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LINEの容量を空けたいときは、最初にLINEアプリ内の「キャッシュ」だけを削除するのが基本です。トーク履歴や友だち、購入済みスタンプなどを残したまま、一時保存されたデータを整理できます。
ただし、キャッシュ削除後は、保存期間を過ぎた写真・動画・ボイスメッセージを再表示できなくなる場合があります。また、「写真」「動画」「ファイル」「すべてのトーク履歴」まで同時に選ぶと、キャッシュだけを消す場合とは影響が異なります。
この記事では、2026年9月23日時点のLINE公式ヘルプを基に、iPhone・Android・iPad・パソコンでの具体的な操作、消えるデータと残るデータ、容量が減らない場合の確認方法を解説します。Android全般のストレージ整理はAndroidでアプリのキャッシュを削除する方法、キャッシュ自体の仕組みはアプリのキャッシュとは?削除するとどうなるかで詳しく確認できます。本記事はLINE固有の操作と注意点に絞ります。
目次
LINEのキャッシュを削除すると何が消えて何が残る?
LINEのキャッシュは、画像や画面などを素早く表示するため、端末内へ一時的に保存されたデータです。LINEを使い続けると蓄積し、ストレージを圧迫したり、古い一時データが動作の遅さにつながったりすることがあります。
LINEヘルプセンター「キャッシュの削除とは?」では、キャッシュデータを削除してもトーク履歴などは削除されないと案内しています。キャッシュだけを正しく選んだ場合、主に次の情報は残ります。
- 友だち・グループ・公式アカウントの一覧
- トークルームとテキストのトーク履歴
- LINEアカウント、プロフィール、各種設定
- 購入済みまたは取得済みのスタンプ・着せかえの利用権
- LINEアルバムやノートに投稿された内容
- スマートフォンの写真アプリへ保存済みの写真・動画
一方、端末内に一時保存されていた画像、動画、音声などの表示用データは消去されます。サーバーから再取得できるデータなら、トークルームを開いたときに読み込まれます。削除直後はサムネイルが遅れて表示されたり、通信量が一時的に増えたりすることがあります。
重要なのは、「トーク履歴が残る」ことと「過去の添付データをいつでも再取得できる」ことは同じではない点です。LINE側で保存期間を過ぎた添付データは、端末のキャッシュを消した後にダウンロードし直せない場合があります。
なお、キャッシュ容量は使い方により異なります。2026年9月23日時点で、LINE公式は「何GBになったら削除する」といった一律の基準を示していません。容量不足や動作不良がないなら、短い間隔で繰り返す必要はありません。

トークの文字は残りますが、古い添付ファイルを残したい場合は先に端末へ保存しておきましょう。

iPhone版LINEでアプリ内のキャッシュだけを削除するには?
2026年9月23日時点のiPhone版LINEでは、iOSの設定からLINEを削除するのではなく、LINEアプリ内のデータ管理画面を使います。操作前に、写真や動画の送受信、トーク履歴のバックアップなど、進行中の処理がないことを確認してください。
- LINEを起動し、画面左下の「ホーム」をタップします。
- ホーム画面右上の歯車アイコン「設定」をタップします。
- 設定画面の「トーク」をタップします。
- 「データの削除」をタップします。
- 「キャッシュ」の行に表示された容量を確認します。
- 「キャッシュ」の右側にある「削除」をタップします。
- 確認画面が表示された場合は、対象がキャッシュであることを確かめて実行します。
「データの削除」画面には、キャッシュ以外のデータ項目が表示される場合があります。写真、動画、ボイスメッセージ、ファイルなどをまとめて選択できる画面では、「キャッシュ」以外を選ばないことがポイントです。画面構成はLINEアプリのバージョンにより変更される可能性がありますが、公式が案内する基本順路は「ホーム」→「設定」→「トーク」→「データの削除」→「キャッシュ」の「削除」です。
iPhoneの「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」→「LINE」にある「アプリを取り除く」は別の操作です。Appleサポート「iPhoneやiPadのストレージを確認する方法」によると、「アプリを取り除く」はアプリ本体が使う領域を解放し、書類とデータを残す機能です。LINEのキャッシュだけを指定して消す操作ではありません。
同じ画面の「アプリを削除」は、アプリ本体と関連データを削除します。キャッシュ整理だけが目的なら選ばないでください。LINE公式は、アプリをアンインストールすると端末内のトーク内容が削除されると案内しています。再インストールを行う場合は、先にアカウント情報とバックアップ状況を確認する必要があります。

