本ページはプロモーションが含まれています。
Zoomの背景は、Zoom Workplaceアプリの「ビデオとエフェクト」から設定できます。部屋を見えにくくしたいだけなら「ぼかし」、指定した静止画を使うならバーチャル背景、動きを付けたいなら動画背景を選びます。ただし、表示される項目は端末性能、OS、アプリ版かウェブ版か、組織の管理設定によって異なります。
本記事では、2026年9月25日時点のZoom公式情報に基づき、Windows・macOS・Linux・iPhone・iPad・Android・Zoomウェブアプリでの順路と、背景を選べない場合の切り分け方を解説します。Zoomの表示名を変えたい場合は、背景設定とは操作場所が異なるため、関連記事「Zoomの名前を変更する方法」を参照してください。また、Google Meetの背景設定を探している場合は「Google Meetで背景をぼかす方法」でサービス別に確認できます。
目次
Zoomの背景設定はミーティング前にどこから開く?
パソコンでは、会議へ入る前に背景を設定しておくと、入室直後に部屋が映る時間を避けやすくなります。2026年9月25日時点のWindows・macOS・Linux版Zoom Workplaceデスクトップアプリでは、次の順路で開きます。
- Zoom Workplaceデスクトップアプリを起動し、利用するアカウントへサインインします。
- 右上のプロフィール画像またはイニシャルをクリックします。
- 「設定」をクリックします。バージョン6.7.0以降では、ナビゲーションバーの歯車アイコンから開ける場合もあります。
- 設定画面の「ビデオとエフェクト」を選びます。
- 「バーチャル背景」タブ、または画面内の「背景」セクションを開きます。
- 「なし」「ぼかし」、用意された背景、自分で追加した背景のいずれかを選びます。
「なし」は背景効果を解除する項目です。「ぼかし」は実際の部屋をソフトウェア処理で見えにくくします。背景のサムネイルを選ぶと、人物以外の領域が指定した背景へ置き換わります。プレビューには設定結果がすぐ反映されるため、顔、髪、肩、手に欠けがないか確認します。
自分のファイルを登録する場合は、背景一覧付近の追加アイコンをクリックし、「画像を追加」または「ビデオを追加」を選択します。初回利用時にバーチャル背景用パッケージのダウンロードを求められた場合は、組織のルールと配布元を確認したうえで「ダウンロード」を選びます。画面名と操作順はZoomサポート「バーチャル背景の画像の変更」でも確認できます。
背景を選んでもプレビューが変わらない場合は、使用するカメラが正しいかを先に確認します。「ビデオとエフェクト」内の「カメラ」で、内蔵カメラ、外付けWebカメラ、仮想カメラのうち実際に使う機器を選択してください。別のカメラを見ながら調整すると、本番時だけ構図や背景の切り抜き方が変わることがあります。

会議前に背景を選び、プレビューで手を顔の横まで動かすと、輪郭の欠けを見つけやすくなります。
会議中にぼかし・画像・動画へ切り替えるには?
ミーティングへ参加した後でも、パソコン版では背景を変更できます。ただし、ビデオがオンの状態で選択すると、その変更は参加者に見える映像へ即時反映されます。取引先との会議などで試行錯誤を見せたくない場合は、いったん「ビデオの停止」を選んでから変更します。
- ミーティングコントロールにある「ビデオ」の右側の上向き矢印をクリックします。
- 「ビデオとエフェクト設定」を選びます。
- 開いたサイドパネルで「バーチャル背景」を選ぶか、「バーチャル背景」セクションまでスクロールします。
- 部屋を隠すだけなら「ぼかし」、登録済みの背景を使うなら該当するサムネイルをクリックします。
- 新しいファイルを使う場合は追加アイコンから画像または動画を選択します。
- 背景を解除したい場合は「なし」を選びます。
「ぼかし」は、写真や動画を用意せずに使える選択肢です。ただし、ぼかしも人物と背景をリアルタイムで分離するため、端末性能の条件があります。低性能な端末では、ぼかしが選択肢に出ない、輪郭が乱れる、映像が遅れるといったことがあります。「単なるフィルターだからどの端末でも使える」とは限りません。
動画背景は静止画より処理負荷が高く、対応プロセッサや管理者設定の条件も厳しくなります。会議中に映像や音声が途切れた場合は、動画背景から静止画へ、それでも改善しなければ「ぼかし」または「なし」へ段階的に戻します。同時にHD、ビデオフィルター、自動フレーミングなどを有効にしている場合は、一度に全部を変更せず、一項目ずつオフにすると原因を特定しやすくなります。
Zoomウェブアプリでは、ミーティングコントロールのビデオアイコン横にある上向き矢印から「背景を選択」を開きます。2026年9月25日時点の公式案内では、用意された背景の選択と静止画の追加が案内されています。デスクトップアプリと同じ動画背景の操作を前提にせず、目的の項目がなければZoom Workplaceデスクトップアプリへ切り替えてください。

