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Zoomで録画したファイルの保存先は、録画時に選んだ方式で決まります。「このコンピュータにレコーディング」ならWindowsまたはMac内、「クラウドにレコーディング」ならZoomクラウドです。まず方式を判定し、それぞれの場所を探してください。
本記事では、2026年10月15日時点のZoom公式情報を基に、既定フォルダー、Zoom Workplaceデスクトップアプリから保存場所を開く方法、ミーティング履歴に相当するレコーディング一覧、変換前ファイル、保存先の変更、クラウドの保持期間と権限、見つからない場合の検索方法を順番に解説します。画面名はアプリのバージョン、契約、管理者設定によって異なる場合があります。
目次
録画は「コンピュータ」と「クラウド」のどちらに保存した?
最初に、録画方式を切り分けます。Zoomでは、端末へ保存する「コンピュータレコーディング」と、Zoom側へ保存する「クラウドレコーディング」は別の機能です。コンピュータレコーディングをクラウドの画面で探したり、クラウドレコーディングをエクスプローラーやFinderだけで探したりしても見つかりません。
コンピュータレコーディングの特徴
- 録画したWindows・macOS・Linux端末内に保存される
- 無料アカウントを含む対象アカウントで利用できる
- ファイルへアクセスするには、原則として録画した同じ端末を確認する
- iPhone、iPad、AndroidのZoomモバイルアプリではコンピュータレコーディングを利用できない
録画開始時に「このコンピュータにレコーディング」を選んだ場合はこちらです。別のパソコンへZoomでサインインしても、元の端末にある動画ファイルが自動転送されるわけではありません。
クラウドレコーディングの特徴
- Zoomクラウドへ保存される
- 2026年10月15日時点では、対象となる有料アカウントとライセンスユーザーなどの条件がある
- ホストのZoomウェブポータルから確認する
- 共同ホストが録画を開始しても、録画はミーティングホスト側の一覧に表示される
Zoom公式「自分のコンピュータとクラウドレコーディングの探し方」でも、保存場所は録画方式によって異なると案内されています。参加者として録画ボタンを押した場合は、ホストからコンピュータへの録画権限を付与されたのか、共同ホストとしてクラウド録画を開始したのかも確認しましょう。
なお、「オーディオに接続しない」は会議へ音声接続せずに参加する設定であり、録画ファイルの保存場所を決める項目ではありません。本記事では別の問題として扱います。

最初に録画時のメニューが「このコンピュータ」か「クラウド」かを思い出すと、探す範囲を半分に絞れます。

Windows・macOSのローカル録画は既定でどのフォルダーに入る?
保存先を変更していないコンピュータレコーディングは、2026年10月15日時点で次の既定ディレクトリに保存されます。
| OS | 既定の保存先 | 開き方 |
|---|---|---|
| Windows | C:\Users\[ユーザー名]\Documents\Zoom | エクスプローラーで「ドキュメント」→「Zoom」 |
| macOS | /Users/[ユーザー名]/Documents/Zoom | Finderで「書類」→「Zoom」 |
「ユーザー名」はZoomの表示名ではなく、WindowsまたはmacOSへサインインしているユーザーのフォルダー名です。WindowsでOneDriveによる「ドキュメント」のバックアップを有効にしている場合、画面上のドキュメントがOneDrive配下へ移動していることがあります。パスを推測するより、後述するZoomの「設定」から実際の保存場所を確認するほうが正確です。
Zoomフォルダー内には、通常、ミーティングの日時や名称に対応するサブフォルダーが作成されます。その中に映像・音声、音声のみ、チャットなど、録画設定に応じたファイルが入ります。2026年10月15日時点のZoom公式のレコーディングファイル形式では、映像と音声はMP4、音声のみはM4A、保存したチャットは通常chat.txtです。クラウド録画では字幕や文字起こしとしてCC.VTTまたはVTTが生成されることもあります。
MP4が見つからずM4Aだけがある場合は、録画設定で音声のみが生成された可能性があります。反対に、.zoomファイルしかない場合は消失ではなく、変換が完了していない可能性があります。
Macの標準機能で収録した動画はZoomの保存先とは異なります。ZoomではなくmacOSの画面収録を使った可能性がある場合は、LUFTMEDIAのMacで画面録画する方法と保存先も確認してください。

