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LINEのトーク履歴をバックアップしようとして「正常に処理できません」「不明なエラー」と表示されたり、読み込み中のまま止まったりする場合、原因はiPhoneとAndroidで異なります。iPhoneはiCloud Drive、AndroidはGoogleドライブを利用するため、まず利用中の端末に合った保存先を確認してください。
この記事は2026年11月4日日時点のLINE公式ヘルプ、Appleサポート、Google公式ヘルプを基に、バックアップエラーの切り分けに特化して解説します。通常のバックアップ操作や機種変更後の復元手順を詳しく確認したい場合は、既存記事のLINEのトーク履歴をバックアップする方法、復元画面の進め方はLINEのトーク履歴をバックアップから復元する手順をご覧ください。
なお、バックアップを実行しても、すべてのトーク履歴や写真・動画を復元できるとは限りません。LINE公式も、復元できなかったトーク履歴は問い合わせても復元できないと案内しています。古い端末が使えるうちに確認し、エラーが解消する前に初期化、LINEの削除、アカウント引き継ぎを進めないことが重要です。
目次
LINEのバックアップエラーは最初にどの画面で切り分ける?
最初に、LINEの「ホーム」>右上の「設定」>「バックアップ・引き継ぎ」>「トークのバックアップ」を開きます。2026年11月4日日時点では、この画面で前回のバックアップ日時や利用状況を確認し、「今すぐバックアップ」から手動実行できます。表示される文言、停止する進捗、前回のバックアップ日時をメモしてから設定を変更すると、改善したか判断しやすくなります。
「正常に処理できません」「不明なエラー」と表示される場合は、クラウド設定、容量、通信、アプリやOSの順に確認します。「Google ドライブの空き容量が不足しています」「端末の空き容量が不足しています」と表示されるAndroidでは、表示内容に対応する保存先を先に整理してください。読み込み中から動かない場合も、通信だけが原因とは限りません。
自動バックアップだけが失敗する場合は、同じ画面の「今すぐバックアップ」で手動実行します。手動では成功するなら、自動実行の条件を疑います。iPhoneの自動バックアップは、開始時にロック画面、電源接続、Wi-Fi接続、「アプリのバックグラウンド更新」の有効化、LINEがバックグラウンドで実行されていることが条件です。Androidは電源とネットワークへの接続が必要で、「モバイルデータ通信を利用」が有効ならWi-Fiがない環境でも実行できます。
エラー中にLINEをアンインストールすると、端末内にしかない履歴を失う可能性があります。再インストールは、バックアップ日時や引き継ぎ情報を確認した後の手段です。

まずエラー文と前回のバックアップ日時を控え、手動バックアップが成功するか試しましょう。


iPhoneでiCloud Driveがオフのときはどこを直す?
iPhoneの標準バックアップはiCloud Driveを利用します。LINE公式は、iCloud DriveとiCloudバックアップのいずれかがオフの場合、トーク履歴のバックアップが完了しないことがあると案内しています。まず「設定」>画面上部の自分の名前>「iCloud」>「Drive」または「iCloud Drive」を開き、「このiPhoneを同期」をオンにします。Apple公式のiPhoneでiCloud Driveを設定する手順でも同じ順路を確認できます。
続いて「設定」>自分の名前>「iCloud」で、「iCloudに保存」または「iCloudを使用しているアプリ」の一覧を表示し、LINEが利用できる状態か確認します。画面名はiOSの版によって「すべてを表示」など多少異なります。設定をオンにした後はLINEへ戻り、「ホーム」>「設定」>「バックアップ・引き継ぎ」>「トークのバックアップ」>「今すぐバックアップ」を実行します。
機種変更後の復元エラーでは、バックアップ時と同じApple Accountでサインインしているかも確認します。「設定」の最上部に表示されるアカウントを開き、メールアドレスを照合してください。別のApple Accountで作成したiCloud上のバックアップは、そのままでは参照できません。慌ててサインアウトすると、同期中のほかのデータにも影響するため、先に利用アカウントを確定させます。
モバイル通信で手動バックアップする場合、iCloud側のモバイルデータ通信が許可されていないとWi-Fiが必要になることがあります。Wi-Fi接続時は成功するのにモバイル回線では失敗する場合、「設定」>「モバイル通信」でiCloud Driveに関する通信設定を確認してください。

