楽天モバイルを海外で使うと高額請求される?原因と防ぐ設定を解説



目次

楽天モバイルの海外利用で高額請求される可能性はある?

楽天モバイルを海外で使っただけで、データ通信料が際限なく加算される仕組みではありません。海外ローミングの対象国・地域では、毎月2GBまで高速データ通信を利用できます。2GBを使い切ると通信速度が最大128kbpsに制限されますが、追加容量が自動的に購入されるわけではありません。高速通信を再開するには、利用者が自分でデータチャージを購入する必要があります。

そのため、楽天モバイルの海外データ通信だけを普通に利用している限り、以前の海外ローミングで問題になった、通信した分だけ料金が増え続けるパケット通信の高額請求は起こりにくい設計です。

ただし、海外利用に関係する料金がすべて定額になるわけではありません。国際通話、国際SMS、高速データ容量の追加購入などは、使い方によって請求額が増えます。高額請求を防ぐには、データ通信と電話、SMSを分けて考えることが重要です。

データ通信は2GBを超えても自動課金されない

海外ローミングで利用できる高速データ容量は、毎月2GBです。容量を使い切った後も通信自体は停止せず、最大128kbpsの低速状態で利用できます。

128kbpsでは、テキスト中心のメッセージ送受信や軽いWebページの表示ができる場合はあるものの、地図の読み込み、画像の多いサイト、動画、アプリの更新などは時間がかかります。通信速度が遅いからといって、勝手に有料の高速データへ切り替わることはありません。

高速通信を追加したい場合は、my楽天モバイルからデータチャージを購入します。料金は1GBあたり500円で、購入した容量は購入日を含めて31日間有効です。1GBを3回購入すれば1,500円、5回購入すれば2,500円になります。1回あたりの料金は大きくなくても、旅行中に何度も購入すると請求額が膨らみます。

特に注意したいのは、動画視聴、SNSへの動画投稿、写真のクラウドバックアップ、テザリングです。これらを使うと2GBを短期間で消費しやすくなります。速度制限がかかるたびに反射的にチャージするのではなく、旅行中に何GB必要なのかを先に計算した方が料金を管理しやすくなります。

海外利用分で月額料金の段階が変わる場合がある

海外ローミングで使用したデータ量は、楽天モバイルの月間データ利用量にも加算されます。海外用の2GBが、国内プランとは完全に別枠で無料提供されるという意味ではありません。

例えば、日本国内で月末までに2.5GBを使用し、海外で1GBを使用すると、月間利用量は合計3.5GBになります。この場合、海外ローミングの追加料金が発生していなくても、データ利用量に応じて月額料金の段階が変わる可能性があります。

請求明細を見て料金が増えていた場合は、海外ローミング料金だけを探すのではなく、その月の国内と海外を合計したデータ利用量も確認してください。海外で2GB以内に収まっているのに料金が上がったように見えるケースでは、プラン料金の段階が変わっていることがあります。

高額請求の中心は電話とSMS

楽天モバイルを海外で利用する際、金額が大きくなりやすいのはデータ通信よりも国際通話です。

Rakuten Linkを使って海外から日本の電話番号へ発信する場合は無料ですが、海外の電話番号へかける場合や、スマートフォンに標準搭載されている電話アプリから発信する場合は、発信先や滞在国に応じた従量料金が発生します。Rakuten Link同士の通話は無料でも、相手がRakuten Linkを利用していない場合や、現地の固定電話、携帯電話へかける場合は条件が異なります。

ホテル、レストラン、航空会社、レンタカー会社などへ電話するときは、通話時間が長くなりがちです。予約変更のために数分待たされたり、自動音声案内を何度も聞いたりすると、その時間にも通話料が発生します。

国際SMSも同様です。標準のメッセージアプリから送信した場合は、送信先や文字数などに応じた料金がかかります。1通だけなら少額でも、現地の連絡先と何度もやり取りしたり、長文が複数のSMSに分割されたりすると、想定より高くなることがあります。

海外利用で請求額を確認するときは、次の3項目を分けて確認すると原因を見つけやすくなります。

  • 海外データチャージを何回購入したか
  • 標準電話アプリからどこへ何分発信したか
  • 標準メッセージアプリから何通送信したか

データ通信が2GB以内だから安心と判断するのではなく、通話とSMSの利用履歴まで確認することが、高額請求を避ける基本です。

海外データ通信は自動で課金が増え続けませんが、電話、SMS、追加チャージは別料金になると覚えておきましょう

海外で高額請求につながる主な原因

海外で高額請求につながる原因は、設定そのものよりも、どのアプリや回線を使って通信したかにあります。

同じ電話番号への発信でも、Rakuten Linkからかけた場合と、スマートフォンの標準電話アプリからかけた場合では料金が異なります。データ通信についても、楽天モバイル回線を使用しているつもりが、デュアルSIMで登録した他社回線を使用しているケースがあります。

請求を抑えるには、海外に到着してから設定を確認するだけでなく、実際に発信や通信をする直前に、使用するアプリと回線を確認する必要があります。

標準電話アプリから国際電話をかけている

最も注意が必要なのは、Rakuten Linkを使うつもりで、スマートフォンの標準電話アプリから発信してしまうケースです。

電話帳や着信履歴から電話番号をタップすると、標準電話アプリが起動することがあります。地図アプリに表示されたホテルやレストランの電話番号を押した場合も同様です。画面に電話番号が表示されたまま発信ボタンを押すと、Rakuten Linkを経由せず、そのまま国際通話が始まる可能性があります。

Rakuten Linkを利用していても、すべての国際通話が無料になるわけではありません。海外から日本の電話番号への発信は無料ですが、滞在国の店舗やホテルなど、海外の電話番号へ発信すると国・地域別の通話料がかかる場合があります。

次のような通話は、特に時間が長くなりやすいため注意が必要です。

  • 航空便の変更や欠航に関する問い合わせ
  • ホテルの予約変更や送迎依頼
  • クレジットカード会社への紛失連絡
  • レンタカー会社への事故や故障の連絡
  • 自動音声案内を経由する問い合わせ窓口

緊急時には電話が必要になることもあります。その場合は、発信前に通話料金を確認し、用件や予約番号をメモしてから電話すると通話時間を短縮できます。保留中も通話は継続しているため、待ち時間が長い場合は、チャットやメールなど別の連絡方法がないか確認する方が安全です。

海外でOS標準の電話アプリやメッセージアプリを使用し、国・地域別の従量料金が5,000円を超過すると、サービスが一時停止される仕組みがあります。ただし、一時停止があるから少額で収まるとは限りません。再開して利用を続ければ料金は増えるため、自分で利用履歴を確認する必要があります。