既定フォルダーにMP4がなくても、同じ日時のサブフォルダーやM4A、.zoomファイルまで確認してください。
Zoomの「設定」→「レコーディング」から保存場所を開くには?
ローカル録画の保存先を最短で確認する方法は、Zoom Workplaceデスクトップアプリの設定画面です。2026年10月15日時点の公式手順は次のとおりです。
- 録画に使ったパソコンでZoom Workplaceデスクトップアプリを起動し、サインインします。
- 右上のプロフィール画像またはイニシャルをクリックします。
- 「設定」を選択します。画面構成によっては歯車アイコンから開けます。
- 設定画面で「レコーディング」を選択します。
- 「ローカルレコーディングストレージ」の「保存場所」に表示されたパスを確認します。
- 保存場所の横にある「開く」をクリックします。
「開く」を押すと、Windowsではエクスプローラー、macOSではFinderで現在の保存先が開きます。手入力した既定パスではなく、Zoomが参照している実際のパスへ移動できるため、過去に保存先を変更した記憶が曖昧な場合にも有効です。
Zoom公式「コンピュータレコーディングの管理」では、「保存場所」の横に「開く」と「変更」があり、ネットワークドライブなど端末内に物理的に存在しない場所を指定すると問題が起こる可能性があると説明しています。
設定画面に「レコーディング」が表示されない場合は、スマートフォン版やブラウザ版ではなく、WindowsまたはmacOSのデスクトップアプリを開いているか確認します。組織管理の端末では項目が制限される場合もあるため、アプリの種類が正しければ管理者へ設定状況を問い合わせてください。
Zoomの操作画面を確認する過程で背景やカメラ設定を探している場合は、保存場所とは別メニューです。LUFTMEDIAのZoomの背景設定方法で「ビデオとエフェクト」への順路を確認できます。

パスを目視するだけでなく「開く」を押し、録画に使った端末の実フォルダーへ移動してください。

ミーティング履歴やレコーディング一覧からファイルの場所を確認するには?
フォルダーから探せない場合は、Zoom内のミーティング履歴に相当するレコーディング一覧を確認します。2026年10月15日時点の新しいZoom Workplaceデスクトップアプリでは、ホーム画面やZoom Hubからコンピュータレコーディングへ移動できます。
- Zoom Workplaceデスクトップアプリへサインインします。
- 「ホーム」タブを開きます。
- 日々のミーティングリストの下にある「レコーディングを開く」を選択します。
- Zoom Hubへ移動したら「マイファイル」→「コンピュータレコーディング」を開きます。
- 目的のミーティングへカーソルを合わせ、省略記号メニューから「ファイルの場所を表示」を選択します。
アプリの世代や画面構成によっては、「ミーティング」→「レコーディング済み」に履歴が表示されます。未変換の項目には「変換」が表示されるため、そこから処理を再開できます。名称が異なる場合でも、「レコーディング済み」「コンピュータレコーディング」「マイファイル」を探してください。
Zoomウェブポータルからパスを確認する方法
- ブラウザでZoomウェブポータルへサインインします。
- ナビゲーションメニューの「レコーディングと文字起こし」を開きます。
- 「コンピュータレコーディング」タブを選びます。
- ミーティングのトピック、ID、日時、コンピュータ名、ファイルパスを確認します。
- 対象行の「開く」を選び、求められたらZoomデスクトップアプリを起動します。
ウェブポータルに表示されるコンピュータレコーディングは動画本体ではなく、端末上の場所を示す一覧です。ポータルの項目を削除しても端末内のファイルは残る場合があり、逆に一覧に記録があっても、ファイルを移動・削除済みなら元の場所からは開けません。また、現在使っている端末とは別のパソコンで録画したものは、その録画端末を確認する必要があります。
無料版の会議終了後に変換が始まったケースでは、終了直後にアプリを閉じたことで処理が止まることがあります。無料版の時間条件との違いは、LUFTMEDIAのZoom無料版の時間制限で確認できます。