iPhoneではLINE内の操作より先に、iCloud DriveとApple Accountの一致を確認するのが近道です。
iCloudストレージとiPhone本体の空き容量はどう確認する?
クラウドの空き容量とiPhone本体の空き容量は別物です。一方だけ空けてもエラーが続く場合があります。iCloudは「設定」>自分の名前>「iCloud」で使用状況を確認します。Apple公式によると利用可能な容量は契約中のiCloudストレージプランによって異なります。2026年11月4日日時点の残容量を画面上で確認し、上限付近なら不要なiCloudバックアップやファイルを整理するか、必要に応じてプランを検討します。
iPhone本体は「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」で確認します。写真、動画、ダウンロード済みファイル、使用していないアプリなどが容量を占めている場合は、内容を確認して整理します。大切なデータは別の保存先へ移してから削除してください。「非使用のAppを取り除く」は書類とデータを残しつつアプリ本体を取り除く機能ですが、LINEそのものを対象にする前にバックアップ状態を確認します。
容量を確保した直後は、LINEとiCloudの処理がすぐ反映されないことがあります。iPhoneを再起動し、安定したWi-Fiへ接続してから、LINEの「トークのバックアップ」で再実行します。何度も連続でボタンを押すより、一度処理が終了したことを確認してから試してください。
写真や動画は標準バックアップの対象として同じ形で戻るとは限りません。残したい写真、動画、ファイルは、引き継ぎ前の端末が使える間に個別保存します。トーク履歴のバックアップ成功表示だけを、添付ファイルまで保存された保証として扱わないでください。

iCloudとiPhoneストレージを別々に確認し、必要な写真や動画は先に個別保存しましょう。
AndroidでGoogleドライブの容量不足を解消するには?
Androidの標準バックアップはGoogleドライブを利用します。LINE公式によると、Googleドライブまたは端末の容量が不足して自動バックアップに失敗すると、「Google ドライブの空き容量が不足しています」または「端末の空き容量が不足しています」と表示されます。どちらの表示かを見て、クラウド側と本体側を混同しないことが重要です。
Googleアカウントの保存容量はGoogleドライブ、Gmail、Googleフォトで共有されます。Google公式のGoogleのストレージの動作についてを参照し、Googleドライブ、Google One、Googleフォトなどの「ストレージを管理」からサービス別の使用量を確認してください。ドライブ内のファイルだけが少なくても、Gmailの添付ファイルやGoogleフォトが容量を使っていることがあります。
不要なファイルを削除した場合、ゴミ箱内のデータが引き続き容量へ影響することがあります。削除対象を間違えていないか確認し、必要ならゴミ箱も整理します。業務資料や写真を削除する前にダウンロードなどで退避してください。容量プランの料金や提供内容は変更される可能性があるため、2026年11月4日日時点の購入画面とGoogle公式情報で確認します。
空き容量を確保したら、LINEの「ホーム」>「設定」>「バックアップ・引き継ぎ」>「トークのバックアップ」を開き、「今すぐバックアップ」を実行します。Googleアカウントの選択を求められた場合は、以前バックアップに使用したアカウントか確認します。複数のGoogleアカウントを端末へ登録していると、空き容量のあるアカウントとLINEが参照するアカウントが異なることがあります。

Googleドライブだけでなく、同じ保存容量を共有するGmailとGoogleフォトの使用量も確認してください。
Android端末の空き容量と権限はどの設定で確認する?
Android本体の空き容量は、一般的には「設定」>「ストレージ」で確認できます。Google公式のAndroidデバイスの空き容量を増やすでは、「設定」アプリから「ストレージ」を開き、カテゴリごとの使用量を確認する手順が案内されています。ただし、Galaxy、Pixel、XperiaなどメーカーやAndroidの版により、「デバイスケア」「ストレージとメモリ」など画面名が異なる場合があります。
不要なダウンロードファイル、オフライン動画、使っていないアプリを整理し、再起動してからバックアップを再実行します。「設定」>「アプリ」>「LINE」>「ストレージとキャッシュ」にある「キャッシュを削除」は一時データの整理ですが、「ストレージを消去」「データを削除」はLINEのアプリデータを消す操作です。バックアップエラーの解消目的で安易に「データを削除」を選ばないでください。
LINE公式はAndroidの事前設定として、端末の「設定」>「アプリ」>「LINE」>「権限」>「連絡先」>「許可する」の確認を案内しています。機種によっては「アプリと通知」>「LINE」>「権限」と表示されます。長期間使っていないアプリの権限を自動的に取り消すAndroidの機能により、以前許可した設定が変わっている場合もあります。
SDカードを使う端末でも、LINEのトーク履歴バックアップ先はGoogleドライブです。SDカードに空きがあっても、Googleアカウントの容量や内部ストレージが不足していれば解決しません。エラー文が示す保存先、本体の内部ストレージ、LINEの権限を順番に確認してください。

