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LINEの「Keepメモ」は、自分だけが閲覧できる個人的なトークルームです。短い文章、URL、写真、動画、PDFなどを自分宛てに送り、あとで確認したり別の端末へ渡したりできます。
一方、かつて提供されていた保存サービス「Keep」は、2024年8月28日に終了しました。名前が似ているため、「Keepメモも終了した」「Keepメモへ送れば以前のKeepと同じように長期保存できる」と誤解しやすいのですが、両者は別の機能です。
この記事では、2026年9月24日時点のLINE公式情報に基づき、Keepメモの開き方、保存・転送方法、相手からの見え方、データの保存期間、端末への保存、削除、機種変更時の注意点を順番に解説します。
目次
LINEのKeepメモとは何ができる自分専用トークなのか?
2026年9月24日時点のKeepメモは、LINEアカウントごとに用意される自分専用のトークルームです。通常のトークと同じ感覚で、自分に対してテキスト、スタンプ、URL、写真、動画、音声、各種ファイルなどを送信できます。
LINEヘルプセンターのKeepメモ案内では、「自分のみ見ることができる個人的なトークルーム」と説明されています。送った内容が友だちやグループへ自動的に公開される場所ではありません。
Keepメモに向いている使い方
- 買い物リストや予定、住所などを自分用にメモする
- スマートフォンで見つけたURLを送り、PC版LINEから開く
- 別のトークで受け取った写真や資料を一時的に集める
- あとで誰かへ転送する文章やファイルを準備する
- 位置情報や連絡先などを自分用に控える
ただし、通常のトークルームと完全に同じではありません。2026年9月24日時点では、Keepメモを複数作ること、名称やプロフィール画像を変更すること、ノートやアルバムを利用すること、Keepメモのトークルーム自体を削除することはできません。用途別に部屋を増やせないため、分類したい場合はメッセージの先頭に「仕事」「買い物」「あとで読む」など検索用の語句を付けると探しやすくなります。
Keepメモは保管庫というより、普段使っているLINEの中にある「自分宛ての受け渡し場所」と考えると機能を理解しやすいでしょう。

まずは消えても再入手できる短いメモやURLから使い始めると、Keepメモの役割をつかみやすくなります。
Keepメモは相手や友だちからどのように見えるのか?
Keepメモへ直接送った内容は、自分の画面だけに表示されます。友だちのトーク一覧にKeepメモが現れたり、友だちへ通知が届いたりする仕組みではありません。「既読」を付ける相手もいないため、通常の1対1トークのような既読表示は連絡確認に使えません。
たとえば、友だちとのトークで受信したPDFをKeepメモへ転送しても、「その友だちとのトークに新しいメッセージを送信した」ことにはなりません。転送先として自分のKeepメモを指定しているからです。ただし、Keepメモから改めて友だちやグループへ転送した場合、その転送先には内容が表示されます。送信先選択画面では、Keepメモと実在の相手を取り違えないよう、確定前に名称とプロフィール画像を確認してください。
共有されたくない内容で注意する点
「自分だけに見える」は、LINEアカウントへ正しくアクセスしている本人を前提とした説明です。同じLINEアカウントでログイン済みのPCやサブ端末では、Keepメモを閲覧できる場合があります。共有PCにログインしたままにしたり、ロック解除済みのスマートフォンを他人へ渡したりすれば、端末を操作した人に見られる可能性があります。
また、Keepメモへ保存したURLを開くと外部サイトへ移動します。URLの閲覧先でログインや入力を行う場合は、そのサイト側の取り扱いも確認が必要です。Keepメモが自分専用であることと、リンク先へ送信する情報の公開範囲は別問題です。
仕事用の個人情報、認証コード、パスワード、カード情報などを長期的に置く用途には適していません。重要情報は、その種類に対応した組織指定の管理手段やパスワード管理機能を使用してください。