国際SMSを何度も送信している

SMSは短い文章を送るだけなので、データ通信と同じ感覚で料金を意識せず使いがちです。しかし、海外で標準のメッセージアプリから国際SMSを送信すると、送信先や利用する国・地域に応じた料金が発生します。

現地の配車サービス、宿泊施設、ツアー会社などから届いたSMSに、そのまま返信すると国際SMSとして扱われる可能性があります。受信したメッセージの画面から返信しているだけでも、送信は有料になる場合があるため注意が必要です。

SMSは文字数によって複数通に分割されることがあります。利用者の画面では1つの長文として表示されていても、料金上は複数回の送信として計算される場合があります。写真やスタンプを送れるメッセージ機能に自動で切り替わることもあるため、送信前に利用しているサービスを確認してください。

iPhoneでは、Rakuten LinkによるSMSの送受信に対応しておらず、標準のメッセージアプリを使用する必要があります。AndroidとiPhoneではRakuten Linkで利用できる機能が異なるため、Android向けの説明をそのままiPhoneで実行しないことも重要です。

料金を抑えるなら、相手が対応している場合は、LINE、WhatsApp、WeChatなどのデータ通信を利用するメッセージアプリへ切り替えます。ただし、海外データ容量は消費するため、動画や大量の写真を送る場合はWi-Fi環境で行う方がよいでしょう。

データチャージと別回線のローミングを見落としている

海外データ容量を使い切るたびに1GBを追加すると、購入回数に比例して料金が増えます。データチャージは自動購入ではないため、請求額が増えた場合は、旅行中に自分または同行者が購入操作をしていないか確認してください。

家族の回線を同じ楽天IDで管理している場合や、子どもに端末を貸している場合は、誰がどの回線へチャージしたのか分かりにくくなることがあります。my楽天モバイルのデータチャージ履歴と、クレジットカードの利用通知を照合すると確認しやすくなります。

もう一つの見落としが、デュアルSIMや複数回線です。楽天モバイルと他社SIMを1台のスマートフォンに登録している場合、モバイルデータ通信に使用する回線が他社側になっている可能性があります。

楽天モバイルの海外ローミングは2GB超過後に低速化する仕組みでも、他社回線の海外ローミング料金は契約先によって異なります。端末では楽天モバイルを使っているつもりでも、実際には別回線で通信していれば、楽天モバイルではなく他社から高額な請求が届くことがあります。

海外で通信を始める前に、端末のモバイル通信設定で次の項目を確認してください。

  • モバイルデータ通信に使用する回線
  • データローミングを有効にする回線
  • モバイルデータ通信の自動切り替え
  • 通話のデフォルト回線
  • SMSを送信する回線

特にモバイルデータ通信の自動切り替えが有効だと、楽天モバイルの電波が弱い場所で他社回線へ切り替わる場合があります。海外では自動切り替えを無効にし、使用する回線を明示的に指定しておく方が料金を管理しやすくなります。

高額請求を防ぐために重要なのは、海外ローミングを一律にオフにすることではありません。楽天モバイル回線だけをデータ通信に指定し、電話は発信前にアプリを確認し、SMSは送信方法と料金を確認することです。請求の原因になりやすい操作を一つずつ分けて管理すれば、海外でも必要な通信を残しながら料金を抑えられます。

高額請求は端末の設定だけでなく、実際に使った電話アプリ、SMS、通信回線を確認すると原因を見つけやすくなります

海外データ通信2GBを超えた場合の料金と速度

楽天モバイルの海外ローミングは、対応する国と地域で毎月2GBまで高速データ通信を利用できます。2GBは渡航先ごとに与えられる容量ではありません。複数の国を周遊した場合も、その月に海外で使った通信量を合計して判定されます。楽天モバイルを海外で使った際の高額請求が心配な人は、まず「2GBを超えただけで自動的に従量課金されるわけではない」という仕組みを理解しておきましょう。

2GBを超えてもデータ料金は自動加算されない

海外での高速データ通信量が2GBに達すると、通信速度が最大128kbpsに制限されます。速度制限後も海外ローミング自体は利用でき、追加のデータチャージを購入しない限り、データ通信の超過分が自動課金され続けることはありません。

最大128kbpsは、メッセージアプリで短い文章を送る程度なら利用できることがあります。しかし、画像の多いWebサイト、地図の読み込み、翻訳アプリ、交通機関の経路検索、QRコード決済アプリなどは表示に時間がかかります。通信環境によっては接続が途中で止まり、実用が難しくなることもあります。

とくに困りやすいのが、空港からホテルへ移動している途中で2GBを使い切るケースです。地図が開かない、配車アプリで車両位置を確認できない、予約メールの添付ファイルを表示できないといった問題が起こります。料金は増えていなくても、旅行中の利便性は大きく下がるため、残量を使い切る前の管理が重要です。

なお、海外で利用したデータ通信量は、Rakuten最強プランの月間データ利用量にも加算されます。そのため、海外ローミングに追加料金がかからなくても、国内と海外の合計通信量によってプランの料金段階が上がる可能性があります。たとえば、出国前に国内でデータ容量を多く使っている場合は、海外での利用分が加わることで、その月の基本料金が一段階上がることがあります。

高速通信を再開する場合は1GBごとに500円

速度制限後に高速通信を再開したい場合は、データチャージを自分で購入します。海外ローミング用の追加容量は1GBあたり500円で、2GBなら1,000円、5GBなら2,500円です。購入した容量の有効期限は、購入日を含めて31日間となっています。

データチャージは利用者が購入操作を行う方式なので、2GBを超えた瞬間に500円が自動加算されるわけではありません。一方で、通信速度を戻すために何度もチャージすると、その購入額が請求に加わります。

たとえば、旅行中に追加で10GB使えば、データチャージだけで5,000円です。動画視聴、ビデオ通話、クラウドへの写真保存、パソコンへのテザリングを続けていると、1GBを短期間で消費する可能性があります。購入時には「あと何日滞在するのか」「1日に何GB必要なのか」を考えず、その場しのぎで1GBずつ追加しないことが大切です。

次のような使い方は、2GBを早く消費しやすくなります。

  • YouTubeや動画配信サービスをモバイル通信で視聴する
  • 撮影した写真や動画を自動的にクラウドへ保存する
  • SNSの動画を自動再生する
  • パソコンやタブレットをテザリングで接続する
  • アプリやOSの更新をモバイル通信で行う
  • オンライン会議やビデオ通話を長時間利用する

