Googleフォトの容量は何GBまで?15GBの内訳と空き容量の増やし方

Googleフォトの容量は何GBまで?15GBの内訳と空き容量の増やし方



Googleフォトの保存容量は「何GBまで使えるのか」だけでなく、「その容量をどのサービスと分け合うのか」「どの画質でバックアップしたものがカウントされるのか」で実際に入る量が変わります。2026年9月30日時点のGoogleフォトヘルプ「Google フォトのアクティビティとストレージについて」には「利用できる保存容量は最大 15 GB です」と記載されています。

この記事では、同じくGoogle公式ヘルプとGoogle One公式ページに書かれている内容だけを基に、15GBの範囲、画質ごとの扱い、残量の確認方法、空き容量の増やし方、共有時のカウント、使い切ったときの挙動を整理します。

Googleフォトの保存容量は何GBまで?15GBはどこと共通なのか

Googleフォトの容量は、Googleフォト単体に割り当てられたものではありません。2026年9月30日時点の公式ヘルプは「各 Google アカウントで最大 15 GB の保存容量をご利用いただけます」としたうえで、その容量を使えるサービスとしてGmail、Googleドライブ、Googleフォトの3つを挙げています。

つまり、写真を1枚も増やしていなくても、Gmailに添付ファイル付きのメールが溜まっていたり、Googleドライブに資料を置いていたりすると、Googleフォトに使える分は減ります。「写真はそんなに撮っていないのに容量が足りない」という場合は、Googleフォト以外の内訳を先に確認する必要があります。

例外もあります。公式ヘルプは「Google Pixel 5 以前の Google Pixel をお使いの場合、そのデバイスから無制限ストレージに写真と動画を無料でバックアップできます」と記載しています。対象の端末から上げた分に限った扱いで、すべてのAndroid端末に当てはまるものではありません。

容量を追加することもできます。公式ヘルプは「容量は追加購入することもできます」とし、追加はGoogle Oneで行うと案内しています。無料のまま使い続けるのか、追加するのかは、後述の残量確認と内訳を見てから判断するのが順番です。

15GBはGmail・ドライブ・フォトの合計です。足りないときは写真以外の内訳も必ず確認しましょう。

Googleフォトヘルプ
出典:Googleフォトヘルプ(2026年9月30日確認)

「15GBで写真は何枚」と言い切れないのはなぜ?

「15GBで写真何枚保存できるのか」は多く検索されていますが、2026年9月30日時点のGoogle公式ヘルプには枚数の目安が記載されていません。理由は、1枚あたりのファイルサイズが撮影機材、被写体、ファイル形式、そしてバックアップの画質設定によって変わるためです。

公式ヘルプが示しているのは、枚数ではなく解像度の上限です。「保存容量の節約画質」では「サイズが 16 MP を超える写真は、16 MP に縮小されます」「動画の解像度が 1080p を上回る場合は、1080p(高画質)にサイズ変更されます」と記載されています。「エクスプレス画質」ではさらに小さく、「サイズが 3 MP を超える写真は、3 MP に縮小されます」「動画の解像度が 480p を上回る場合は、480p(標準画質)にサイズ変更されます」とされています。

動画は写真と比べて容量の減り方が大きく変わります。同じ15GBでも、静止画中心の使い方と、長尺の動画を頻繁に上げる使い方では、埋まるまでの期間がまったく違います。枚数の一般論より、自分の実際の使用量を確認するほうが早く判断できます。

公式には、その予測を出す仕組みも用意されています。公式ヘルプはストレージ管理ツールでできることとして「Google アカウントにアイテムをバックアップする頻度をもとに、保存容量を使い切るまでの日数を予測する」を挙げています。枚数を推定するより、この予測を見るほうが自分の使い方に合っています。

ただし予測が出ない場合もあります。公式ヘルプは、過去数か月間アイテムが継続的にバックアップされていない場合、保存容量がほぼなくなっている場合、仕事・学校・ファミリーなど別のグループで作成されたアカウントの場合、保存容量がなくなっている場合には予測できないと記載しています。

枚数の目安は公式に載っていません。ストレージ管理ツールの日数予測を使うほうが実態に合います。

バックアップの画質3種類は容量の使い方がどう違う?