会議中の変更は相手側へすぐ映るため、ビデオを止めてから設定画面を開くと落ち着いて選べます。

iPhone・Androidでバーチャル背景を設定するには?
iPhone、iPad、Androidでは、2026年9月25日時点のZoomモバイルアプリでミーティング中に背景を変更できます。パソコン版とはメニューの配置が異なり、基本の順路は「詳細」から始まります。
- Zoomモバイルアプリへサインインし、ミーティングに参加します。
- 画面を一度タップしてミーティングコントロールを表示します。
- 「詳細」をタップし、続いて「設定」を開きます。
- 「バーチャル背景」をタップします。
- 「なし」「ぼかし」、用意された背景、最近追加した背景から選択します。
- 自分の写真を追加する場合は「+」をタップし、端末内の写真を選びます。
- 反映を確認して閉じるボタンをタップします。
モバイル版では、公式手順に独自の動画ファイルを追加する操作は示されていません。スマートフォンで「+」を押しても写真しか選べない場合は故障ではなく、デスクトップ版との機能差として切り分けます。動画背景が必要なら、対応条件を満たすWindowsまたはmacOSなどのデスクトップアプリで試します。
iOS版Zoom Workplaceモバイルアプリでは、バージョン6.5.0以降を前提とする公式手順として、ミーティング外でも「プロフィール画像」→「設定」→「ビデオとエフェクト」→「背景とエフェクト」→「背景」から変更できます。Androidについては、公式ページではミーティング中の手順が案内されています。iPhoneの順路をAndroidで探し続けず、まず会議へ入り、「詳細」から開いてください。
対応条件にもOS差があります。Zoomのバーチャル背景システム要件では、2026年9月25日時点でAndroidはAndroid 8.0以上、arm64の8コア以上、RAM 3GB以上、対応GPUおよび対象メーカーなどの条件が示されています。iOSはiPhone 8、8 Plus、X以降のモデルや、指定世代以降のiPadなどが対象です。OSを更新できても、プロセッサや機種条件を満たさなければ背景項目が利用できない場合があります。
スマートフォンは縦向きと横向きで画角が変わります。設定時と会議時の向きをそろえ、端末をスタンドへ固定してから確認してください。横向きにした瞬間、ぼかしの外側に室内の一部が映ることもあります。

スマホでは会議で使う向きに固定してから背景を選ぶと、入室後の画角変化を防げます。

背景用の画像・動画はどの形式とサイズにすればよい?
2026年9月25日時点のZoom公式仕様では、背景用の静止画は24ビットPNGまたはJPG・JPEG形式に対応し、最大ファイルサイズは15MBです。カメラが16:9なら、1280×720ピクセルまたは1920×1080ピクセルなど、同じ16:9の比率が案内されています。カメラの縦横比が分からない場合は、1280×720ピクセル以上の背景が推奨されています。
解像度だけでなく縦横比を合わせることが重要です。縦長の写真を16:9のカメラで使うと、左右に余白が出るか、上下が大きく切り取られる場合があります。会社名や文字を配置した背景では、端に置いた要素が切れないよう、プレビューを見ながら中央寄りへ調整します。自分の顔や肩が重なる中央部分には、読ませたい文字を置かないほうが見やすくなります。
動画背景はMP4またはMOV形式に対応し、公式仕様の解像度は最小480×360ピクセル、最大1920×1080ピクセルです。これらはファイルの受付条件であり、すべての端末で1080pの動画背景を快適に処理できるという意味ではありません。実際に利用できる解像度は、OS、CPU、コア数、グリーンバックの有無などの条件にも左右されます。
動画は動きが大きいほど人物との境界が目立ちやすく、視線も背景へ引かれます。面接や商談では、短いループでも明滅や高速移動のない素材を選びます。社内ロゴを使う場合は、会社が配布した正式なファイルか、利用許可を得た素材かを確認してください。第三者の写真、キャラクター、建物写真を検索結果から保存して使うのではなく、権利条件が確認できる素材を選びます。
背景に文字を入れる場合、自分のプレビューがミラー表示でも、通常は相手側まで左右反転するとは限りません。「自分のビデオのプレビューをミラーリング」は自分が見る表示へ影響する設定です。別端末からテスト会議へ入り、相手側の見え方で文字の向きと位置を確認すると確実です。