Androidでは「キャッシュを削除」と「データを削除」を取り違えず、連絡先権限も見直しましょう。

OS・LINEアプリ・通信をどの順番で更新する?
容量とクラウド設定に問題がない場合は、通信、再起動、LINE、OSの順に確認すると原因を絞れます。最初にWi-Fiをオフ・オンし、改善しなければWi-Fiと4G・5Gを切り替えます。VPN、広告ブロック用VPN、組織の通信制限を利用している場合は、管理方針を確認したうえで別の通常回線でも試します。通信中に画面を頻繁に切り替えず、完了またはエラー表示まで待ちます。
次に端末を再起動します。その後、iPhoneはApp Store、AndroidはGoogle PlayストアでLINEのページを開き、「アップデート」または「更新」が表示されれば実行します。LINE内では「ホーム」>「設定」>「LINEについて」から現在のバージョンを確認できます。更新前に端末容量も確保してください。
OSは、iPhoneなら「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」、Androidなら一般的に「設定」>「システム」>「ソフトウェアアップデート」または「システムアップデート」で確認します。メーカーによって順路が違う場合は端末メーカーの公式案内を参照してください。OS更新時は電源接続、十分な空き容量、安定した通信を用意します。
2026年11月4日日時点でLINE公式が示す推奨環境は、スマートフォンではiPhoneがiOS 18.0以上、Android版がAndroid 11.0以上です。一方、推奨環境未満でも組み合わせにより利用できる動作環境があります。LINE公式のLINEの利用環境で、自分のOSに対応するLINE版を照合してください。古い端末でOSを更新できない場合、LINEだけを最新版にできないことがあります。
更新後も失敗する場合は、一度に複数の設定を変えず、「回線変更後」「再起動後」「LINE更新後」のように段階ごとに手動バックアップを試すと原因を判断できます。

回線切り替え、再起動、LINE更新、OS更新の順に一つずつ試し、成功した段階を記録しましょう。
バックアップ用PINコードは標準バックアップの代わりになる?
バックアップ用PINコードと、iCloud DriveまたはGoogleドライブを使う標準バックアップは役割が異なります。2026年11月4日日時点のLINE公式情報では、クラウドへ標準バックアップできない場合でも、バックアップ用PINコードを設定していれば直近14日分のトーク履歴を引き継げます。標準バックアップ全体の代替として、過去の全履歴を保存する機能ではありません。
PINコードはLINEの「ホーム」>「設定」>「バックアップ・引き継ぎ」>「トークのバックアップ」から設定します。「今すぐバックアップ」が表示されず、PINコード作成を求められる場合は、画面に従ってPINコードを作成してから手動バックアップへ進みます。PINコードは新しい端末で入力を求められるため、第三者に見られない方法で管理します。
同じOS間では、iPhoneからiPhoneならiCloud Drive、AndroidからAndroidならGoogleドライブの標準バックアップを利用できます。iPhoneからAndroid、またはAndroidからiPhoneのような異なるOS間では、標準バックアップをそのまま使って全履歴を移す仕組みではありません。PINコードや「かんたん引き継ぎQRコード」で移せる範囲は直近14日分と案内されています。
標準バックアップはメッセージを対象とし、画像やファイルの復元には制限があります。PINコードが設定済みでも、引き継ぎ前の端末で必要な画像、動画、ファイルを個別保存してください。また、PINコード入力に失敗し続けると移行できない場合があるため、推測で繰り返さず、旧端末で設定内容を確認します。

PINコードは直近14日分の引き継ぎ手段であり、標準バックアップ全体の代替ではありません。

再試行しても失敗するときは何を残して問い合わせる?
設定、容量、通信、更新を確認しても改善しない場合は、同じ操作を延々と繰り返す前に状況を整理します。記録する項目は、端末名、OSバージョン、LINEバージョン、エラー全文、発生日時、手動・自動のどちらか、停止した進捗、iCloudまたはGoogleアカウントの種類、前回成功したバックアップ日時、試した対処です。個人情報やPINコードそのものは記録画像に含めないでください。
iPhoneでiCloud自体に接続できない場合は、Appleのシステム状況やApple Accountのサインイン状態を確認します。AndroidではGoogleドライブやGoogleアカウントがほかのアプリで利用できるか確認します。サービス側の障害が疑われるときは、端末設定を大きく変更せず時間を置く判断も必要です。
問い合わせ前に、LINE公式のトーク履歴のバックアップや復元で問題が発生している場合と照合します。ただし、LINE公式は、バックアップしていても復元できなかったトーク履歴を問い合わせによって復元できるわけではないと明記しています。問い合わせは原因確認や今後の操作判断のために行い、復元を保証する窓口とは考えないでください。
旧端末が動作するなら、新端末への引き継ぎ、旧端末の初期化、LINEの削除を保留します。バックアップ日時が更新され、必要な別保存も終わったことを確認してから機種変更へ進みます。エラー診断後の通常の移行手順は、前掲の機種変更前の確認と復元手順で確認できます。

問い合わせ時はエラー全文と環境を伝え、旧端末の初期化は確認が終わるまで保留してください。
参照した公式情報
- LINEヘルプセンター:トーク履歴のバックアップ(保存)や復元で問題が発生している場合
- LINEヘルプセンター:トーク履歴を標準バックアップするには?
- LINEヘルプセンター:LINEの利用環境を教えてください
- Appleサポート:iPhoneでiCloud Driveを設定する
- Googleドライブ ヘルプ:Googleのストレージの動作について
- Androidヘルプ:Androidデバイスの空き容量を増やす


