PayPay送金の手数料はいくら?残高別の上限と注意点

PayPay送金の手数料はいくら?残高別の上限と注意点



PayPayで家族や友だちへ残高を送る「送る・受け取る」の手数料は、2026年11月5日時点で無料です。ただし、受け取った残高を銀行口座へ移す「出金(払い出し)」は別の手続きで、金融機関や利用状況によって手数料が発生します。

また、PayPayマネー、PayPayマネー(給与)、PayPayマネーライト、PayPayポイント、PayPay商品券は、同じように画面へ表示されても送金・出金の可否が異なります。ここではPayPay公式情報を基に、残高の種類、本人確認、操作順路、送る上限、受け取り時の条件、失敗した場合の確認先を整理します。料金・仕様・画面名は2026年11月5日時点です。

PayPayの「送る・受け取る」に手数料はかかる?

個人のPayPayアカウント間で利用する「送る・受け取る」では、2026年11月5日時点で送る側にも受け取る側にも手数料はかかりません。1円単位で残高を送り、相手はPayPay残高として受け取れます。

ここで区別したいのが、PayPayアプリ内で友だちへ残高を渡す「送金(譲渡)」と、PayPayマネーを自分名義の銀行口座へ移す「出金(払い出し)」です。PayPayの取引履歴でも、前者は[送金(譲渡)]、後者は[銀行口座への出金]として別々に扱われます。銀行口座への出金手数料を見て「友だちへの送金にも100円かかる」と判断しないようにしてください。

操作送り先2026年11月5日時点の手数料
送る・受け取る別のPayPayアカウント無料
銀行口座への出金本人名義の金融機関口座PayPay銀行は何度でも0円、三井住友銀行は月5回まで0円・6回目以降100円、その他の金融機関は100円

銀行出金では、PayPay給与受取を利用し、PayPayマネー(給与)を含む残高を本人名義口座へ送る場合、月1回無料となる条件もあります。詳しくは後半で分けて説明します。出金条件を先に確認したい場合は、LUFTMEDIAのPayPayを銀行に戻す手順も参照してください。

「友だちへ送る」と「銀行へ出金する」を分けると、手数料の見間違いを防げます。

PayPayマネー・マネーライト・ポイント・商品券のうち送れる残高はどれ?

PayPay公式の残高種別一覧によると、2026年11月5日時点で「送る・受け取る」に使えるのはPayPayマネー、PayPayマネー(給与)、PayPayマネーライトです。PayPayポイント(通常・期間限定)とPayPay商品券は送れません。

種類友だちへ送る銀行口座へ出金主な条件
PayPayマネー可可本人確認後、対象の方法でチャージした残高
PayPayマネー(給与)可可本人確認とPayPay給与受取の利用が必要
PayPayマネーライト可不可本人確認前のチャージや、PayPayカードなど対象手段からのチャージ
PayPayポイント不可不可支払いなど対象機能で利用
PayPay商品券不可不可指定された加盟店・有効期限の範囲で利用

PayPayマネーライトは友だちへ送れますが、受け取った相手側でもマネーライトとして扱われ、銀行へ出金できる残高にはなりません。後から本人確認をしても、すでに保有しているマネーライトがPayPayマネーへ変わることはありません。

PayPayポイントは、キャンペーンなどで付与される残高です。通常ポイント、期間限定ポイントのどちらも「送る・受け取る」には使えません。PayPay商品券も、利用可能な加盟店や有効期限が指定された支払い用の残高であり、家族や友だちへの譲渡には使えません。

自分の内訳は、PayPayアプリの[ウォレット]→[内訳・送金]で確認します。商品券は[ウォレット]内の[PayPay商品券]から、残高、有効期限、利用可能加盟店を確認できます。残高があるのに送金可能額が少ない場合は、ポイントや商品券を合計残高と取り違えていないか確認しましょう。チャージ元による違いは、LUFTMEDIAのPayPayのチャージ方法と残高種別でも確認できます。

送る前に[内訳・送金]を開き、ポイントや商品券ではなく送金可能な残高があるか確認しましょう。

paypay 送金 手数料 残高の種類別に見る「友だちへ送る」と「銀行口座へ出金」の可否(2026年11月5日時点)
LUFTMEDIA編集部作成の解説図

本人確認をすると送金できる残高と上限はどう変わる?