iPhoneでは「Appを削除」ではなく、LINE内の「キャッシュ」行にある削除ボタンを使います。
Android版LINEでキャッシュを削除する操作順は?
Androidでも、まずLINEアプリ内の機能を利用します。2026年9月23日時点でLINEが案内しているメイン端末の手順は、iPhoneと同じです。
- LINEを開き、「ホーム」をタップします。
- 右上の歯車アイコン「設定」をタップします。
- 「トーク」を開きます。
- 「データの削除」をタップします。
- 「キャッシュ」の容量を確認します。
- 「キャッシュ」の「削除」をタップします。
Androidには、端末の設定からアプリ単位のキャッシュを消せる機種もあります。一般的な順路は「設定」→「アプリ」→「LINE」→「ストレージとキャッシュ」または「ストレージ」→「キャッシュを削除」です。ただし、画面名はPixel、Galaxy、Xperiaなどの機種やAndroidのバージョンによって異なります。LINE内の削除画面を開けるなら、対象を確認しやすいアプリ内操作を先に使うとよいでしょう。
端末設定で操作するときは、「キャッシュを削除」と「ストレージを消去」「データを削除」を取り違えないでください。後者はキャッシュだけでなく、アプリの設定や端末内データを初期化する操作です。Googleも、Androidアプリの一時領域を消す「キャッシュを削除」と、ファイルや設定を含むデータ削除を区別しています。
LINEが起動できず、アプリ内の「設定」へ進めない場合に限り、端末設定からキャッシュ削除を試すのが現実的です。端末設定にLINEが見つからないときは、「設定」の検索欄で「アプリ」または「LINE」を検索し、「アプリ情報」を開きます。削除後にボタンが灰色になったり、キャッシュ容量が0B付近になったりすれば処理は完了しています。LINEを再起動すると、必要なデータが再生成されるため容量は再び増えます。
端末全体のキャッシュや他アプリも整理したい場合は、前述のAndroidでアプリのキャッシュを削除する方法を参照してください。LINEだけを軽くしたい場合は、対象をLINEに限定したほうが削除後の再通信を抑えられます。

Androidの端末設定では「データを削除」ではなく「キャッシュを削除」と表示された項目を選んでください。
iPad・Windows・Mac版LINEのキャッシュはどこから削除する?
LINE公式ヘルプでは、メイン端末だけでなく、iPad、Androidのサブ端末、Windows、Macの削除手順も案内しています。複数端末でLINEを利用している場合、ある端末のキャッシュを消しても、ほかの端末に保存されたキャッシュが一括削除されるわけではありません。容量を空けたい端末ごとに操作します。
iPad版LINE
- LINEの「設定」を開きます。
- 「トーク」をタップします。
- 「データの削除」をタップします。
- 「キャッシュ」の「削除」をタップします。
iPadをサブ端末として使っている場合も、この順路です。iPadOS側の「iPadストレージ」からアプリを削除する操作とは区別してください。
Androidのサブ端末
- LINEの「ホーム」を開きます。
- 歯車アイコンの「設定」をタップします。
- 「トーク」→「データの削除」と進みます。
- 「キャッシュ」の「削除」をタップします。
2026年9月23日時点で、Chrome版のサブ端末はLINE公式がこの機能の対象外としています。メニューが見つからない場合、使用中の端末がChrome版ではないか確認してください。
Windows版・Mac版LINE
- LINEのメインメニュー下部にある歯車アイコンを押し、「設定」を開きます。
- 「データ」をクリックします。
- 「キャッシュデータ」の「削除」をクリックします。
パソコン版の同じ画面には「トーク履歴」の削除項目もあります。LINE公式は、削除したトーク履歴は復元できないと注意しています。容量整理では「キャッシュデータ」と表示された行だけを操作してください。
スマートフォンとパソコンの両方が重い場合は、まず各端末のキャッシュ容量を確認し、症状が出ている端末だけ削除します。スマートフォン側のキャッシュを消しても、WindowsやMacのストレージが空くわけではありません。