地図、メッセージ、検索などを中心に使う短期旅行であれば、2GB以内に収まることがあります。一方、仕事でテザリングを使う場合や、移動中に動画を見る場合は、2GBだけでは不足しやすくなります。出発前に動画や地図を端末へダウンロードし、写真のバックアップやアプリの自動更新をWi-Fi接続時だけに限定すると、予想外の消費を抑えられます。

データチャージ前に残日数と必要容量を計算する

追加チャージを購入する前に、残りの旅行日数と利用目的を確認します。帰国まで半日しかない場合は、低速通信とホテルのWi-Fiで対応できるかもしれません。反対に、滞在が数日残っており、毎日地図や配車アプリを使うなら、必要量をまとめて確保する方法もあります。

判断するときは、次の順番で確認すると迷いにくくなります。

  1. my 楽天モバイルで海外データ残量を確認する
  2. 帰国までの日数を確認する
  3. 地図や連絡など必須の用途を洗い出す
  4. Wi-Fiを利用できる場所と時間を確認する
  5. 必要な場合だけデータチャージを購入する

1GBを使い切るたびに追加購入する方法は手軽ですが、合計金額が分かりにくくなります。購入回数ではなく、チャージした合計容量と合計金額を確認してください。高額請求を防ぐには、速度制限そのものよりも、旅行中の焦りからチャージを繰り返す状況を避けることが重要です。

2GB超過だけで料金は増えませんが、高速通信を戻すためのチャージ回数は必ず管理しましょう

国際通話と国際SMSで高額請求されるケース

楽天モバイルを海外で使ったときに請求額が増えやすいのは、データ通信よりも国際通話と国際SMSです。スマートフォンに最初から入っている電話アプリやメッセージアプリを使うと、滞在国、発信先、利用する現地通信事業者などに応じた従量料金が発生します。

画面上では日本国内と同じ電話アプリに見えるため、海外料金が適用されていることに気づきにくい点が問題です。ホテルや航空会社への問い合わせで数分間話しただけでも、発信先や滞在国によっては料金が積み上がります。

標準電話アプリからの発信は国や地域別の従量課金

海外でスマートフォン標準の電話アプリを使って発信すると、基本的に国や地域ごとの従量課金になります。日本の電話番号へかける場合でも、海外から標準電話アプリを使えば国内通話扱いにはなりません。発信時には国番号を付ける必要があり、通話時間に応じた料金が発生します。

高額になりやすいのは、次のような場面です。

  • 航空便の変更について航空会社へ長時間問い合わせる
  • ホテルやレストランへ何度も電話する
  • 現地ツアー会社と集合場所について通話する
  • 日本の家族や勤務先へ標準電話アプリから電話する
  • 自動音声案内につながったまま長時間待つ
  • 通話が切れたと思い、同じ番号へ繰り返し発信する

Rakuten Linkを使って海外から日本の電話番号へ発信する場合は、対象となる国や地域であれば通話料がかかりません。ただし、海外から現地の電話番号や別の国の電話番号へかける場合は、相手がRakuten Linkを利用していないと国や地域別の料金が発生します。Rakuten Linkを開いて発信しただけで、すべての国際通話が無料になるわけではありません。

通話前には、相手の電話番号が日本の番号なのか、滞在国の番号なのかを確認してください。ホテルのフロントや現地レストランなど、海外の電話番号へ直接連絡する場合は、通話料金表を確認するか、WhatsAppなどのデータ通信を利用する通話手段がないか調べると、費用を抑えやすくなります。

iPhoneでは海外着信でも料金がかかる場合がある

iPhoneでは、相手がRakuten Linkを利用していない場合、Rakuten LinkではなくiPhone標準の電話アプリに着信します。海外滞在中に標準電話アプリで電話を受けると、国や地域別の着信料金が発生する場合があります。自分から発信していないため無料だと思い込みやすい点に注意が必要です。

家族や会社からの電話を数回受けただけでも、通話時間が長ければ料金は増えます。着信画面だけでは、無料のRakuten Link通話なのか、料金が発生する標準電話アプリの着信なのか判断しにくいことがあります。

料金を抑えたい場合は、海外滞在中であることを連絡相手に伝え、音声通話ではなくメッセージアプリで連絡してもらう方法が現実的です。電話に出る必要があるときは、要件を確認したうえで短時間で切り、必要に応じてRakuten Linkやオンライン通話へ切り替えます。

国際SMSは長文や連続送信で料金が増える

海外でOS標準のメッセージアプリからSMSを送信すると、滞在国や送信先に応じた料金が発生します。SMSは文字数によって複数通として扱われる場合があるため、1回の送信操作でも1通分の料金とは限りません。長文を送ったり、同じ内容を何度も送り直したりすると、請求額が増えます。

とくに注意したいのは、送信に失敗したように見えるケースです。画面上にエラーが表示されたため再送しても、最初のSMSがすでに相手側へ送信されている可能性があります。また、海外通信事業者の事情で相手に届かなかった場合でも、送信料金が発生することがあります。

Rakuten Link同士のメッセージは無料ですが、端末のOSや相手の利用状況によって対応が異なります。iPhoneでは、相手がRakuten Linkを利用していない場合、Rakuten Linkで国際SMSを送受信できず、標準のメッセージアプリを使うことになります。アプリの見た目だけで判断せず、実際にどのアプリから送信しているかを確認してください。

国際通話と国際SMSには毎月20,000円の利用限度額が設定されています。海外で標準アプリを利用した料金が5,000円を超えるごとにサービスが一時停止される場合がありますが、必ず停止することを保証する仕組みではありません。利用限度額や停止通知を、請求を防ぐための完全な上限として考えないことが重要です。

通話やSMSを利用する前に、最低限、次の点を確認します。

  • 発信に使うアプリがRakuten Linkか標準電話アプリか
  • 相手の番号が日本の電話番号か海外の電話番号か
  • 相手がRakuten Linkを利用しているか
  • iPhoneで標準電話アプリに着信していないか
  • SMSが長文になり複数通へ分割されていないか
  • my 楽天モバイルの利用明細に国際通話料やSMS料金が表示されていないか

海外で高額請求を防ぐには、電話をかける直前にアプリ名と発信先を確認する習慣が有効です。現地の店舗へ連絡するときは、公式サイトの問い合わせフォーム、メール、チャット、メッセージアプリなど、電話番号以外の連絡方法も探してください。