背景ファイルは解像度だけで選ばず、カメラと同じ縦横比に整えてから登録してください。
「バーチャル背景」や追加ボタンが表示されないのはなぜ?
背景項目が見つからない場合は、アプリ、アカウント設定、端末要件、組織の制限を順番に確認します。闇雲に再インストールするより、どの段階で項目が消えているかを分けるほうが早く解決できます。
最初にアプリ版とウェブ版を区別する
ブラウザから参加しているZoomウェブアプリと、インストールしたZoom Workplaceデスクトップアプリでは使える背景機能が同一ではありません。タスクバーやDockからZoom Workplaceを起動し、「プロフィール画像」→「設定」→「ビデオとエフェクト」を開けるか確認します。ウェブアプリの場合は会議中のビデオアイコン横の矢印から「背景を選択」を探します。
Zoom Workplaceを更新してサインインし直す
古いアプリでは、公式手順と画面名や配置が異なる場合があります。プロフィールメニューの「更新をチェック」などから利用可能な更新を確認します。管理端末で更新操作が制限されている場合は、社内のIT管理者へ依頼してください。ウェブポータルでバーチャル背景を有効にしたのにタブが現れない場合は、Zoom公式が案内するように、デスクトップアプリから一度サインアウトして再度サインインします。
端末要件と背景の種類を確認する
静止画、ぼかし、動画、グリーンバックなしの背景は、それぞれ必要条件が異なります。たとえば、ぼかしはグリーンバックなしの静止画背景と同じ要件が適用されます。動画背景はより高い処理能力が必要です。「静止画は使えるが動画だけ出ない」場合、背景機能全体の故障ではなく、動画の管理設定または端末要件が原因として考えられます。
仮想デスクトップ環境では、グリーンバックなしのバーチャル背景がサポート対象外となる条件があります。VDIではプラグインやシンクライアントが背景機能に対応していない場合もあります。会社支給パソコンでだけ使えないときは、CPUの確認だけで終わらせず、VDI環境かどうかも管理者へ伝えます。
追加ボタンだけない場合を分ける
既定の背景は選べるのに追加アイコンがない場合、管理者が「ユーザーがカスタム背景をアップロードできるようにします」を無効にしている可能性があります。動画だけ追加できない場合は、「動画を仮想背景として使用できるようにします」が許可されているかを確認します。個人では変更できない設定もあるため、端末の初期化を行う前に管理者へ問い合わせてください。

項目がない時は「アプリ版か、静止画も不可か、追加だけ不可か」を管理者へ伝えると切り分けが進みます。

背景が人物にかぶる・ちらつく時はどう直す?
背景が髪や顔へかぶる場合、Zoomが人物と部屋の境界を正しく判定できていません。カメラを交換する前に、照明、服の色、実際の壁、グリーンバック設定の順に調整します。
顔と実際の背景を均一に照らす
顔だけを強く照らし、背後が暗い状態では、髪や肩と背景の境界が分かりにくくなります。正面から顔を照らしつつ、壁にもある程度の明るさが届く位置へライトを調整します。窓を背にすると逆光になりやすいため、カメラの後ろまたは斜め前に窓が来る配置を試します。照明を変えるたびに手や髪を動かし、輪郭が安定するか確認します。
グリーンバック設定を実物に合わせる
実際に単色スクリーンを設置している場合だけ「グリーンバックがある」を有効にします。背景サムネイルを選び、カラーセレクターで置き換える色を指定します。Zoomの自動判定が肌に近い色を選ぶと、顔の一部まで消えることがあります。その場合はカラーセレクターをクリックし、スクリーンの影が少ない場所を選び直します。
グリーンバックは、しわ、影、色むらを減らし、画面全体を均一に照らします。服、髪、アクセサリーにスクリーンと近い色があると、その部分も背景に置き換えられます。緑色の服なら青系の単色背景へ変えるなど、人物と明確に異なる色を使います。単色スクリーンがないのに設定だけ有効にすると、部屋の一部が不規則に抜けるためオフにしてください。
処理負荷を一段ずつ下げる
映像がちらつく、遅延する、音声まで途切れる場合は、動画背景から静止画、静止画からぼかし、ぼかしから「なし」の順で比較します。あわせて、不要なビデオフィルター、スタジオ効果、自動フレーミングを停止し、他のカメラ利用アプリも終了します。複数項目を同時に変えると、どの変更が効いたか分かりません。
背景使用時に映像の左右へ黒い帯が出る場合は、「ビデオとエフェクト」のビデオ設定でHDが利用できるか確認します。ただしHDは通信量と処理負荷も増やします。帯が消えても会議が不安定になるなら、見た目より音声の安定を優先し、背景を簡素化してください。