本人確認が未完了でも、2026年11月5日時点ではPayPayマネーライトを友だちへ送れます。一方、PayPayマネーを送ること、銀行口座へ出金すること、Myコードの表示や請求リンクの作成には本人確認が関係します。

本人確認済みかは、PayPayアプリのホーム画面右下にある[アカウント]、または右上のベルマーク横にあるアイコンを開き、アカウント名付近の表示で確認します。未完了なら[本人確認が完了していません]、完了後は[本人確認済み]と表示されます。申請する場合も、この[本人確認が完了していません]から画面案内に沿って進みます。

本人確認後、銀行口座、セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、Yahoo!フリマ・Yahoo!オークションの売上金など、公式が指定する方法でチャージした残高はPayPayマネーになります。ただし、PayPayカード、PayPayクレジット、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いからのチャージは、本人確認後でもPayPayマネーライトです。

送る残高の優先順位は、[アカウント]→[送る・受け取る設定]→「送る設定」の[残高の種類]→[送る残高の種類の選択]で変更し、[保存する]をタップします。PayPay公式の設定手順では、本人確認済みで自分が設定していない場合、PayPayマネーが優先されます。マネーライトから先に使いたいときは、送る前に設定を変更してください。選んだ種類だけで不足すると、もう一方の送金可能な残高で補われる場合があります。

2026年6月17日以降、Myコードで残高を受け取る機能には本人確認が必要です。また、2026年6月18日から請求リンクの作成にも本人確認が必要になりました。ただし、携帯電話番号またはPayPay ID宛てに送られた残高を受け取る方法は、本人確認未完了でも利用できます。本人確認の手続きや注意点は、LUFTMEDIAのPayPayの本人確認に関する解説も参考になります。

出金予定があるなら、本人確認を済ませてから対象の銀行口座やATMでチャージしてください。

携帯電話番号・PayPay ID宛てに残高を送る操作は?

離れた相手へ直接送る場合は、携帯電話番号またはPayPay IDを宛先にできます。2026年11月5日時点の共通順路は次のとおりです。

  1. PayPayアプリのホーム画面で[送る]をタップします。
  2. [PayPay ID・電話番号・表示名]を選びます。
  3. 相手の携帯電話番号またはPayPay IDを入力します。
  4. 検索結果に表示された名前やアイコンを確認し、正しい相手を選びます。
  5. 送る金額を入力して[次へ]をタップします。
  6. 金額、宛先、残高の種類を確認し、[○○円を送る]をタップします。
  7. チャット画面と取引履歴で送信状態を確認します。

相手が表示名を設定していない場合は、電話番号が表示されることがあります。似た表示名や古い電話番号を選ばないよう、送信確定前に相手へ表示内容を確認してください。携帯電話番号を変更した人へ送る場合は、現在のPayPay登録番号かPayPay IDを聞き直すほうが確実です。

送った直後に残高が減っても、相手の受け取りが完了しているとは限りません。自動受け取りが有効なら即時に完了しますが、無効なら相手側の操作が必要です。チャット画面に「友だちが受け取りました」と表示されれば受け取り完了です。

PayPayアプリのバージョン4.56.0未満は、2025年2月26日以降「送る・受け取る」を利用できません。ボタンがない、画面が説明と異なる場合は、App StoreまたはGoogle PlayでPayPayアプリを更新します。iPhoneとAndroidでPayPay内の基本順路は共通ですが、OSのバージョンやアプリ更新状況によってアイコン位置、権限確認、共有画面の外観が異なる場合があります。

金額より先に宛先の表示名・電話番号・アイコンを照合し、誤送金を避けましょう。

Myコード・受け取りリンク・LINEから送る操作は?