海外では電話をかける操作だけでなく、使っているアプリと相手の国番号まで確認することが大切です

高額請求を防ぐために渡航前に確認する設定

楽天モバイルを海外で使う前は、データローミングをオンにするだけでなく、契約回線、渡航先、通話アプリ、バックグラウンド通信まで確認しておく必要があります。海外の高速データ通信は毎月2GBまでプラン料金に含まれ、使い切ると自動課金ではなく最大128kbpsへ制限されます。請求額が増えやすいのは、標準電話アプリからの国際通話、標準メッセージアプリからの国際SMS、必要以上に繰り返したデータチャージです。

my 楽天モバイルで対象回線と海外ローミングを確認する

最初に、渡航先と使用端末が海外ローミングの対象か確認します。国が対応していても、端末が動作保証の対象外になっていることがあるため、国名だけで判断しないことが大切です。乗り継ぎ地で通信する予定がある場合は、最終目的地だけでなく経由国も確認します。楽天モバイルの海外ローミングは、2026年4月8日時点で飛行機内を含む海外指定107の国と地域に対応していますが、対象地域や提供条件は変更される場合があります。

続いて、my 楽天モバイルを開き、契約プランからプランに含まれるオプションサービスの国際項目へ進みます。海外ローミングをオンにして、変更操作まで完了させてください。スイッチを動かしただけで画面を閉じると、変更が確定していないことがあります。

2回線以上を契約している人は、画面上部に表示された電話番号を必ず確認します。my 楽天モバイルでは、最後に契約した番号が自動表示される場合があります。旅行に持っていく回線ではなく、別の楽天モバイル回線の設定を変えてしまう失敗が起こりやすい部分です。設定後の画面をスクリーンショットで残しておくと、現地でつながらないときに確認しやすくなります。

出国前には、日本国内で一度楽天モバイルの回線へ接続しておきます。空港でWi-Fiだけを使い、そのまま機内モードにして出国すると、現地での切り分けが難しくなります。my 楽天モバイルへログインできることも確認し、パスワード再設定や本人確認が必要な状態を日本で解消しておきましょう。

Rakuten Linkの認証と通話方法を決めておく

Rakuten Linkは、日本国内にいる間に初期設定と電話番号認証を済ませ、アプリを最新状態に更新します。海外ローミングエリアによっては、渡航後に認証できない場合があります。アプリを入れただけで安心せず、実際に起動して通話画面まで開けるか確認してください。

注意したいのは、Rakuten Linkを使えば海外のすべての通話やSMSが無条件で無料になるわけではない点です。Rakuten Link同士の通話やメッセージは無料ですが、相手がRakuten Linkを使っていない場合、発信先の国や地域、端末の種類によって料金や利用条件が変わります。iPhoneではRakuten Linkによる国際SMSを利用できないなど、AndroidとiPhoneで使える機能にも差があります。ホテル、航空会社、現地レストランへ電話する予定がある人は、渡航先ごとの料金を事前に確認し、必要ならメッセージアプリや予約サイトの連絡機能を優先します。

標準電話アプリとRakuten Linkのアイコンを近くに置いていると、急いでいる場面で押し間違えやすくなります。標準電話アプリをホーム画面の奥へ移し、Rakuten Linkを目立つ位置に置く方法が実用的です。同行者にも、海外ではどのアプリから電話するか共有しておくと誤操作を減らせます。

自動通信とデュアルSIMの切り替えを止める

2GBを予定どおり使うには、画面を操作していない時間の通信を減らします。出発前に、アプリとOSの自動更新、写真や動画のクラウド同期、メール添付ファイルの自動取得、SNS動画の自動再生を見直してください。位置情報を常時利用するアプリやニュース、ウォレットなど、Rakuten Link内でも通話とメッセージ以外の機能はデータ利用量に含まれることがあります。

iPhoneでは省データモードを利用し、アプリごとにモバイルデータ通信をオフにできます。地図、交通、決済、連絡に必要なアプリは残し、動画配信、写真編集、ゲームなど旅行中に使わないアプリを止めると管理しやすくなります。地図や搭乗券、翻訳用データ、音楽は日本でダウンロードしておきます。

楽天モバイルと海外eSIMなどを併用する場合は、どちらをモバイルデータ通信用にするか決めます。楽天モバイルの2GBを使う間は楽天回線を選び、意図しない回線へ自動で切り替わる設定はオフにします。iPhoneではモバイルデータ通信の切り替えを許可という項目があり、デュアルSIM利用時に通信回線が切り替わることがあります。端末やOSによって名称が異なるため、回線名と電話番号を見ながら設定してください。

追加データは自動購入されません。高速通信が必要になったときに、1GBあたり500円で自分でチャージする仕組みです。旅行前に追加購入の上限額を決め、例えば1回まで、合計1,000円までのように家族でルールを共有すると、少額の追加を何度も繰り返すのを防げます。

出国前は海外ローミングをオンにするだけでなく、使う回線と通話アプリを固定しておくことが高額請求を防ぐ基本です

海外到着後に行う設定とデータ残量の確認方法

海外へ到着したら、機内モードを解除する前に、モバイルデータ通信に使う回線を確認します。デュアルSIMで海外eSIMも入れている場合、楽天モバイルを使うのか、現地用回線を使うのかを先に決めてください。設定を確認せずに通信を始めると、想定外の回線でローミングしたり、購入したeSIMではなく楽天モバイルの2GBを消費したりすることがあります。

端末のデータローミングをオンにする

my 楽天モバイル側の海外ローミングを日本で有効にしていても、スマートフォン本体のローミング設定がオフでは通信できません。iPhoneは設定、モバイル通信、通信のオプションの順に進み、データローミングをオンにします。複数回線が表示される場合は、楽天モバイルの電話番号を選んでから設定します。

Androidは設定、ネットワークとインターネット、モバイルネットワークの順に進み、ローミングをオンにします。機種によってはSIM、接続、モバイルネットワークなど表示名が異なります。警告画面が表示されたら、楽天モバイル回線を選択していることを確認してから許可してください。楽天モバイル公式の案内でも、出国前はmy 楽天モバイル、到着後は端末側という2段階の設定になっています。

設定後は、画面上部に4G、5G、LTEなどの表示が出るまで少し待ちます。接続先には現地通信事業者の名称が表示されることがあるため、Rakutenという文字が出ないだけで失敗と判断しないでください。最初の確認では動画を再生せず、地図の現在地表示や軽いWebページで通信できるか試します。大容量通信で接続確認をすると、つながった直後からデータを余計に消費します。