転送するときは送信ボタンを押す前に、画面上部の宛先が「Keepメモ」になっているか確認しましょう。
Keep終了後のKeepメモは旧Keepと何が違うのか?
旧「Keep」は、テキストや画像、動画、ファイルなどをLINE内の保存領域へ追加し、一覧から管理するサービスでした。これに対してKeepメモは、送ったものが時系列で並ぶトークルームです。
LINE公式の開発者向け告知によると、Keepサービスは2024年8月28日に提供を終了しました。同時期に、Webサイトの「LINEで送る」ボタンで表示されていた送信先も「Keep」から「Keepメモ」へ変更されています。2026年9月24日時点で利用できるKeepメモは、この終了したKeepの保存領域が名前を変えて残ったものではありません。
| 比較項目 | 旧Keep | Keepメモ |
|---|---|---|
| 2026年9月24日時点の状態 | サービス終了 | 利用可能 |
| 基本的な性格 | LINE内の保存サービス | 自分専用のトークルーム |
| 内容の並び方 | 保存データの一覧 | 送信時刻に沿ったトーク形式 |
| 写真・動画・ファイル | 現在は新規保存不可 | トーク用サーバーの保存期間に影響される |
| ノート・アルバム | 比較対象外 | 利用不可 |
| トークルームの追加 | 比較対象外 | 追加不可 |
旧Keepの解説にある「Keepへ保存」「Keep一覧を開く」「Keep容量を確認する」といった操作は、2026年9月24日時点のKeepメモにはそのまま当てはまりません。古い記事や動画を見る際は、公開日と画面内の名称を確認してください。
特に重要なのは、Keepメモへ写真やファイルを送信しただけでは、スマートフォンの写真アプリやファイル管理アプリへ保存したことにならない点です。旧Keepの代替となる恒久的な保存先が必要なら、端末、PC、または利用中のクラウドストレージへ明示的に保存します。

旧Keepの「保存」という感覚を引き継がず、Keepメモはトーク形式の一時置き場として運用するのが現実的です。

ホーム・トーク・プロフィールからKeepメモを開く手順は?
2026年9月24日時点では、LINEの画面リニューアルが順次適用されているため、全利用者の配置が完全に同じとは限りません。公式ヘルプが案内するメイン端末での基本ルートは次の通りです。
- LINEアプリを起動する
- 「ホーム」を開き、自分のプロフィールをタップする
- プロフィール内の「Keepメモ」をタップする
リニューアル前の画面では、「ホーム」上部にある「Keepメモ」から直接開ける場合もあります。別ルートとして、「トーク」を開く→画面最上部の「トーク」タブを選ぶ→「Keepメモ」をタップする方法があります。通常のトークルームで画面下部の「+」メニューを開き、「Keepメモ」を選べる構成も公式に案内されています。
Keepメモが見つからない場合
- LINEアプリを最新バージョンへ更新する
- 「ホーム」から自分のプロフィールを開いて確認する
- 「トーク」画面の一覧や検索で「Keepメモ」を探す
- アプリを終了して起動し直す
- 端末を再起動して再確認する
2026年9月24日時点の公式仕様では、Chrome版LINEをサブ端末として使う場合、Keepメモを利用できません。スマートフォンのメイン端末、対応するiPad・Androidのサブ端末、Windows版またはMac版LINEから確認してください。
ホーム画面に以前あった入口が見つからなくても、Keepメモ自体の終了を意味するとは限りません。2026年に始まったホームタブのリニューアルはLINEバージョン26.2.0以上の一部利用者から順次適用されているため、公式ヘルプもリニューアル前後の複数ルートを案内しています。

入口が見当たらないときは、画面配置を探し続けるより「ホーム→自分のプロフィール→Keepメモ」を先に試してください。

文章・URL・写真・PDFをKeepメモへ保存するには?
文章やURLを直接送る
- Keepメモを開く
- 画面下部の入力欄へ文章またはURLを入力・貼り付ける
- 送信ボタンをタップする
- 送信後、本文やリンク先が正しいか確認する
あとで検索する予定なら、「会議 2026-09-24」「旅行 宿泊先」のように、内容を思い出せる語句を同じメッセージへ含めます。URLだけを大量に送ると、サイト名が変わった場合やプレビューが表示されない場合に判別しにくくなります。
スマートフォン内の写真や動画を送る
- Keepメモを開き、入力欄付近の写真アイコンまたは「+」をタップする
- 写真・動画の選択画面を開く
- 送る項目を選択し、送信する
- 送信されたサムネイルを開き、内容を確認する
写真へのアクセス許可を求められた場合は、iPhoneではiOSの「設定」内にあるLINEの写真権限、Androidでは端末の「設定」内にあるLINEの権限を確認します。OSや機種により「写真」「写真と動画」「ファイルとメディア」など表記が異なります。
PDFなどのファイルを送る
Keepメモで「+」を開き、「ファイル」を選択して、iPhoneではファイル選択画面、Androidでは端末や対応ストレージのファイル選択画面から対象を指定します。送信前にファイル名を見て、旧版や別人向けの資料を選んでいないか確認してください。PDFの扱いを詳しく知りたい場合は、LUFTMEDIAのLINEでPDFを送る方法も参照できます。
友だちとのトークから転送する
対象のメッセージ、写真、動画またはファイルを長押しし、「転送」を選択して、送信先に「Keepメモ」を指定します。また、トーク画面上部のメニューから「写真・動画」へ進み、「リンク」または「ファイル」のメニューに表示される「Keepメモに転送」を利用できる場合があります。2026年9月24日時点のLINE公式のコンテンツ確認手順でも、写真・動画、ファイル、リンクをKeepメモへ転送できると案内されています。
共有メニューにKeepメモが出ない場合は、いったん通常の「転送」を開いて宛先から探す、LINEを更新する、対象データがまだ元のトークで開けるか確認する、という順で切り分けます。