Googleフォトヘルプ「写真と動画のバックアップの画質を選択する」は、バックアップの画質として「元の画質」「保存容量の節約画質」「高速(エクスプレス画質)」を挙げています。2026年9月30日時点の公式説明は次のとおりです。

  • 元の画質:写真と動画は撮影時と同じ解像度で保存され、画質は変更されません。Googleアカウントの保存容量にカウントされます。16 MPより大きな写真、1080pより大きな動画、大判写真の印刷に適しているとされています。
  • 保存容量の節約画質(旧称「高画質」):画質をやや下げて保存されます。保存容量にカウントされます。16 MPを超える写真は16 MPに縮小され、1080pを上回る動画は1080pにサイズ変更されます。.jpgなど別の画像形式に圧縮される場合があります。
  • 高速(エクスプレス画質):保存容量にカウントされます。3 MPを超える写真は3 MPに、480pを上回る動画は480pにサイズ変更されます。公式ヘルプには「バックアップの設定にこのオプションが表示されない場合、お住まいの国 / 地域ではご利用いただけません」と記載されています。

印刷を想定している場合は解像度が判断材料になります。公式ヘルプは「サイズが 16 MP の写真は、最大で約 61.0 cm x 40.6 cm まで高画質で印刷できます」、エクスプレス画質については「サイズが 3 MP の写真は、最大で約 15.2 cm x 20.3 cm まで高画質で印刷できます」と記載しています。

画質の変更は、パソコンで photos.google.com/settings を開き、バックアップの画質を選択します。今後アップロードする分に適用される設定なので、すでに上げた写真の容量はこれだけでは変わりません。

圧縮されない場合もあります。公式ヘルプは「状況によっては、一部の写真や動画が圧縮されずに、元のファイルサイズのまま保存されることがあります」とし、一部のマルチピクチャ形式(mpf)の.jpgファイルは圧縮できないと説明しています。例としてAndroidデバイスで撮影したポートレート写真が挙げられています。

画質設定は「これから上げる分」に効きます。既存分を減らすには次章の変換操作が必要です。

googleフォト 容量 バックアップの画質3種類の違い
LUFTMEDIA編集部作成の解説図

2021年6月1日より前にバックアップした分はどう扱われる?

容量の計算でつまずきやすいのが、過去分の扱いです。2026年9月30日時点の公式ヘルプは「2021 年 6 月 1 日より前に高画質またはエクスプレス画質でバックアップした写真と動画は、Google アカウントの保存容量にカウントされません」と記載しています。

つまり、同じ「高画質(現在の保存容量の節約画質)」でも、その日より前に上げたものと後に上げたものでカウントの扱いが違います。昔から使っている人ほど、「枚数の割に使用量が少ない」ように見えることがあります。

一方、元の画質は時期を問わずカウントされます。公式ヘルプは「元の画質でバックアップした写真と動画は、Google アカウントの保存容量を使用します」と明記しています。さらに「元の画質でバックアップされ、保存容量の節約画質(旧称「高画質」)に圧縮された写真は、Google アカウントの保存容量を使用します」とも書かれています。後から圧縮しても、カウント対象から外れるわけではありません。

自分の写真がどの画質で保存されているかは個別に確認できます。公式ヘルプのヒントには、写真や動画を表示して情報アイコンをクリックし、「詳細」でバックアップの詳細を確認する方法が記載されています。圧縮できないアイテムの場合は、「詳細」に「保存容量の節約画質は使用できません。」と表示されます。

2021年6月1日が境目です。それ以降に上げた分は画質にかかわらず容量を使います。

今の残量と内訳を確認するには?

