WhatsAppとは?LINEとの違い・できること・始め方

WhatsAppとは?LINEとの違い・できること・始め方



WhatsApp(ワッツアップ)は、電話番号を登録してメッセージや音声・ビデオ通話を利用できる、Meta提供のコミュニケーションアプリです。海外では連絡手段として広く使われていますが、日本で普及しているLINEとは、友だちの見つけ方、スタンプなどの周辺サービス、バックアップ先に違いがあります。

この記事では、2026年9月22日時点のWhatsApp・LINE公式情報を基に、料金、対応端末、登録方法、実際の画面名、トラブル時の確認先まで解説します。アプリの表示はOS、地域、アカウント、段階的な機能提供によって異なる場合があります。

WhatsAppとは何に使うアプリ?料金や必要なものは?

WhatsAppは、インターネット回線を利用して、個人やグループでチャット、音声通話、ビデオ通話などを行うアプリです。相手の電話番号を連絡先として利用する仕組みが基本で、国や携帯電話会社が異なる相手とも連絡できます。

Google PlayのWhatsApp公式アプリページでは、無料のメッセージ・ビデオ通話アプリと案内されています。2026年9月22日時点でアプリの基本利用に定期購読料はありません。ただし、モバイルデータ通信料、登録時のSMS・音声通話に関する料金、海外ローミング中の通信料などは契約中の通信会社によって発生します。「国際通話機能を無料で使える」という説明は、携帯電話回線の国際電話料金がかからないという意味であり、インターネット通信まで無条件に無料になるわけではありません。

開始時に必要なのは、対応端末、インターネット接続、SMSまたは音声通話を受け取れる本人所有の電話番号です。公式の対応OS案内によると、2026年9月22日時点のスマートフォン要件はAndroid 6.0以降、iPhoneはiOS 15.1以降です。iPhoneは2026年11月30日からiOS 15.5以降へ変更予定と案内されています。新規アカウントは、SMSや電話を受信できないWi-Fi専用端末だけでは設定できません。

WhatsAppの登録主体は電話番号です。メールアドレスだけで新規登録するアプリではありません。既存アカウントでメールアドレスを設定している場合には再登録時の確認にメールを利用できる場合がありますが、初回登録ではSMSまたは音声通話による電話番号確認を前提に準備すると迷いにくくなります。

読み方は「ワッツアップ」です。日本では海外旅行先の店舗、海外在住の家族、外国人の知人、海外企業との連絡で指定されることがあります。相手がLINEを利用していなくても、相手と自分の双方がWhatsAppを利用できれば連絡できます。

海外との連絡に使う予定なら、出発前に日本でSMS認証まで済ませ、現地ではWi-Fiまたはデータ通信を利用できる状態にしておきましょう。

WhatsAppヘルプセンター
出典:WhatsAppヘルプセンター(2026年9月22日確認)

WhatsAppとLINEは何が違う?連絡先・既読・機能を比較

WhatsAppとLINEは、どちらもチャット、グループ、音声通話、ビデオ通話に対応するため、基本用途は似ています。大きな違いは、WhatsAppが電話番号を起点としたシンプルな連絡手段として設計されているのに対し、LINEはスタンプ、公式アカウントなどを含む複数のサービスを同じアプリ内で利用する場面が多い点です。

比較項目WhatsAppLINE
登録の基本SMSまたは電話を受信できる電話番号電話番号などを使ってアカウントを登録
相手の探し方端末の連絡先、電話番号、QRコード、招待リンクなどQRコード、招待、LINE ID、電話番号検索など
既読表示チェックマークで送信・配信・既読の状態を区別トーク内に「既読」を表示
投稿型機能24時間で消えるステータス、チャンネルプロフィール、VOOM、公式アカウントなど
バックアップ先AndroidはGoogleアカウント、iPhoneはiCloud利用環境とLINEの案内に従って設定
暗号化個人のメッセージと通話を標準でエンドツーエンド暗号化対象となる通信にLetter Sealingを適用

LINEの暗号化については、LINE公式ヘルプのLetter Sealing解説が、1対1のテキスト、位置情報、対象ファイル、音声・ビデオ通話などの適用範囲と、グループ通話、アルバム、ノートなど適用外となる項目を説明しています。WhatsAppも暗号化を採用していますが、「両方とも暗号化されているから仕様が同一」とは限りません。

