要な情報が足りなくなるおそれがあります。

パスワードを忘れてログインできない場合は、LUFTMEDIAのLINEのパスワードを忘れたときの対処を確認してください。

開くが一部の機能だけ使えない場合

LINEは開くものの、メッセージが送れない、通知が届かないなど特定の機能だけが使えない場合は、LINEヘルプセンター「急に利用できなくなった機能がある」から症状に合うページを選びます。同ページは、トークメッセージを送信できない場合、利用規約に違反する行動によりサービスの利用が制限されている可能性もあると説明しています。通知の問題は、LUFTMEDIAのLINEの通知が来ない原因と直し方も参考になります。

最後に、ここまでの流れをまとめます。まず「お知らせ」で障害を確認し、推奨環境とバージョンを確かめます。そのうえで、再起動、アップデート、キャッシュ削除、空き容量の確保、通信の切り替え、OSのアップデートを順に試し、iPhoneでは[アプリを取り除く]を行います。再インストールは、バックアップなどの事前準備を終えてから最後に行ってください。

再インストールは最後の手段です。準備を終えてから行えば、トーク履歴や友だちを引き継いで再開できます。

参照した公式情報