対面でMyコードを読み取る

対面なら、受取側が[アカウント]→[Myコード]または[Myコードを共有する]を開き、送る側がホーム画面の[スキャン]で読み取ります。送る側は金額を入力して[次へ]へ進み、相手と金額を確認して[○○円を送る]をタップします。2026年11月5日時点では、Myコードを表示して受け取る側に本人確認が必要です。コードが読み取れない場合は、受取側がMyコードを開き直し、新しいコードを提示します。

SNSやメール用の受け取りリンクを作る

電話番号やPayPay IDを知らない相手には受け取りリンクを利用できます。[送る]→画面下部の[送る]→[SNSで送る]→金額入力→[次へ]と進み、必要に応じて4桁のパスコードを設定して[○○円のリンクを作成する]をタップします。

PayPay公式の受け取りリンク案内によると、リンクの有効期限は作成から4日、つまり96時間です。期限までに受け取られなければ残高は送った側へ戻ります。相手がパスコードを3回間違えた場合も受け取り辞退となり、残高が戻ります。受け取り前なら、[送る]→[リンク]→対象履歴→[受け取りリンクをキャンセル]→[今すぐキャンセルする]で取り消せます。受け取り完了後はアプリから取り消せません。

PayPayアプリ5.42.0以上では共有文にパスコードが記載されないため、リンク送信後に4桁のパスコードを相手へ別途伝えます。iPhoneではiOSの共有シート、AndroidではAndroidの共有メニューが開くため、表示されるアプリの並びは異なります。誤ったトークへ送らないよう、共有先を選ぶ前に相手名を確認してください。

LINEの1対1トークから送る

LINEでは、相手との1対1トークで[+]→[送る・受け取る]→[送るリンクを作成]→金額入力→[次へ]→[LINEでリンクを送る]→[シェア]と進みます。2026年11月5日時点で、LINEアプリ14.16.0以上、PayPayアプリ4.64.0以上が必要です。グループトークからはPayPay残高を送れません。

リンクとパスコードは別に伝え、受け取り完了までは[リンク]の履歴を残しておきましょう。

paypay 送金 手数料 相手との関係別に送る手段を選ぶ分岐(2026年11月5日時点)
LUFTMEDIA編集部作成の解説図

本人確認済み・未完了で送金上限はいくら違う?

PayPay公式の利用上限では、2026年11月5日時点の「PayPay残高やPayPayギフトを送るとき」の上限が本人確認の状態別に設定されています。

本人確認過去24時間過去30日間暦月
完了30万円100万円公式表に個別記載なし
未完了10万円50万円30万円

未完了の場合の「1カ月」は毎月1日0時から月末日23時59分までです。一方、「過去24時間」「過去30日間」は暦日・暦月ではなく、操作時点から遡る期間です。日付が変わっただけでは枠が戻らない場合があります。

本人確認済みでも、「定期的に送る」のスケジュール設定を利用すると上限は1回10万円です。また、海外支払いモードを利用し、支払い方法にPayPayクレジットを登録していない場合は、本人確認済みでも過去24時間10万円、過去30日間50万円となります。

一度に保有できる上限は、PayPayマネーとPayPayマネーライトがそれぞれ100万円です。PayPay給与受取を利用している場合は、PayPayマネー80万円、PayPayマネー(給与)20万円が上限です。相手側の保有状況によっては、送る側の利用枠内でも受け取りを完了できない可能性があります。

さらに、PayPayが定める上限とは別に、自分で「友だちに送る」の利用可能額を設定できます。確認順路は[アカウント]→[利用可能額の設定]です。アプリ4.69.0未満では[セキュリティとプライバシー]→[利用可能額の設定]と進みます。自分で設定した額に達している場合は、公式上限に余裕があっても一時保留などの設定が働きます。

高額を送る前は、過去24時間・過去30日間・自分で設定した上限の3つを確認してください。

paypay 送金 手数料 「PayPay残高やPayPayギフトを送るとき」の上限(2026年11月5日時点)
LUFTMEDIA編集部作成の解説図
PayPayヘルプ
出典:PayPayヘルプ(2026年11月5日確認)

受け取り操作・自動受け取り・受け取り期限はどう確認する?