ファイルは送信完了の表示だけで判断せず、Keepメモ上で一度開けることまで確認してください。

Keepメモの写真・動画・ファイルはいつまで保存されるのか?
2026年9月24日時点で、LINEはKeepメモを含むトークルームに送受信した写真、動画、ファイルについて、サーバーでの保存期間は「一定期間のみ」と案内しています。保存期間が終了すると、表示、ダウンロード、送受信ができなくなります。
重要なのは、LINE公式が具体的な保存日数を公開していないことです。そのため、「写真は何日」「PDFは何週間」と固定日数を前提に予定を立てることはできません。古い非公式記事に具体的な日数が書かれていても、2026年9月24日時点のKeepメモに適用できる公式保証にはなりません。
長期保存が必要なデータの分け方
| データ | Keepメモでの用途 | 最終的な保存先 |
|---|---|---|
| 短い文章 | 買い物や作業のメモ | 必要ならメモアプリや文書 |
| URL | あとで開く一時的な控え | ブラウザのブックマークなど |
| 写真・動画 | 確認や端末間移動の中継 | 写真アプリ、PC、クラウド |
| PDF・Office文書 | 転送前の一時置き場 | ファイルアプリ、PC、組織指定ストレージ |
| 再発行できない資料 | 受け渡しに限定 | 管理方針に沿った複数の保存先 |
「来月使う」「提出期限まで保管する」「送信者に再送を頼めない」のいずれかに該当するデータは、Keepメモへ送った直後にLINE外へ保存します。LINEのファイル期限全般については、LUFTMEDIAのLINEのファイル有効期限と保存方法も参考になります。
すでにサムネイルだけが残り、開く、ダウンロードする、転送する操作ができない場合は、保存期間が終了している可能性があります。端末の「写真」や「ファイル」、PCのダウンロード先、元データを送った相手、利用中のクラウドを確認してください。Keepメモ上で開けないデータを、その画面から復元する公式手順は案内されていません。

具体的な保存日数は公開されていないため、大切なファイルはKeepメモへ送った当日に端末やクラウドへ移しましょう。
Keepメモから端末・PCへ保存し直す手順は?
iPhone・iPadへ写真や動画を保存する
- Keepメモで対象の写真または動画を開く
- 画面内の保存・ダウンロード操作を選ぶ
- iOSから写真へのアクセス確認が出たら必要な権限を許可する
- 端末の「写真」アプリを開き、保存結果を確認する
LINE公式によると、iPhone・iPadでダウンロードした写真や動画は端末の「写真」アプリに保存されます。見当たらない場合は、iOSの「設定」からLINEの写真アクセス権を確認し、空き容量も確認します。
Androidへ写真や動画を保存する
- Keepメモで写真または動画を開く
- 保存・ダウンロードを選ぶ
- 必要なら写真やファイルへのアクセスを許可する
- 端末の写真アプリまたはファイル管理アプリで確認する
2026年9月24日時点の公式案内では、Androidでダウンロードした写真は「内部ストレージ→画像→LINE」、動画は「内部ストレージ→動画→LINE」が基本の確認先です。ただし、OSのバージョンや端末メーカーにより、「Pictures」「Movies」など異なる表示になる場合があります。写真アプリに反映されないときは、ファイル管理アプリからファイル名や更新日で探します。
PDFなどをファイルとして保存する
対象ファイルを開き、共有またはダウンロード操作から保存先を選びます。iPhone・iPadでは「ファイルに保存」が表示される場合、保存先の「このiPhone内」や対応クラウドのフォルダを明示的に選択します。Androidでは、ダウンロードフォルダや選択したストレージを確認してください。画面名はOS、機種、ファイル形式によって異なります。
Windows・Macへ保存する
PC版LINEでKeepメモを開き、対象ファイルをクリックしてダウンロードします。写真や動画はチェックを付けてPCへ保存でき、ファイルはクリックして保存できます。保存ダイアログが表示されたら、フォルダ名を確認して確定します。あとで見失わないよう、案件名や日付を含むフォルダへ移すと管理しやすくなります。
メールの文章やURLをPCとスマートフォンの間で受け渡す実例は、LUFTMEDIAのメールをLINEに転送する方法でも確認できます。
保存に失敗した場合は、元データがKeepメモ内でまだ開けるか、端末の空き容量があるか、LINEに必要な権限があるか、通信が安定しているかを順に確認します。期限切れで開けない場合は、権限を変更しても復元できません。