対処を決める前に、まず現状を見ます。公式ヘルプは、ストレージ管理ツールでできることとして、残りの保存容量を確認する、保存容量を使い切るまでの日数を予測する、削除してクリーンアップできるアイテムを見つける、Google Oneプランで追加の保存容量を購入する、の4つを挙げています。

クリーンアップ目標を使う手順は次のとおりです。ただし公式ヘルプは「クリーンアップ目標は、保存容量の上限を超えている場合にのみ表示されます」と注記しています。

  • デバイスでGoogleドライブ、Googleフォト、Gmailのいずれかを開きます。
  • 「空き容量を増やす」または「ストレージを管理」をタップします。Google Oneストレージ管理ツールが開きます。
  • 上部に、サービスを引き続き利用するためにクリーンアップする必要があるストレージ容量を示すバナーが表示されます。
  • サービスごとの使用量を確認するには「使用状況の詳細」をタップします。
  • 「サービス別にクリーンアップ」で、Googleフォト、Googleドライブ、Gmail、ゴミ箱から対象を選びます。
  • 削除するアイテムを選びます。右にスワイプすると削除対象としてマークでき、左にスワイプすると保持できます。
  • 上部の「確認」をタップし、「削除」→「ゴミ箱に移動」または「完全に削除」をタップします。

削除後の扱いはサービスによって違います。公式ヘルプは、Googleフォトでは削除したアイテムがゴミ箱に移され30日後に完全に削除されること、GoogleドライブとGmailでは削除したアイテムが完全に削除され復元できないことを明記しています。順番を間違えると取り返しがつかないため、ドライブとGmailは慎重に扱ってください。

公式ヘルプは「不鮮明な写真、スクリーンショット、サイズの大きい動画など、削除してクリーンアップできるアイテムを見つける」とも記載しています。思い出の写真から消していくのではなく、まずこの候補から確認するほうが痛みが少なく済みます。

フォトはゴミ箱を経由しますが、ドライブとGmailは即完全削除です。サービスごとに扱いを分けましょう。

googleフォト 容量 残量と内訳を確認してクリーンアップする流れ
LUFTMEDIA編集部作成の解説図

既存の写真を圧縮して空き容量を増やすには?

すでに元の画質で上げてしまった写真は、後から圧縮して容量を減らせます。2026年9月30日時点の公式ヘルプに記載されたパソコンでの手順は次のとおりです。

  • パソコンで photos.google.com にアクセスします。
  • 上部にある設定アイコンから「ストレージを管理」をクリックします。
  • 「空き容量を増やす」で「既存の写真と動画を保存容量の節約画質に変換」をクリックします。

実行する前に確認しておきたい注意が公式ヘルプに書かれています。まず「空き容量を増やすことができるのは 1 日 1 回だけです」という制限です。そして「空き容量を増やしても、次回以降にアップロードする写真と動画の画質は変更されません」ともあります。今後の分まで節約したい場合は、前述の photos.google.com/settings で画質の設定を変える操作が別に必要です。

この変換は画質を下げる操作なので、元に戻せる前提では考えないでください。公式ヘルプは、Googleフォトの無制限ストレージを利用している場合はこの設定が表示されないとも記載しています。表示されない場合は、無理に探すより現在の契約状態を確認してください。

圧縮の対象外になるアイテムもあります。公式ヘルプは「「保存容量の節約画質」の対象にならないアイテムかどうかを確認できます」とし、バックアップの詳細を確認する方法を案内しています。変換しても思ったほど減らない場合は、対象外のファイルが多い可能性があります。

変換は1日1回まで、しかも今後の分には効きません。設定変更とセットで行いましょう。

共有アルバムや共有された写真は誰の容量を使う?