つながらないときは順番に原因を切り分ける

通信できない場合は、空港やホテルのWi-Fiへ接続してからmy 楽天モバイルを開きます。my 楽天モバイル自体の確認にはインターネット接続が必要です。契約プランの海外ローミングがオンか、操作対象の電話番号が正しいか、端末のデータローミングがオンかを上から順に確認します。

設定が正しければ、次の順番で試します。

  • 機内モードをオンにしてから解除する
  • モバイルデータ通信を一度オフにして再度オンにする
  • 楽天モバイルのSIM回線をオフにしてからオンに戻す
  • 端末を再起動する
  • 渡航先と端末が海外ローミング対応か再確認する
  • デュアルSIMの場合はモバイルデータ回線を楽天モバイルへ戻す

一度に複数の設定を変えると、何が原因だったか分からなくなります。上から1つずつ試し、その都度30秒ほど待って電波表示を確認するのがコツです。APNを自己判断で書き換えると、かえって接続できなくなることがあります。公式サポートや端末メーカーから案内されていない限り、まずはローミング設定、回線選択、再接続の確認を優先します。

通信はできるものの極端に遅い場合は、電波状況だけでなく海外高速データ容量の残りも確認します。2GBを使い切った場合やデータ高速モードをオフにしている場合、最大128kbpsへ制限されます。

my 楽天モバイルで残量と利用量を分けて確認する

my 楽天モバイルを起動したら、ホーム画面に表示されている契約電話番号を確認します。複数回線を持っている場合、別の番号の残量を見て安心してしまうことがあるため、番号の下4桁まで照合してください。

ホーム画面の円グラフに表示される月間データ利用量は、国内と海外を含む当月の利用量の概算です。一方、海外であとどれだけ高速通信できるかは、高速データ容量を示す棒グラフや海外ローミングの残量表示で確認します。データチャージ分は円グラフの利用量には含まれず、高速データ容量側へ反映されます。表示には時間差があるため、アプリを開いた直後の数字だけを絶対値として扱わないようにします。

確認するタイミングを決めておくと使いすぎを防げます。到着直後、毎朝、長時間の地図利用後、ビデオ通話後、テザリング後の5つが目安です。楽天モバイルでは任意のデータ上限や超過前通知を自由に設定できないため、1.5GBで動画を止める、1.8GBで地図と連絡だけに絞るなど、自分で基準を作ります。

2GBを使い切っても、追加データが自動購入されるわけではありません。最大128kbpsで使い続けるか、my 楽天モバイルから1GB単位でチャージするかを選びます。低速でもRakuten Linkの通話とメッセージは利用できますが、地図の再読み込みや画像の多いページは時間がかかるため、移動中に必要ならWi-Fi接続中にチャージを判断します。

帰国後は、端末のデータローミングをオフにし、my 楽天モバイルの海外ローミングもオフへ戻します。国内でデータ通信が復旧しない場合は、機内モードの切り替えや再起動を行い、モバイルデータ回線が楽天モバイルに戻っているか確認してください。

海外では接続確認と残量確認を別々に行い、回線、ローミング、残量の順で見れば原因を切り分けやすくなります

高額請求を防ぐために渡航前に確認する設定

楽天モバイルを海外で使う前は、データローミングをオンにするだけでなく、契約回線、渡航先、通話アプリ、バックグラウンド通信まで確認しておく必要があります。海外の高速データ通信は毎月2GBまでプラン料金に含まれ、使い切ると自動課金ではなく最大128kbpsへ制限されます。請求額が増えやすいのは、標準電話アプリからの国際通話、標準メッセージアプリからの国際SMS、必要以上に繰り返したデータチャージです。

my 楽天モバイルで対象回線と海外ローミングを確認する

最初に、渡航先と使用端末が海外ローミングの対象か確認します。国が対応していても、端末が動作保証の対象外になっていることがあるため、国名だけで判断しないことが大切です。乗り継ぎ地で通信する予定がある場合は、最終目的地だけでなく経由国も確認します。楽天モバイルの海外ローミングは、2026年4月8日時点で飛行機内を含む海外指定107の国と地域に対応していますが、対象地域や提供条件は変更される場合があります。

続いて、my 楽天モバイルを開き、契約プランからプランに含まれるオプションサービスの国際項目へ進みます。海外ローミングをオンにして、変更操作まで完了させてください。スイッチを動かしただけで画面を閉じると、変更が確定していないことがあります。

2回線以上を契約している人は、画面上部に表示された電話番号を必ず確認します。my 楽天モバイルでは、最後に契約した番号が自動表示される場合があります。旅行に持っていく回線ではなく、別の楽天モバイル回線の設定を変えてしまう失敗が起こりやすい部分です。設定後の画面をスクリーンショットで残しておくと、現地でつながらないときに確認しやすくなります。

出国前には、日本国内で一度楽天モバイルの回線へ接続しておきます。空港でWi-Fiだけを使い、そのまま機内モードにして出国すると、現地での切り分けが難しくなります。my 楽天モバイルへログインできることも確認し、パスワード再設定や本人確認が必要な状態を日本で解消しておきましょう。

Rakuten Linkの認証と通話方法を決めておく

Rakuten Linkは、日本国内にいる間に初期設定と電話番号認証を済ませ、アプリを最新状態に更新します。海外ローミングエリアによっては、渡航後に認証できない場合があります。アプリを入れただけで安心せず、実際に起動して通話画面まで開けるか確認してください。

注意したいのは、Rakuten Linkを使えば海外のすべての通話やSMSが無条件で無料になるわけではない点です。Rakuten Link同士の通話やメッセージは無料ですが、相手がRakuten Linkを使っていない場合、発信先の国や地域、端末の種類によって料金や利用条件が変わります。iPhoneではRakuten Linkによる国際SMSを利用できないなど、AndroidとiPhoneで使える機能にも差があります。ホテル、航空会社、現地レストランへ電話する予定がある人は、渡航先ごとの料金を事前に確認し、必要ならメッセージアプリや予約サイトの連絡機能を優先します。

標準電話アプリとRakuten Linkのアイコンを近くに置いていると、急いでいる場面で押し間違えやすくなります。標準電話アプリをホーム画面の奥へ移し、Rakuten Linkを目立つ位置に置く方法が実用的です。同行者にも、海外ではどのアプリから電話するか共有しておくと誤操作を減らせます。