保存操作の終了後はLINEを閉じる前に、写真アプリや保存先フォルダで実ファイルを開いて確認しましょう。

削除・検索・機種変更でKeepメモを失わないためには?
不要なメッセージを削除する
Keepメモ内の不要なメッセージは、対象を長押しまたはPCで右クリックし、「削除」を選びます。Keepメモには会話相手がいないため、自分用の記録を整理する操作です。削除したメッセージやコンテンツは復元できないため、写真や資料は先に端末へ保存してください。
なお、メッセージ単位の削除とKeepメモのトークルーム削除は別です。2026年9月24日時点では、Keepメモのトークルーム自体は削除できません。名称変更、プロフィール画像変更、複製もできません。
古いメモを探す
トーク内検索を利用できる画面では、Keepメモ上部のメニューから検索を開き、本文に含めた語句を入力します。検索対象になりやすいよう、「店名」「案件名」「年月」「PDF」などをファイルと同時にテキストで送っておくのが有効です。画像だけでは、画像内の文字や内容を期待どおりに検索できない場合があります。
写真・動画・リンク・ファイルを種類別に見たい場合は、Keepメモ上部のメニューから「写真・動画」を開き、該当する「写真・動画」「リンク」「ファイル」を確認します。表示名や構成は利用端末と適用中の画面により異なる場合があります。
機種変更前に行うこと
- Keepメモ内の重要な写真、動画、ファイルを端末またはPCへ保存する
- 保存先で実際にファイルを開けるか確認する
- LINEのトーク履歴バックアップを実行する
- 利用する引き継ぎ方法と移行先OSを確認する
- 新端末でLINEへログインし、Keepメモと保存済みファイルの両方を確認する
LINE公式のバックアップ・復元案内では、標準バックアップの場合、トーク内の画像や動画はバックアップ・復元されないと説明されています。保存したい画像や動画は、アカウント引き継ぎ前に端末へ保存するよう案内されています。2026年9月24日時点では、バックアップ方法、同一OS間か異なるOS間か、利用プランなどによって引き継げる範囲が異なるため、「トーク履歴をバックアップしたからKeepメモ内のファイルもすべて残る」とは考えないでください。
問題別の確認順
- Keepメモがない:LINE更新→プロフィール内を確認→トーク一覧を検索→Chromeサブ端末ではないか確認
- 写真を送れない:写真権限→通信→空き容量→アプリ再起動の順で確認
- ファイルを開けない:元のトークでも開けるか確認し、期限切れなら送信者や元保存先を探す
- 端末保存後に見つからない:iPhone・iPadは「写真」または「ファイル」、Androidは写真アプリと内部ストレージ、PCは指定した保存先を確認
- 旧Keepのデータを探している:旧Keepは2024年8月28日に終了しており、現在のKeepメモとは別機能だと切り分ける
日常運用では、Keepメモを「収集」、端末やクラウドを「保管」と役割分担すると混乱しにくくなります。月末など決まった日にKeepメモを見返し、必要なファイルを外部へ移し、不要な内容を削除する流れを作ると、期限切れと探しにくさの両方を抑えられます。

機種変更を始める前に、Keepメモ内の重要ファイルをLINE外へ保存し、保存先で開けることを確認してください。
参照した公式情報
- LINEヘルプセンター「Keepメモの基本的な使い方」
- LINEヘルプセンター「トークルームの写真・動画などを編集/確認するには?」
- LINEヘルプセンター「トーク履歴のバックアップ(保存)や復元で問題が発生している場合」
- LINE Developers「LINE Social Plugins」ニュース
- LINEヤフー株式会社「LINE、ホームタブのリニューアルを開始」