既読表示も見え方が異なります。WhatsAppでは通常、灰色のチェック1つが送信済み、灰色のチェック2つが相手の端末へ配信済み、青色のチェック2つが既読を示します。プライバシー設定で「開封証明」を無効にすると、1対1のチャットでは自分も相手の既読状況を確認できなくなります。ただし、グループチャットでは開封証明が送られるという条件があります。

WhatsAppは電話帳との結び付きが強いため、海外の相手から番号を伝えられたら国番号を含めて登録するのが基本です。一方、LINEはQRコードやLINE IDでつながる使い方が日本で定着しています。LINEの具体的な登録手順は、LUFTMEDIAのLINEの登録方法ガイド、自分の連絡先の共有方法は自分のLINEを教える方法も参考にしてください。

国内の家族・友人がLINE中心なら置き換える必要はなく、海外連絡用としてWhatsAppを追加する使い分けが現実的です。

whatsapp とは WhatsAppとLINEの違い
LUFTMEDIA編集部作成の解説図

WhatsAppではメッセージ以外に何ができる?

WhatsAppの「チャット」では、テキストのほか、写真、動画、文書、連絡先、位置情報、音声メッセージなどを送れます。入力欄のクリップまたは「+」をタップすると、利用できる添付項目が表示されます。項目名や配置はAndroidとiPhoneで異なることがあります。

個人チャットとグループチャット

個人チャットは1対1の会話です。グループでは複数人でメッセージを共有し、アンケート、イベント、返信、リアクション、通話などを利用できます。WhatsApp公式のグループ機能ページでは、2026年9月22日時点で最大1,000人を招待できると案内されています。一方、ヘルプ内のグループ管理ページには最大1,024人という記載もあるため、実際に追加できる人数はアプリに表示される上限を優先してください。段階的な仕様変更やグループの状態によって表示が一致しない場合があります。

ステータスとチャンネル

「ステータス」は、テキスト、写真、動画、GIFなどを共有し、通常24時間後に消える機能です。LINEの通常トークとは異なり、近況を複数の連絡先へまとめて見せる用途に向いています。投稿前に公開対象を選び、仕事関係者などに見せたくない場合は除外します。

「チャンネル」は、運営者からフォロワーへ更新情報を届けるための機能です。個人チャットや通話とは分けて「更新」タブに表示され、チャンネルの通知は初期状態でミュートされます。WhatsApp公式のチャンネル案内によれば、自分がフォローしているチャンネルは本人だけが確認でき、電話番号も原則として非公開です。ただし、管理者がもともと自分を連絡先に保存している場合など、別の関係から番号を把握されているケースはあります。

位置情報と消えるメッセージ

チャットでは現在地やライブ位置情報を共有できます。待ち合わせでは便利ですが、共有相手、共有時間、終了状態を確認してください。「設定」→「プライバシー」からライブ位置情報の共有状況を確認できる場合があります。

「消えるメッセージ」を有効にすると、指定期間後に新しいメッセージを消す運用ができます。また、一度だけ表示できる写真・動画もあります。ただし、受信者が別の端末で撮影する可能性まではなくならないため、消える設定を機密情報の送信許可と同じ意味で扱わないことが重要です。

初めて使うときは、まず1対1のチャットと通話だけ試し、ステータスや位置情報は公開範囲を確認してから使いましょう。

iPhone・AndroidでWhatsAppをインストールして登録するには?

2026年9月22日時点の基本的な登録手順は次のとおりです。iPhoneはApp Store、AndroidはGoogle Playを使用し、提供元が「WhatsApp Inc.」または「WhatsApp LLC」と表示される公式アプリを選びます。広告から非公式な配布サイトへ移動してインストールしないでください。

  1. iPhoneではApp Storeで「WhatsApp Messenger」を検索して「入手」、AndroidではGoogle Playで「WhatsApp Messenger」を検索して「インストール」をタップします。
  2. アプリを開き、「同意して続行」をタップします。
  3. 国の一覧で「日本」を選び、電話番号を入力します。日本の国番号は「+81」です。国を選択した画面では、先頭の0を除いた番号として表示されるか、アプリが整形します。最終確認画面で番号に誤りがないか確認してください。
  4. SMSで届いた6桁の登録コードを入力します。端末によってはコードが自動入力されます。
  5. 名前と、必要であればプロフィール写真を設定します。バックアップが見つかった場合は、復元するか選択します。