自動通信とデュアルSIMの切り替えを止める

2GBを予定どおり使うには、画面を操作していない時間の通信を減らします。出発前に、アプリとOSの自動更新、写真や動画のクラウド同期、メール添付ファイルの自動取得、SNS動画の自動再生を見直してください。位置情報を常時利用するアプリやニュース、ウォレットなど、Rakuten Link内でも通話とメッセージ以外の機能はデータ利用量に含まれることがあります。

iPhoneでは省データモードを利用し、アプリごとにモバイルデータ通信をオフにできます。地図、交通、決済、連絡に必要なアプリは残し、動画配信、写真編集、ゲームなど旅行中に使わないアプリを止めると管理しやすくなります。地図や搭乗券、翻訳用データ、音楽は日本でダウンロードしておきます。

楽天モバイルと海外eSIMなどを併用する場合は、どちらをモバイルデータ通信用にするか決めます。楽天モバイルの2GBを使う間は楽天回線を選び、意図しない回線へ自動で切り替わる設定はオフにします。iPhoneではモバイルデータ通信の切り替えを許可という項目があり、デュアルSIM利用時に通信回線が切り替わることがあります。端末やOSによって名称が異なるため、回線名と電話番号を見ながら設定してください。

追加データは自動購入されません。高速通信が必要になったときに、1GBあたり500円で自分でチャージする仕組みです。旅行前に追加購入の上限額を決め、例えば1回まで、合計1,000円までのように家族でルールを共有すると、少額の追加を何度も繰り返すのを防げます。

出国前は海外ローミングをオンにするだけでなく、使う回線と通話アプリを固定しておくことが高額請求を防ぐ基本です

海外到着後に行う設定とデータ残量の確認方法

海外へ到着したら、機内モードを解除する前に、モバイルデータ通信に使う回線を確認します。デュアルSIMで海外eSIMも入れている場合、楽天モバイルを使うのか、現地用回線を使うのかを先に決めてください。設定を確認せずに通信を始めると、想定外の回線でローミングしたり、購入したeSIMではなく楽天モバイルの2GBを消費したりすることがあります。

端末のデータローミングをオンにする

my 楽天モバイル側の海外ローミングを日本で有効にしていても、スマートフォン本体のローミング設定がオフでは通信できません。iPhoneは設定、モバイル通信、通信のオプションの順に進み、データローミングをオンにします。複数回線が表示される場合は、楽天モバイルの電話番号を選んでから設定します。

Androidは設定、ネットワークとインターネット、モバイルネットワークの順に進み、ローミングをオンにします。機種によってはSIM、接続、モバイルネットワークなど表示名が異なります。警告画面が表示されたら、楽天モバイル回線を選択していることを確認してから許可してください。楽天モバイル公式の案内でも、出国前はmy 楽天モバイル、到着後は端末側という2段階の設定になっています。

設定後は、画面上部に4G、5G、LTEなどの表示が出るまで少し待ちます。接続先には現地通信事業者の名称が表示されることがあるため、Rakutenという文字が出ないだけで失敗と判断しないでください。最初の確認では動画を再生せず、地図の現在地表示や軽いWebページで通信できるか試します。大容量通信で接続確認をすると、つながった直後からデータを余計に消費します。

つながらないときは順番に原因を切り分ける

通信できない場合は、空港やホテルのWi-Fiへ接続してからmy 楽天モバイルを開きます。my 楽天モバイル自体の確認にはインターネット接続が必要です。契約プランの海外ローミングがオンか、操作対象の電話番号が正しいか、端末のデータローミングがオンかを上から順に確認します。

設定が正しければ、次の順番で試します。

  • 機内モードをオンにしてから解除する
  • モバイルデータ通信を一度オフにして再度オンにする
  • 楽天モバイルのSIM回線をオフにしてからオンに戻す
  • 端末を再起動する
  • 渡航先と端末が海外ローミング対応か再確認する
  • デュアルSIMの場合はモバイルデータ回線を楽天モバイルへ戻す

一度に複数の設定を変えると、何が原因だったか分からなくなります。上から1つずつ試し、その都度30秒ほど待って電波表示を確認するのがコツです。APNを自己判断で書き換えると、かえって接続できなくなることがあります。公式サポートや端末メーカーから案内されていない限り、まずはローミング設定、回線選択、再接続の確認を優先します。

通信はできるものの極端に遅い場合は、電波状況だけでなく海外高速データ容量の残りも確認します。2GBを使い切った場合やデータ高速モードをオフにしている場合、最大128kbpsへ制限されます。

my 楽天モバイルで残量と利用量を分けて確認する

my 楽天モバイルを起動したら、ホーム画面に表示されている契約電話番号を確認します。複数回線を持っている場合、別の番号の残量を見て安心してしまうことがあるため、番号の下4桁まで照合してください。

ホーム画面の円グラフに表示される月間データ利用量は、国内と海外を含む当月の利用量の概算です。一方、海外であとどれだけ高速通信できるかは、高速データ容量を示す棒グラフや海外ローミングの残量表示で確認します。データチャージ分は円グラフの利用量には含まれず、高速データ容量側へ反映されます。表示には時間差があるため、アプリを開いた直後の数字だけを絶対値として扱わないようにします。

確認するタイミングを決めておくと使いすぎを防げます。到着直後、毎朝、長時間の地図利用後、ビデオ通話後、テザリング後の5つが目安です。楽天モバイルでは任意のデータ上限や超過前通知を自由に設定できないため、1.5GBで動画を止める、1.8GBで地図と連絡だけに絞るなど、自分で基準を作ります。

2GBを使い切っても、追加データが自動購入されるわけではありません。最大128kbpsで使い続けるか、my 楽天モバイルから1GB単位でチャージするかを選びます。低速でもRakuten Linkの通話とメッセージは利用できますが、地図の再読み込みや画像の多いページは時間がかかるため、移動中に必要ならWi-Fi接続中にチャージを判断します。

帰国後は、端末のデータローミングをオフにし、my 楽天モバイルの海外ローミングもオフへ戻します。国内でデータ通信が復旧しない場合は、機内モードの切り替えや再起動を行い、モバイルデータ回線が楽天モバイルに戻っているか確認してください。

海外では接続確認と残量確認を別々に行い、回線、ローミング、残量の順で見れば原因を切り分けやすくなります

海外で通信料金を抑える具体的な方法

楽天モバイルの海外ローミングは、高速データ通信を毎月2GBまでプラン料金の範囲で利用できます。2GBを超えた時点で通信速度が最大128kbpsに制限されるため、データ通信だけで料金が自動的に増え続ける仕組みではありません。ただし、高速通信を戻すためのデータチャージを繰り返したり、標準の電話アプリから国際電話をかけたりすると、請求額は増えます。通信費を抑えるには、データ量だけでなく、通話方法と追加購入の回数も管理する必要があります。