複数端末を使っている人は、空き容量を増やしたい端末ごとにキャッシュを削除しましょう。


古い写真・動画・ボイスメッセージが見られなくなる条件は?
キャッシュ削除で最も注意したいのは、トーク内の古い写真、動画、ボイスメッセージです。LINEヘルプセンター「画像・動画・ボイスメッセージを送信・受信・再生できない」では、LINEの設定や他社製アプリでキャッシュを削除すると、LINEアプリ内に保存されていた画像、動画、ボイスメッセージを閲覧・再生できなくなる場合があると説明しています。
トーク画面に写真の吹き出しが残っていても、その実体がいつまでもLINEのサーバーにあるとは限りません。サーバー上の保存期間内なら再ダウンロードできる可能性がありますが、保存期間を過ぎたデータは、端末内のキャッシュが最後に残っている表示用データになっている場合があります。LINEはサーバーでの詳しい保存期間を公開していません。未確認の保存日数を前提に判断しないでください。
消したくない添付データがある場合は、キャッシュ削除前に次の順で確認します。
- 大切なトークルームを開き、残したい写真や動画を表示できるか確認します。
- 写真・動画はメニューから端末の写真アプリへ保存します。
- ファイルは端末のファイル管理アプリや、管理しているクラウドストレージへ保存します。
- ボイスメッセージなど保存方法が限られるデータは、削除前に再生できることを確認します。
- 保存したデータをLINE以外のアプリから開けるか確認してからキャッシュを削除します。
LINEアルバムの投稿とトークへ直接送信された写真も区別が必要です。アルバムのデータはトーク内の一時的な表示データとは管理が異なりますが、LINE公式は通常のキャッシュとは別に「アルバムのキャッシュを削除する」操作も案内しています。アルバムの保存枚数やキャッシュの考え方はLINEアルバムの容量上限とキャッシュの仕組みも参照してください。
端末の写真アプリへ保存済みのファイルは、LINE内のキャッシュ削除とは別に管理されます。ただし、LINEの「データの削除」画面でキャッシュ以外の写真・動画を選ぶ場合や、端末のファイル管理アプリで削除する場合は影響範囲が変わります。

思い出の写真や仕事用ファイルは、LINE以外の場所で開けることを確認してから削除してください。
「写真」「動画」「ファイル」「トーク履歴」の削除はキャッシュとどう違う?
LINEの「データの削除」画面では、キャッシュ以外の項目が並ぶことがあります。それぞれは同じ削除操作ではありません。容量を大きく空けようとして複数項目を選ぶ前に、対象を区別してください。
| 削除項目 | 主な対象 | 削除後の注意 |
|---|---|---|
| キャッシュ | 表示を速くする一時データ | トーク履歴は残るが、保存期間を過ぎた添付データを再表示できない場合がある |
| 写真・動画 | トークで送受信し、端末内に保存された対象データ | トークに表示が残っても、サーバーから再取得できないデータは開けない場合がある |
| ボイスメッセージ・ファイル | トーク内で受信した音声や添付ファイル | 必要なデータは削除前にLINE以外へ保存する |
| トーク履歴 | トークルーム内のメッセージ履歴 | 削除するとキャッシュ削除より影響が大きく、復元できない場合がある |
| Androidのストレージ消去 | LINEのアプリデータ全体 | ログイン状態や端末内データが初期化される可能性がある |
| iPhoneのアプリ削除 | アプリ本体と関連データ | 再インストールとアカウント引き継ぎが必要になる |
特に避けたいのは、空き容量を増やす目的だけで「すべてのトーク履歴」やOS側の「データを削除」を選ぶことです。キャッシュ削除なら不要だった復元作業が発生し、バックアップがなければ履歴を戻せない可能性があります。
LINEを再インストールする事情がある場合は、先にLINE公式の標準バックアップ手順を確認してください。2026年9月23日時点で、標準バックアップはiOSではiCloud Drive、AndroidではGoogleドライブを利用し、保存対象はテキストです。写真、動画、ファイル、ボイスメッセージまで標準バックアップへ保存されるわけではありません。
標準バックアップの操作は、メイン端末の「ホーム」→「設定」→「バックアップ・引き継ぎ」→「トークのバックアップ」→「今すぐバックアップ」です。「今すぐバックアップ」がない場合は、画面の案内に従ってバックアップ用PINコードを作成します。キャッシュだけを削除するならバックアップは操作上の必須条件ではありませんが、誤操作や端末故障に備えた確認として有効です。