WhatsApp公式の電話番号登録手順では、自分が所有し、SMSまたは電話を受信できる番号を使うよう案内しています。VoIP番号、フリーダイヤル、プレミアム番号、ユニバーサルアクセス番号は通常のWhatsAppではサポート対象外です。固定電話番号はWhatsApp Businessでのみ扱われます。また、通常版WhatsAppとWhatsApp Businessを併用する場合は、それぞれ異なる番号が必要です。

認証コードが届かない場合

国番号と番号を確認し、画面に表示された再試行までのタイマーが終わるのを待ちます。短時間にコードを推測して繰り返し入力すると、一定時間操作できなくなる場合があります。タイマー終了後に「コードを受信していませんか?」などの項目からSMSまたは音声通話を選択します。

それでも届かない場合は、機内モードがオフか、通常のSMSを受信できるか、迷惑電話・SMSの遮断設定が働いていないか、Wi-Fiまたはモバイルデータ通信が利用できるかを確認します。Androidでは不在着信による自動確認が提示される場合がありますが、通話履歴などの権限を拒否した場合はSMSまたは音声通話へ切り替えます。iPhoneとAndroidで選択肢が同じとは限りません。

機種変更直後に登録するなら、旧端末でバックアップまたは端末間転送を準備してから新端末で番号を認証します。認証を先に進めても、バックアップが存在しなければ過去のチャットを復元できない場合があります。

登録コードは本人確認用です。家族、知人、サポート担当を名乗る相手から求められても共有せず、自分の登録画面だけに入力してください。

whatsapp とは WhatsAppの登録手順
LUFTMEDIA編集部作成の解説図

WhatsAppで連絡先を追加して最初のメッセージを送るには?

最初の連絡方法は、端末の連絡先から選ぶ方法が分かりやすいです。相手の番号を国番号付きで連絡先へ保存し、WhatsAppの「チャット」タブで新規チャットのアイコンをタップして相手を選びます。連絡先へのアクセスを許可していない場合、保存済みの名前が表示されないことがあります。

海外の番号は「+」「国番号」「国内番号」の順で保存します。国際形式では、国内番号の先頭にある0を外す国が多いものの、番号の規則は国によって異なります。相手からWhatsApp用として共有された完全な番号をコピーするのが確実です。

連絡先が表示されないときの確認順

  1. 相手がWhatsAppを利用しているか確認します。
  2. 電話番号と国番号に誤りがないか確認します。
  3. iPhoneは「設定」→「アプリ」→「WhatsApp」→「連絡先」、Androidは「設定」→「アプリ」→「WhatsApp」→「権限」→「連絡先」を確認します。Androidの画面名は端末メーカーにより異なります。
  4. WhatsAppへ戻り、新規チャット画面を開き直します。改善しなければアプリと端末を再起動します。

WhatsApp公式の連絡先アップロード説明によると、端末のアドレス帳を同期する機能は任意です。同期を許可すると、WhatsApp利用者の検索や連絡先一覧の更新に使われます。WhatsAppだけに連絡先を保存する機能もあるため、端末側とWhatsApp側のどちらへ保存したかを意識してください。「設定」→「プライバシー」→「連絡先」に管理項目が表示される場合があります。

QRコードやユーザー名を使う場合

自分のプロフィール付近に表示されるQRコードを相手に読み取ってもらえば、番号を手入力するミスを減らせます。QRコードを公開場所へ掲載すると、想定外の相手から連絡される可能性があるため、必要な相手へ直接共有します。

2026年9月22日時点では、電話番号を見せずに連絡できるユーザー名機能が段階的に提供されています。利用できるアカウントでは、新規チャットの検索欄へ正確なユーザー名を入力します。相手が「ユーザー名キー」を設定している場合はキーも必要です。メニューにユーザー名がなければ未提供の可能性があり、電話番号、QRコード、招待リンクを利用します。ユーザー名を利用できても、WhatsAppアカウントの初回登録には電話番号が必要です。

メッセージは入力欄へ文字を入れ、紙飛行機型の送信アイコンをタップします。音声を録音して送る場合は入力欄横のマイクを使用します。スマートフォンの音声入力で文字に変換したい場合は、WhatsAppの録音ボタンではなくキーボード上のマイクを使います。LINEでの違いはLUFTMEDIAのLINE音声入力の手順で確認できます。

知らない相手へ初めて送るときは、名前と連絡の経緯を最初の1通に書くと、迷惑メッセージと誤認されにくくなります。

WhatsAppで音声通話・グループ・PC連携を使うには?