出発前にデータを端末へ保存しておく

海外で2GBを有効に使うには、現地で取得する必要がないデータを日本にいる間にダウンロードしておきます。動画だけでなく、地図、翻訳用言語データ、航空券、ホテルの予約確認書、観光施設の電子チケットも保存対象です。

特に注意したいのが地図アプリです。目的地を検索するたびに地図を読み込む使い方では、移動時間が長いほど通信量が増えます。訪問する都市のオフラインマップを保存し、ホテルや駅、空港、病院などをお気に入り登録しておけば、通信状態が悪い場所でも確認できます。

出発前には、次の機能も見直しておきます。

  • アプリの自動アップデート
  • 写真や動画のクラウドへの自動バックアップ
  • 動画配信アプリの自動再生
  • SNSの高画質画像や動画の自動読み込み
  • メールの大容量添付ファイルの自動取得
  • 音楽やポッドキャストの自動ダウンロード
  • パソコンやタブレットへの自動テザリング

写真のバックアップは見落としやすい項目です。旅行中は普段より撮影枚数が増えるため、ホテルを出た直後に大量の写真がモバイル回線経由で同期されることがあります。バックアップを完全に停止したくない場合は、Wi-Fi接続時だけ実行する設定に変更してください。

2GBを旅行日数で割って管理する

通信量は旅行全体ではなく、1日単位で管理したほうが使いすぎに気づきやすくなります。5日間の旅行なら、2GBを単純に割ると1日約400MBが目安です。到着日と帰国日は空港でWi-Fiを使いやすいため、観光日のために多めに残す方法もあります。

my 楽天モバイルの海外データ残量は、朝の出発前やホテルへ戻った時など、確認する時間を決めておくと管理しやすくなります。残量が急に減っていた場合は、動画を見たかどうかだけで判断せず、端末のモバイルデータ使用量から消費したアプリを確認します。

2GBを超えた後も高速通信が必要な場合は、1GBあたり500円でデータチャージできます。追加容量は購入日を含めて31日間有効ですが、旅行中に何度も購入すると合計金額を把握しにくくなります。出発前に「チャージは1回まで」「追加費用は500円まで」など、上限を決めておくことが重要です。

ホテルや空港のWi-Fiを使う場合も、自動接続には注意してください。無料Wi-Fiと似た名前のネットワークが複数表示されたときは、施設内の案内やスタッフに正式な接続先を確認します。Wi-Fiにつながっているように見えても、認証画面が完了しておらず、実際にはモバイル回線で通信している場合があります。接続後はWi-Fiマークが表示されているかを確認してから、動画視聴や写真のバックアップを始めると安全です。

通話方法とデータ回線を固定する

海外でホテルや飲食店へ電話をかけるときは、発信ボタンを押す前に使用するアプリを確認します。Rakuten Linkアプリ同士の通話は無料ですが、発信先や使用するアプリによっては通話料が発生します。標準の電話アプリを使う場合は国や地域ごとの従量課金になるため、長時間の通話は避けたほうがよいでしょう。

現地の店舗や宿泊施設がWhatsApp、WeChat、KakaoTalkなどに対応している場合は、音声通話よりメッセージで連絡すると通話料を管理しやすくなります。ただし、緊急連絡先や一部の固定電話にはアプリから連絡できないため、すべての電話を置き換えられるわけではありません。

動画視聴、オンライン会議、テザリングを行う予定があり、2GBを超える可能性が高い場合は、渡航前に海外eSIMやレンタルWi-Fiを用意します。選び方は利用する端末数で変わります。

スマートフォン1台だけなら海外eSIMが扱いやすく、家族や複数端末で共有するならレンタルWi-Fiが候補になります。データ通信専用eSIMを使う場合は、モバイルデータ通信を海外eSIMに固定し、楽天モバイルは電話番号の維持やSMS受信に使う方法があります。

デュアルSIM端末では「モバイルデータ通信の切り替えを許可」のような機能をオフにしてください。海外eSIMの電波が弱くなった際、端末が自動的に別回線へ切り替わると、意図しない回線で通信する可能性があります。現地に到着したら、モバイルデータ通信、音声通話、SMSに使用する回線を一つずつ確認することが、料金管理の確実な方法です。

海外通信費はデータ残量だけでなく、追加チャージの上限と通話に使うアプリを出発前に決めておくと管理しやすくなります

身に覚えのない高額請求が発生した場合の対処法

海外から帰国した後に予想より高い請求が表示されても、すぐに不正請求と判断するのは避けたほうがよいでしょう。国際通話、国際SMS、データチャージ、オプション料金、端末代金など、複数の項目が同じ月に計上されている場合があります。最初に請求元と利用月を確認し、金額を項目ごとに分けて調べます。

my 楽天モバイルで料金の内訳を保存する

my 楽天モバイルを開き、利用料金から対象月を選択して利用明細を確認します。通話、SMS、データ通信の詳細は、利用内訳やダウンロードできる明細で確認できます。利用明細は利用月の翌月4日ごろから順次作成されるため、旅行直後には詳細がまだ表示されていないことがあります。

複数回線を契約している場合は、確認対象の電話番号を間違えないようにします。家族の回線や予備回線の支払い方法が同じクレジットカードに設定されていると、自分の回線で発生した料金のように見えることがあります。請求額だけでなく、対象電話番号、利用月、請求項目、決済日を控えてください。

確認する項目は次のとおりです。

  • 国際通話料と通話先
  • 国際SMSの送信料
  • 海外データチャージの購入回数
  • 月額オプション料金
  • 楽天モバイルキャリア決済
  • 端末の分割支払金
  • 家族や別回線の利用料金
  • ポイント利用前と利用後の金額

画面を確認するだけで終わらせず、利用明細のPDFやスクリーンショットを保存しておくことが重要です。後から表示内容が更新された場合でも、問い合わせ時点の情報を説明できます。my 楽天モバイルで通話料、SMS送信料、データチャージ履歴を確認し、端末側の履歴や他社回線の請求と照合する順番で調べると、原因を絞り込みやすくなります。

端末の履歴と請求明細を照合する

国際通話料が計上されている場合は、スマートフォンの標準電話アプリを開き、発信先、発信日時、通話時間を確認します。連絡先に登録された名前だけではなく、実際の電話番号も表示して照合してください。現地のレストランやホテルへ数分電話しただけでも、利用国や発信先によって料金が発生します。