携帯電話番号やPayPay ID宛ての送金では、受取側の自動受け取り設定によって操作が変わります。自動受け取りが有効なら、送られた残高は受け取り操作なしで反映されます。無効なら通知または[送る]画面の履歴を開き、内容を確認して受け取ります。

設定は[アカウント]または右上のアイコン→[送る・受け取る設定]→[自動受け取り設定を有効にする]で変更できます。[送る・受け取る設定]が表示されない場合はPayPayアプリを最新版へ更新してください。受け取りリンクは、自動受け取りが有効でもリンクを開いて受け取る操作が必要です。

受け取り期限は2026年11月5日時点で4日(96時間)です。期限切れ、受け取り辞退、リンクのパスコードを3回間違えた場合は、送った残高が送信者へ戻ります。送信者のチャット画面に「友だちが受け取りました」と表示されないときは、受取側へ通知と受け取り操作を確認してもらいます。

受け取った残高の種類も重要です。PayPayマネーを受け取ればPayPayマネー、マネーライトを受け取ればマネーライトとして反映されます。マネーライトを受け取った後に本人確認してもPayPayマネーへ変換されず、銀行口座へ出金できません。受け取ったお金を銀行へ移す予定なら、送る側にPayPayマネーを優先してもらう必要があります。

公式が案内する送信上限とは別に、受け取りでは残高種類ごとの保有上限やアカウントの利用制限が影響します。「受け取り上限」を一律の1回金額として考えるのではなく、送る側の期間上限、受取側の保有残高、本人確認状態、受け取る残高種別を確認してください。

銀行へ出す予定の受取金なら、送信前に「PayPayマネーで送る」ことを相手と確認しましょう。

銀行口座への出金手数料と送れないときの分岐は?

銀行口座へ出金する順路

銀行へ移せるのはPayPayマネーとPayPayマネー(給与)だけです。本人確認を完了し、本人名義の口座を登録したうえで、[ウォレット]→[銀行口座に出金する]→登録口座を選択→金額入力→[次へ]→内容確認→[○○円を送金する]と進みます。最低出金額は2026年11月5日時点で1円です。処理中であっても出金のキャンセルはできません。

PayPay公式の銀行口座への出金案内によると、同日時点の手数料は、PayPay銀行が何度でも0円、三井住友銀行が月5回まで0円・6回目以降100円、その他の金融機関が1回100円です。三井住友銀行の無料条件にはPayPayアプリ5.57.0以上が必要で、「おまかせ振分設定」による送金には月5回無料が適用されません。

PayPay給与受取を利用し、PayPayマネー(給与)を含む残高を本人名義口座へ送る場合は月1回無料です。同月2回目以降、またはPayPayマネー(給与)を含まない出金は、金融機関ごとの手数料条件が適用されます。手数料や完了予定日は確定画面で確認してから実行してください。

エラー表示ごとの確認順序

  • 残高が足りない:[ウォレット]→[内訳・送金]で、マネー、マネーライト、ポイント、商品券を分けて確認します。ポイントと商品券は友だちへ送れず、マネーライトは銀行へ出金できません。
  • 本人確認を求められる:PayPayマネーの送金、銀行出金、Myコード表示、請求リンク作成をしようとしていないか確認します。[アカウント]の本人確認表示から手続きを進めます。
  • 利用上限のエラー:過去24時間、過去30日間、未本人確認の暦月上限、自分で設定した[利用可能額の設定]を確認します。過去24時間の枠は午前0時に一律で戻るとは限りません。
  • 相手に届かない:送信者のチャット画面で受け取り完了表示を確認し、受取側に自動受け取り設定、通知、受け取り期限を見てもらいます。
  • 「現在ご利用を制限しています」と出る:PayPay公式は、上限超過または取引審査の監視に該当した可能性を案内しています。数日程度時間を置いて再試行し、アプリ内ヘルプの案内を確認します。
  • リンクを誤送信した:未受け取りなら[送る]→[リンク]→対象履歴→[受け取りリンクをキャンセル]で止めます。受け取り済みならアプリ上で取り消せないため、相手へ返送を依頼します。

送金後は[取引履歴]の絞り込みで、友だちへの送金は[送金(譲渡)]、受け取りは[受け取り]、銀行への移動は[銀行口座への出金]を選ぶと状況を確認しやすくなります。

エラー時は再送を繰り返す前に、残高種別・本人確認・期間上限・取引履歴を順に確認してください。

参照した公式情報