音声通話またはビデオ通話を始めるには、相手とのチャットを開き、画面上部の電話またはビデオカメラのアイコンをタップします。携帯電話の通常の電話アプリではなく、WhatsApp内で発信するため、音声も映像もインターネット通信を使用します。モバイルデータ量が気になる場合はWi-Fiへ接続します。

着信音が鳴らない場合は、WhatsApp内の通知設定だけでなく、端末の通知、マイク、カメラの権限、集中モードやおやすみモード、Bluetoothイヤホンの接続先を確認します。通話はできるのに相手へ声が届かないならマイク権限、映像が出ないならカメラ権限を優先して確認します。

グループを作成する

「チャット」タブから新規チャットのアイコンを開き、「新しいグループ」を選択します。参加者を選び、グループ名を入力して作成します。参加者を直接追加できない場合は、グループ情報画面の「リンクでグループに招待」などから招待リンクを共有できます。リンクを知る人が別の相手へ転送できるため、公開範囲を誤った場合は管理者が招待リンクをリセットします。

グループに知らない人がいると、2026年9月22日時点ではメンバー同士の電話番号を完全に隠せません。イベント告知など、不特定多数へ一方向に情報を届けたい場合は、グループよりチャンネルが目的に合うことがあります。

WhatsApp Webとパソコンアプリを連携する

パソコンでは公式のWhatsApp WebまたはWindows・Mac用アプリを利用できます。パソコン側でWhatsApp Webを開いてQRコードを表示し、スマートフォンで次の順路を操作します。

  • Android:WhatsApp右上の縦3点→「リンク済みデバイス」→「デバイスをリンク」
  • iPhone:WhatsAppの「設定」またはプロフィール画像→「リンク済みデバイス」→「デバイスをリンク」

端末の画面ロック、指紋、顔認証などで本人確認し、パソコンのQRコードを読み取ります。リンク済みデバイスの公式説明によると、2026年9月22日時点ではメインの電話へ同時に最大4台をリンクできます。メイン端末がオンラインでなくてもリンク端末は動作しますが、メイン端末を14日以上使わないとログアウトします。

共用PCで利用した後は、スマートフォンの「リンク済みデバイス」で該当端末を選び「ログアウト」します。覚えのないブラウザや端末が表示されていた場合も同じ画面から解除します。非公式サイトへ表示されたQRコードをWhatsAppで読み取ると、第三者の端末を自分のアカウントへリンクするおそれがあります。

パソコン連携のQRコードはログイン承認として機能します。読み取り前に、アドレスがweb.whatsapp.comか公式アプリかを確認してください。

プライバシー設定・2段階認証・バックアップはどう設定する?

利用開始後は「設定」→「プライバシー」を開きます。2026年9月22日時点では、最終接続時刻とオンライン、プロフィール写真、基本情報、ステータス、開封証明、グループへの追加、着信などを管理できます。表示項目は段階的な提供によって異なります。

WhatsApp公式のプライバシー設定によると、公開範囲には「全員」「連絡先」「次を除く連絡先」「誰にも公開しない」などがあります。最終接続時刻やオンライン状態を相手へ公開しない設定では、自分も相手の同情報を確認できなくなる場合があります。また、グループ内でメンバーの電話番号を隠す設定は用意されていません。

知らない番号からの着信や追加を減らす

「設定」→「プライバシー」→「通話」に「不明な発信者を消音」などが表示される場合はオンにします。着信履歴自体は残るため、必要な連絡を後から確認できます。「グループ」では、自分を追加できる範囲を「連絡先」または「次を除く連絡先」へ絞ります。

迷惑な個人を止める場合は、そのチャットを開き、画面上部の名前または番号をタップし、下部の「ブロック」を選びます。スパムや問題のある内容なら「報告」または「報告してブロック」を選択できます。報告では直近のメッセージなどがWhatsAppへ送信されるため、単に連絡を止めたいだけならブロックとの違いを確認して選びます。

2段階認証とパスキー

「設定」→「アカウント」→「2段階認証」を開き、画面の案内に従って有効にします。2026年9月22日時点では、従来の6桁PINからパスワードへ移行する案内が段階的に表示されています。アカウントによってPIN、パスワード、メールアドレス、信頼済みデバイスなどの画面が異なるため、実際に表示された方法を登録します。