Rakuten Linkから発信したつもりでも、Webサイトや地図アプリに表示された電話番号をタップした際、標準電話アプリが起動している場合があります。発信履歴が標準電話アプリに残っていれば、Rakuten Linkを経由していない可能性を確認できます。Rakuten Linkアプリ同士は無料ですが、OS標準アプリの利用や発信条件によっては国・地域別の通話料がかかります。

国際SMSについても、標準メッセージアプリの送信履歴を確認します。SMS認証コードの受信は送信とは異なります。自分から返信したメッセージ、長文SMS、画像が送れずSMSへ切り替わった履歴などがないかを調べます。Rakuten Linkと標準メッセージアプリでは、利用条件や料金が異なります。iPhoneではRakuten Linkによる国際SMSを利用できないなど、端末による違いもあります。

デュアルSIMで楽天モバイルと他社回線を併用していた場合は、楽天モバイル以外の請求も確認します。端末のデータ回線が自動で切り替わり、他社回線の海外ローミングを利用していた可能性があるためです。楽天モバイルの請求額に問題がなくても、クレジットカードの利用日が近い他社通信料金を楽天モバイルの請求と誤認している場合があります。

クレジットカード明細に楽天モバイルと異なる加盟店名が表示されている場合は、加盟店名、利用日、金額をカード会社へ伝えます。楽天市場、楽天ペイ、楽天カードなど、楽天の名称が付くサービスは複数あるため、名称の一部だけで楽天モバイルの通信料金と判断しないことが大切です。

問い合わせ前に必要な情報を整理する

利用明細と端末履歴を照合しても原因が分からない場合は、楽天モバイルのサポートへ問い合わせます。単に「高すぎる」「使った覚えがない」と伝えるより、確認してほしい項目を具体的に示したほうが調査を進めやすくなります。

問い合わせ前に、次の情報をまとめておきます。

  • 対象となる電話番号
  • 渡航した国や地域
  • 出国日と帰国日
  • 請求対象月
  • 不明な料金項目と金額
  • 利用明細に記載された日時
  • 標準電話アプリの発信履歴
  • SMSの送信履歴
  • データチャージの購入履歴
  • 使用していたSIMとeSIMの構成
  • モバイルデータ通信に指定していた回線

サポートには、「この通話料は何月何日のどの発信に対応しているか」「どのアプリからの発信として記録されているか」「データチャージが購入された日時はいつか」など、明細上の記録を確認します。請求が誤りであると決めつけず、料金の計算根拠を一つずつ確認する姿勢が必要です。

第三者による利用が疑われる場合は、my 楽天モバイルや楽天IDのパスワードを変更し、ログイン履歴や登録メールアドレス、支払い方法も確認します。クレジットカード自体の不正利用が疑われるときは、楽天モバイルへの問い合わせだけでなく、カード会社にも連絡してください。

原因が判明した後は、次回の渡航前に標準電話アプリの発信確認、データ回線の自動切り替え、不要なeSIM、データチャージの購入上限を見直します。出国前と帰国後にmy 楽天モバイルのデータ残量や設定画面を保存しておけば、次に請求額が合わなかったときも確認しやすくなります。

高額請求を調べるときは、請求額だけを見るのではなく、利用月、電話番号、通話履歴、SMS、チャージ履歴を同じ時系列に並べることが重要です

19位

ahamo

NTTドコモ

サービス名ahamo
最安月額料金2,970円~
~1GB2,970円/月
2~3GB2,970円/月
4~10GB2,970円/月
11~20GB2,970円/月
21~30GB2,970円/月
50GB~4,950円/月
利用回線ドコモ回線
回線の種類MNO
選べるプラン30GB、110GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)316.5Mbps
通信速度の速さ4.87
月1GB利用時の安さ1.00
月3GB利用時の安さ1.00
月10GB利用時の安さ1.00
月20GB利用時の安さ1.10
月50GB利用時の安さ2.84
機能の多さ3.36
総合2.17

ahamoがおすすめの理由

ahamoがおすすめの理由は「ドコモ回線を利用しているため通信が安定している点」「シンプルな料金プランで大容量データが利用できる点」です。

ahamoは、大手キャリアのドコモ回線をそのまま利用できるため、通信の安定性が高く、混雑する時間帯でも速度が落ちにくい点が大きな魅力です。特に、昼休みや通勤時間帯でも快適に利用できるため、動画視聴やSNSの利用が多い人にも適しています。さらに、全国どこでもドコモの広いエリアで通信可能で、山間部や地方でも電波がつながりやすい点もメリットです。

料金プランはシンプルで、月30GBまで2,970円という価格設定になっており、大容量データを使いたい人に最適です。さらに、追加料金を支払うことで110GBまで利用できる「大盛りオプション」も用意されているため、データ使用量が多い人にとってコストパフォーマンスの良い選択肢となります。また、5分以内の国内通話が無料で利用できるため、短時間の通話が多い人にとっては追加料金なしで利用できる点も魅力的です。

デメリットは、小容量プランがないため、データ通信をあまり利用しない人には向かない点です。最低でも30GBのプランとなるため、データをあまり使わない人にとっては割高に感じる可能性があります。また、基本的にオンライン専用のサービスであるため、申し込みやサポートはWebやアプリ経由で行う必要があります。ドコモショップでの対面サポートを受ける場合は、1回3,300円の手数料がかかるため、店舗でのサポートを重視する人には不向きです。

総じて、ahamoは通信の安定性と大容量データを求める人にとって優れた選択肢であり、コストを抑えつつ快適なモバイル環境を手に入れたい人におすすめの格安SIMです。

最安月額料金2,970円~
~1GB2,970円/月
2~3GB2,970円/月
4~10GB2,970円/月
11~20GB2,970円/月
21~30GB2,970円/月
50GB~4,950円/月
利用回線ドコモ回線
回線の種類MNO
選べるプラン30GB、110GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)316.5Mbps
通常時間帯通信速度(14~16時)646.5Mbps
通勤時間帯通信速度(17~19時)594.0Mbps
問い合わせ方法チャット
専用通話アプリ不要
かけ放題プラン5分かけ放題(プランに付帯)、無制限かけ放題
基本通話料22円/30秒
5G対応
セット割引あり
カウントフリー・エンタメフリー
最低契約期間
データ容量の翌月繰越可能
解約金なし
留守番電話あり
初期費用0円
テザリング可能
支払方法口座振替、クレジットカード
追加データ料金1GB:550円/80GB:1,980円
速度制限時の最大速度1Mbps
取り扱いSIMのサイズnanoSIM
eSIM対応
MNPワンストップ対応
プラチナバンド対応
専門ショップあり△(有料)
海外利用可能
Apple Watchプラン対応