容量表示が大きくても、まず「キャッシュ」だけを削除し、ほかの項目は必要性を個別に判断しましょう。

キャッシュを削除できない・メニューが見つからないときは?
「データの削除」が見つからない、削除ボタンを押しても変化がない、LINEが起動できない場合は、状況別に切り分けます。
「データの削除」が表示されない
LINEを最新版へ更新し、もう一度「ホーム」→「設定」→「トーク」を確認します。検索や説明記事から端末の設定画面を開いている場合は、LINEアプリ内の歯車アイコンへ戻ってください。Chromeのサブ端末ではキャッシュ削除機能を利用できないため、別の対応が必要です。
削除ボタンが反応しない
写真・動画の送信、ダウンロード、トークのバックアップが進行中なら完了を待ちます。その後、LINEを終了して開き直し、端末も再起動します。通信が必要なデータの再取得に備え、安定したWi-Fiへ接続してから試してください。
LINEが起動せずアプリ内設定へ進めない
Androidでは「設定」→「アプリ」→「LINE」→「ストレージとキャッシュ」→「キャッシュを削除」を試せます。「ストレージを消去」や「データを削除」は押しません。iPhoneにはAndroidと同じアプリ別のキャッシュ削除ボタンがないため、まずアプリの終了、端末再起動、LINEの更新、iOSの更新を確認します。
削除後もLINEの容量がすぐ増える
キャッシュはLINEを使うと再生成されます。トーク一覧や画像の多いトークルームを開いた直後に増えるのは、直ちに異常とはいえません。また、OSのストレージ表示は更新まで時間がかかる場合があります。アプリを閉じ、端末を再起動してから容量を再確認します。
動作の重さが改善しない
原因がキャッシュではなく、端末全体の空き容量不足、通信状態、LINEまたはOSの旧バージョン、サービス側の障害である可能性があります。LINE公式の不具合対処では、端末の再起動、LINEの更新、キャッシュ削除、不要データの整理、通信の切り替えなどを案内しています。キャッシュ削除を繰り返す前に、これらを一つずつ試すと原因を判別しやすくなります。

メニューがないときはアプリ更新、削除できないときは再起動、改善しないときは空き容量と通信を確認します。
削除後に空き容量とLINEの動作を確認するには?
キャッシュ削除は、ボタンを押して終わりではありません。削除前後の容量と、普段使う機能が正常かを確認すると、削除の効果と次の対応を判断できます。
iPhoneでLINEの使用容量を確認する
- iPhoneの「設定」を開きます。
- 「一般」→「iPhoneストレージ」と進みます。
- アプリ一覧から「LINE」をタップします。
- 「アプリのサイズ」と「書類とデータ」を確認します。
Appleは、キャッシュや一時データが使用量へ算入されない場合があると説明しています。そのため、LINE内で表示されたキャッシュ容量と「iPhoneストレージ」の数値が一致しないことがあります。削除直後に表示が変わらなければ、しばらく待つか端末を再起動して確認してください。
AndroidでLINEの使用容量を確認する
- 端末の「設定」を開きます。
- 「アプリ」または「アプリと通知」を開きます。
- 「LINE」を選択します。
- 「ストレージとキャッシュ」または「ストレージ」を開きます。
- アプリ、ユーザーデータ、キャッシュなどの内訳を確認します。
項目名はメーカーやAndroidのバージョンにより異なります。削除直後のキャッシュが小さくなっていれば処理はできています。LINEを開いて画像などを閲覧すると、新しいキャッシュが作られます。
確認後は、トーク一覧、よく使うトークルーム、スタンプ、写真の送受信、通話などを一度ずつ試します。削除直後はデータの再取得で表示が遅くなることがあるため、最初の読み込みだけで不具合と判断しないようにします。画像が開けない場合は、その画像だけの問題か、複数の新しい画像も開けないのかを確認してください。古い画像だけなら、サーバー上の保存期間が関係している可能性があります。
削除の頻度は「毎日」「毎週」と固定する必要はありません。端末の空き容量が少ない、LINEの動作が明らかに重い、画像表示に不整合があるときに実行するのが目安です。削除後すぐ同程度まで増える場合は、キャッシュ以外の写真・動画、他アプリ、端末内のダウンロードファイルが容量を使っていないか確認します。
参照した公式情報
- LINEヘルプセンター:キャッシュの削除とは?(重いLINEを軽くする方法)
- LINEヘルプセンター:画像・動画・ボイスメッセージを送信・受信・再生できない
- LINEヘルプセンター:トーク履歴を標準バックアップするには?
- LINEヘルプセンター:LINEで不具合や問題が発生した場合の対処方法
- Appleサポート:iPhoneやiPadのストレージを確認する方法

削除前後の容量と普段使う機能を見比べると、次回キャッシュを消すべきタイミングを判断しやすくなります。