「設定」→「アカウント」→「パスキー」に項目があれば、端末の指紋、顔、画面ロックを利用するログイン方法を設定できます。登録コード、PIN、パスワード、パスキーの承認を他人へ渡さないことが、乗っ取り対策の要点です。

AndroidとiPhoneのバックアップ先

AndroidはWhatsApp右上の縦3点→「設定」→「チャット」→「チャットのバックアップ」→「Googleアカウントにバックアップ」と進み、Googleアカウントと頻度を選びます。iPhoneはWhatsAppの「設定」またはプロフィール画像→「チャット」→「チャットのバックアップ」→「自動バックアップ」と進み、iCloudへ保存する頻度を選びます。

動画を含めると容量と通信量が増えます。バックアップ前に端末とGoogleアカウントまたはiCloudの空き容量を確認し、可能ならWi-Fiを利用します。Android用のGoogleアカウントバックアップをiPhoneのiCloudバックアップとしてそのまま復元することはできません。OSをまたぐ機種変更では、旧端末が動くうちにWhatsApp公式のチャット転送手順を利用します。

「チャットのバックアップ」→「エンドツーエンド暗号化バックアップ」が表示される場合は、パスキー、パスワード、64桁の暗号化キーなどで保護できます。パスワードやキーを失うとバックアップへアクセスできなくなるため、設定完了時に復元方法を確認してください。通常の個人チャットが暗号化されていることと、クラウド上のバックアップへ追加の暗号化を設定することは別の項目です。

機種変更の直前ではなく、利用開始時にバックアップと2段階認証を設定し、月に一度は最終バックアップ日時を確認しましょう。

whatsapp とは 利用開始時に済ませる初期設定
LUFTMEDIA編集部作成の解説図

WhatsAppを使えないときはどこを確認し、どんな人に向いている?

症状ごとに確認先を分けると、無関係な設定を変えずに済みます。

メッセージが送れない・チェックが1つのまま

自分の通信状態を確認し、ブラウザでWebページが開くか試します。モバイルデータ通信でWhatsAppだけ動かない場合は、iPhoneの「設定」→「モバイル通信」またはAndroidの「設定」→「アプリ」→「WhatsApp」→「モバイルデータ」周辺で通信が許可されているか確認します。

チェックが1つならWhatsApp側への送信は完了していても、相手の端末へ配信されていない状態です。相手の電源や通信状態、長期間の未接続、番号変更などが考えられます。チェック表示だけでは、相手にブロックされたと断定できません。

通知が来ない・通話だけ鳴らない

まずWhatsAppの「設定」→「通知」を確認し、次に端末側の「設定」→「通知」→「WhatsApp」を確認します。特定のチャットだけ通知されない場合は、そのチャット上部の相手名またはグループ名をタップし、「通知をミュート」が有効になっていないか確認します。Androidではバッテリー最適化やバックグラウンド通信の制限、iPhoneでは集中モードも確認対象です。

機種変更後にチャットが戻らない

旧端末と同じ電話番号で認証したか、Androidならバックアップに使ったGoogleアカウント、iPhoneならiCloudのApple Accountが一致しているかを確認します。「設定」→「チャット」→「チャットのバックアップ」でバックアップの日時と容量が表示されなければ、復元対象が見つかっていない可能性があります。エンドツーエンド暗号化バックアップを設定していた場合は、そのパスワード、キーまたはパスキーも必要です。

WhatsAppが向く人・LINEを継続した方がよい人

WhatsAppは、海外の家族・友人・取引先と電話番号ベースで連絡したい人、複数の国や端末をまたいでチャットと通話を使いたい人、相手からWhatsAppを連絡手段として指定された人に向いています。

一方、日本国内の連絡相手が全員LINEを利用している、LINEスタンプや公式アカウントなどを日常的に使う、相手に新しいアプリの導入を依頼したくない場合は、LINEを継続する方が負担を増やしません。WhatsAppとLINEは同時にインストールできるため、一方へ統一せず、相手や用途に応じて選べます。

どちらを使う場合も、電話番号変更や機種変更の前に登録情報とバックアップを確認してください。LINE側で同じ電話番号と複数アカウントの関係を確認したい場合は、LUFTMEDIAのLINEで同じ電話番号からアカウントを2つ作れるかの解説も参考になります。

参照した公式情報

迷っているなら、連絡したい相手が指定するアプリを基準に選び、WhatsAppは海外連絡、LINEは国内連絡という形から試すと整理しやすくなります。