人物が欠ける時は、背景の種類を替える前に顔と壁の明るさをそろえると改善点を判断しやすくなります。
会社・学校のZoomで背景変更が禁止されている時は?
会社や学校のZoomでは、管理者がアカウントまたはグループ単位でバーチャル背景を制御できます。設定がグレー表示される、追加ボタンがない、動画だけ選べない場合、ユーザー側の操作ミスとは限りません。
個人設定を確認する場合は、Zoomウェブポータルへサインインし、「設定」→「ミーティング」→「会議中(詳細)」→「バーチャル背景」を開きます。トグルを変更できるなら有効にします。グレー表示されている場合は、上位のグループまたはアカウントレベルでロックされています。管理者へ連絡し、背景機能、カスタム背景のアップロード、動画背景のどれが必要かを具体的に伝えてください。
管理者は、アカウント全体なら「アカウント管理」→「アカウント設定」→「ミーティング」→「会議中(詳細)」→「仮想背景」から設定します。グループ単位なら「ユーザー管理」→「グループ」→対象グループ→「ミーティング」→「会議中(詳細)」→「仮想背景」です。詳細な権限と順路はZoomサポート「仮想背景の有効化または無効化」で確認できます。
管理者設定には、カスタム背景のアップロードを許可する項目、動画背景を許可する項目、常に背景を使用させる項目、会議終了後に既定の背景へ戻す項目などがあります。前回選んだ背景が次回に残らない場合は、故障ではなく「各会議後にユーザーの仮想背景をデフォルトにリセットします」が設定されている可能性があります。
組織指定の背景しか表示されない場合は、勝手に制限を回避せず、用途に合う背景の追加を管理者へ依頼します。問い合わせには、端末のOS、Zoom Workplaceのバージョン、デスクトップ・モバイル・ウェブの別、表示されない項目、設定画面がグレーかどうかを添えます。顧客名や会議内容が写ったスクリーンショットは、社内ルールに従って取り扱ってください。
管理者が設定を変更した後も背景が更新されない場合は、Zoom Workplaceからサインアウトし、再度サインインします。組織配布の背景は、再認証後に取得される場合があります。

組織アカウントでは制限を回避せず、必要な背景の種類と表示状態を管理者へ具体的に伝えてください。
本番前に背景設定をどう確認すれば失敗を減らせる?
背景設定は、自分のプレビューに表示された時点で完了ではありません。本番で使う端末、アカウント、カメラ、ネットワークをそろえ、短いテストミーティングで相手側の見え方まで確認します。
- Zoom Workplaceを更新し、本番で使うアカウントへサインインします。
- 「設定」→「ビデオとエフェクト」で使用カメラを選びます。
- 「ぼかし」または背景を選び、顔、髪、肩、手を動かします。
- 服と背景が同化していないか、眼鏡や椅子が欠けないかを見ます。
- 本番と同じ向き、照明、カメラ位置にします。
- 別端末または協力者を使ってテストミーティングへ参加します。
- 相手側で文字の向き、画角、輪郭、遅延を確認します。
- 動画背景を使う場合は、数分間会話し、音声の途切れや端末の発熱を確認します。
- 問題が出た時にすぐ選べる静止画または「なし」を代替案として用意します。
会議直前に背景が使えなくなった場合は、残り時間に応じて対応を変えます。時間があるなら、サインアウトと再サインイン、アプリ更新、端末要件、管理者設定を順に確認します。開始まで数分しかないなら、動画を静止画へ変更し、それでも不安定なら「なし」にして壁を背にするか、カメラをオフにして主催者へ一言伝えます。
ぼかしは部屋の形や人の動きを完全に見えなくする機能ではありません。掲示物、家族の写真、鏡や窓の反射、通行する人は、カメラの画角外へ移してから使います。背景処理が一瞬外れる可能性も考え、見られて困る物を物理的に片付けると安心です。
Zoomで名前も同時に直す必要がある場合、背景設定画面では変更できません。「参加者」パネルやプロフィール設定を使うため、前掲のZoomの名前変更手順で会議前・参加中の違いを確認してください。Google Meetの「背景とエフェクト」とZoomの「ビデオとエフェクト」も別機能です。Meetを使う会議ならGoogle Meetの背景ぼかし手順へ切り替え、サービスを混同しないようにします。
参照した公式情報
- Zoomサポート:バーチャル背景の画像の変更
- Zoomサポート:Zoomバーチャル背景のシステム要件
- Zoomサポート:仮想背景の有効化または無効化
- Zoomサポート:Zoom Workplaceデスクトップとモバイルアプリの設定を変更する

本番と同じ端末・カメラ・向きで別端末から確認し、使えない時の代替背景も一つ決めておきましょう。