履歴に項目があれば、表示された「コンピュータ名」と現在使っている端末が同じか確認しましょう。

double_click_to_convertの変換前ファイルしかない時はどうする?
コンピュータレコーディングは、ミーティング終了後に再生用ファイルへ変換されます。途中でパソコンを閉じた、電源を切った、空き容量が不足した、保存先の接続が切れた場合は、MP4ではなくdouble_click_to_convert_01.zoomやdouble_click_to_convert_02.zoomが残ることがあります。
まずZoom Workplaceデスクトップアプリにサインインし、「ホーム」→「レコーディングを開く」→「マイファイル」→「コンピュータレコーディング」と進みます。旧画面では「ミーティング」→「レコーディング済み」です。目的のミーティングに「変換」が表示されていればクリックし、完了するまでアプリとパソコンを終了しないでください。
一覧から変換できない場合は、録画フォルダー内のdouble_click_to_convert_01.zoomをダブルクリックします。ただし、変換中の.zoomファイルは名前を変更しないでください。Zoom公式は、変換中にファイル名を変えると破損して正常に変換できない場合があると案内しています。
ダブルクリックしても変換が始まらない場合
Windowsで「このファイルを開く方法を選んでください」と表示された場合、2026年10月15日時点の公式案内では、C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Zoom\binにあるzTscoder.exeを開くアプリとして選択します。macOSではZoomアプリのパッケージ内にあるTranscodeを利用する公式手順があります。操作を誤ると変換元へ影響するため、先に録画フォルダーを別のローカルフォルダーへ複製し、元データを保持してから作業すると復旧手順をやり直しやすくなります。
Zoom公式「コンピューター録画のトラブルシューティング」では、ディスク容量不足、無効な保存パス、変換中の電源断が代表的な原因として挙げられています。ネットワークドライブや取り外し可能な外付けドライブを使っていた場合は、同じドライブが接続され、以前と同じドライブ文字またはボリューム名で認識されているかも確認してください。

.zoomファイルを見つけたら、削除や改名をせず、Zoom内の「変換」から処理を再開するのが第一候補です。
今後のローカルレコーディング保存先を変更するには?
保存先はZoom Workplaceデスクトップアプリから変更できます。2026年10月15日時点の操作は、「プロフィール画像」→「設定」→「レコーディング」→「ローカルレコーディングストレージ」→「保存場所」→「変更」です。新しいフォルダーを選び、次回の短いテストミーティングで録画と変換が完了するか確認してください。
変更されるのは、原則として変更後に作成するコンピュータレコーディングの保存先です。すでに作成済みの録画が自動的に新しいフォルダーへ移動するわけではありません。過去の録画を整理する場合は、変換完了後のMP4やM4Aなど必要なファイルを移動し、移動先で再生できることを確認します。
保存先に向く場所と避けたい条件
- 利用中のWindowsまたはMacに実在し、書き込み権限があるフォルダーを選ぶ
- 録画時間に見合う空き容量を確保する
- 外付けドライブを使う場合は、録画中から変換完了まで取り外さない
- ネットワークドライブは切断やパス変更の影響を受けるため、事前にテストする
- 同期フォルダーでは、変換中に同期ソフトがファイルを占有しないか確認する
組織のパソコンでは、情報管理規程によってローカル保存や外付けドライブへの保存が禁止されている場合があります。その場合は独断で保存先を変えず、Zoom管理者または情報システム部門が指定する場所を使います。
保存先の変更後は、数十秒のテスト会議をコンピュータへ録画し、終了後に「開く」で新しいフォルダーへ移動できるか、MP4が再生できるかを確認します。設定画面に表示される文字列だけで判断せず、実ファイルの生成まで試すことが重要です。