共有まわりは誤解が起きやすい部分です。Googleフォトヘルプ「写真や動画を共有する」は、共有されたアイテムを保存した場合について「共有された写真や動画を保存すると、ライブラリにコピーが保存されます」「保存した写真と動画は、保存容量にカウントされます」と説明しています。

つまり、他の人から共有されたアルバムを「見ているだけ」の状態と、自分のライブラリへ「保存した」状態は別です。保存した時点で自分のアカウントの容量を使います。共有アルバムを開くたびに容量が減るわけではありませんが、気に入った写真を保存し続けると増えていきます。

例外も案内されています。公式ヘルプは保存分のカウントについて「ただし、特定のパートナーとの共有は除外されます」と記載し、パートナーとの共有についての記事を参照するよう案内しています。

あわせて公式ヘルプは、保存したコピーの性質にも触れています。「保存した後に共有元の写真を編集しても、編集内容は保存済みコピーには適用されません」という説明です。保存したものは元の写真とは別物として扱われます。

容量を抑えたいなら、共有アルバムから片っ端に保存するのではなく、本当に手元に残したいものだけを保存するのが現実的です。共有アルバムに参加しているだけなら、自分の使用量には直接効きません。

共有アルバムは「見る」だけなら容量を使いません。保存した分だけが自分の容量に乗ります。

容量を使い切るとどうなる?Google Oneで追加すべきか

まず、使い切ったときに何が起きるかを押さえておきます。2026年9月30日時点の公式ヘルプは「保存容量を使い切ると、新しい写真や動画を保存できなくなります」と記載しています。さらに「保存容量がない状態が 2 年間続くと、Google フォトの写真や動画が削除される場合があります」とも書かれています。

長期間使っていない場合も同様です。公式ヘルプは「Google フォトを 2 年以上使用しないと、写真や動画が削除されることがあります」としたうえで、実施前にメールを送ること、写真や動画が削除される可能性がある場合は少なくとも3か月前に連絡することを説明しています。削除された場合は写真と動画がゴミ箱に移動し、ゴミ箱に30日間保存された後で完全に削除されます。

回避方法も案内されています。公式ヘルプは、Googleフォトをアクティブな状態に保つ最も簡単な方法としてデバイスで使用することを挙げ、写真や動画を探す、他のユーザーと共有する、アルバムやフォトブックを作成する、写真や動画をGoogleフォトに保存する、といった行動を示しています。また「Google One メンバーシップをお持ちでアカウントが良好な状態であれば、写真や動画が削除されることはありません」とも記載されています。Google Workspaceアカウントについては「写真や動画は削除されません」と説明されています。

追加購入を検討する場合の料金は、Google One公式の「プランと料金」で確認できます。2026年9月30日時点の日本向け表示では、Basic(100 GB)が月額290円、Google AI Plus(2 TB)が月額1,450円、Google AI Pro(5 TB)が月額2,900円です。同ページには「すべての Google アカウントには最大 15 GB の保存容量が提供されていますが、この容量は他の Google One プランで提供される総保存容量に含まれます」と書かれており、100 GBプランは15 GBに上乗せされるのではなく、合計が100 GBになる形です。

費用対効果を考えるうえで、共有の可否も判断材料になります。同ページは各有料プランについて「最大 5 人のユーザーとストレージを共有可能」と案内しています。支払い方法は月単位と年単位を選べ、年単位は「最大 16% 割引」と表示されています。家族で1つのプランを使うなら、1人あたりの負担は下がります。

整理すると、判断の順番は次のようになります。まずストレージ管理ツールで内訳を見て、Gmailやドライブが原因なら先にそちらを片付けます。写真が原因で、これから撮る量も多いなら画質設定を見直します。それでも足りず、元の画質を残したい理由があるならGoogle Oneを検討する、という流れです。

参照した公式情報は次のとおりです。

追加購入の前に内訳の確認と画質設定の見直しを済ませると、必要なプランの大きさが決めやすくなります。

googleフォト 容量 容量が足りないときの打ち手
LUFTMEDIA編集部作成の解説図