保存先を変更した日は、短いテスト録画を行い、変換後のMP4を実際に再生してください。
クラウド録画はどこで確認し、保持期間と権限をどう調べる?
クラウドレコーディングはパソコンのZoomフォルダーではなく、Zoomウェブポータルで確認します。自分がホストの録画なら、サインイン後に「レコーディングと文字起こし」を開き、「クラウドレコーディング」から対象の日時またはトピックを探します。管理者は権限があれば「アカウント管理」→「レコーディングと文字起こしの管理」からアカウント内の録画を確認できます。
クラウド録画は処理完了まで再生できません。終了直後に表示されない場合は、処理中の可能性があります。Zoom公式は、48時間を経過しても処理中ならトラブルシューティングを確認するよう案内しています。
「録画したのに自分の一覧にない」場合
- 共同ホストが開始したクラウド録画は、ミーティングホストの一覧を確認する
- 別のメールアドレス、SSO、個人用Zoomアカウントでサインインしていないか確認する
- 管理者が「ホストがクラウドレコーディングにアクセスできないようにする」を有効にしていないか確認する
- 代理ホストの場合は、スケジュール特権と対象ミーティングの所有者を確認する
スケジュール特権のあるユーザーは、代理ホストを務めるミーティングの録画へアクセスし、ダウンロードや共有ができる場合がありますが、削除できないなどの権限制限があります。共有リンクが開かない場合は、リンクの有効期限、パスコード、サインイン必須、同一アカウント限定、指定ドメイン、SSO、許可IPアドレスなどの条件を録画所有者に確認してください。
保持期間は一律ではない
クラウド録画の通常一覧に残る期間を一律の固定日数と考えないでください。2026年10月15日時点では、管理者が「指定日数経過後にクラウドレコーディングを自動削除する」を設定でき、組織ごとに期間が異なります。重要な録画は、所有者または管理者へ自動削除設定を確認し、権限と規程が許す場合に期限前にダウンロードします。
ごみ箱機能が有効な場合、削除されたクラウドレコーディングは原則として削除から30日以内なら復元できます。30日を過ぎると、ごみ箱内のファイルは24時間以内に完全削除されるとZoom公式の録画削除に関する案内に記載されています。ただし、ごみ箱を経由しない設定やユーザー削除など、別の扱いになる条件もあります。
有料アカウントから無料アカウントへダウングレードした場合も注意が必要です。公式案内では、以前のクラウド録画は一定期間アクセスできなくなり、ダウングレード後30日を過ぎると削除対象になります。契約変更を予定している場合は、必要な録画の扱いを事前に管理者へ確認してください。

クラウド録画がない時は、ホストのアカウント、自動削除設定、アクセス制限、ごみ箱の順に確認します。
レコーディングが見つからない時は何の名前で検索する?
最後に、保存方式が分からない場合も含めた検索手順を整理します。むやみにパソコン全体を検索するより、録画日時、拡張子、Zoomの記録を組み合わせると候補を絞れます。
ローカル録画を探す検索語
Windowsのエクスプローラーでは「PC」、macOSのFinderでは検索対象を「このMac」にして、次の語を一つずつ検索します。
*.mp4:変換済みの映像・音声ファイル*.m4a:音声のみのファイルdouble_click_to_convert_01.zoom:未変換の録画*.zoom:ほかの変換前ファイルを含む候補chat.txt:保存されたミーティング内チャット
検索結果は「更新日時」または「作成日時」で並べ替え、ミーティングを行った日付と照合します。一般的なMP4を大量に保存しているパソコンでは、「Zoom」フォルダー、ドキュメント、デスクトップ、ダウンロード、OneDriveなど、可能性の高い場所から範囲を広げます。ファイル名だけで判断せず、同じフォルダーにM4Aやchat.txtがあるかも見てください。
見つからない時の分岐
- Zoomの「保存場所」から開ける:そのフォルダーを日時順に並べ替える。
- 履歴に録画がある:「ファイルの場所を表示」または表示されたパスとコンピュータ名を確認する。
- .zoomファイルだけある:名称を変えず、Zoomの「変換」を実行する。
- 録画した端末が違う:実際に録画したパソコンへ戻って確認する。
- クラウド録画だった:ホストのウェブポータルとごみ箱を確認する。
- どちらにも履歴がない:録画開始操作が完了していたか、会議中に録画中の表示があったかを参加者やホストへ確認する。
コンピュータレコーディングを削除した可能性がある場合は、Windowsのごみ箱またはmacOSのゴミ箱を確認します。クラウドレコーディングの場合は端末のごみ箱ではなくZoomウェブポータルのごみ箱です。保存先を外付けドライブにしていた場合は、そのドライブを接続してから検索してください。
問い合わせる際は、「録画日時」「ミーティングID」「ホストのメールアドレス」「コンピュータ録画かクラウド録画か」「使用した端末名とOS」「Zoom Workplaceのバージョン」「設定画面に出る保存パス」「.zoomファイルの有無」をまとめます。組織アカウントならZoom管理者がクラウドの自動削除設定やアクセス制限を確認しやすくなります。

検索はMP4だけで終えず、M4A、chat.txt、double_click_to_convert_01.zoom、録画端末名まで照合してください。
参照した公式情報
- Zoom Support:自分のコンピュータとクラウドレコーディングの探し方
- Zoom Support:コンピュータレコーディングの管理
- Zoom Support:コンピューター録画のトラブルシューティング
- Zoom Support:クラウドレコーディングの管理と共有
- Zoom Support:コンピュータまたはクラウド録画の削除
- Zoom Support:レコーディングファイルの形式を把握する



